出演・課長・（僕）
　　　　　隣の女・（桜井幸子）

俺・「傷の手当てをしないと、部屋に　来て！」

女・「いえ、たいした事ないですから。」

俺・「いや、結構　血が出てるよ。さあ、来て。」　彼女の手を引いた。


俺・「さあ、これで　大丈夫。」　俺は包帯を縛っていた。

女・「本当にありがとうございました。」　「佐藤さんには　助けてもらって
　　ばっかりね。」　と、すこし笑顔をみせた。

俺・「遅くなったけど、先日は　おでん　ごちそうさま。」

女・「お口に　合いました？」

俺・「ええ、家庭の味に　飢えてたもんで、、おいしかった。」

女・「佐藤さんは　ご家族は？単身　ですか？」

俺・「　ええ、旭川に　家族が　います。単身赴任２年目です。」

女・「あら、あの写真が、ご家族？　綺麗な奥様。」

タンスの上の写真を　見て　幸子が　言った。

俺・「さっきは　立ち入った事聞いて　すみません。」

女・「いいんです。気になさらないで。」　「恥ずかしい所見られちゃった。」

女・「半年前に　別れたんです。パチンコに夢中で、　家にお金入れなく
　　なって、会社のお金にまで　手だして、、それで　愛想がつきて、」

女・「知り合った頃は　優しくて　温泉が好きで、よく連れて行ってくれたわ
　　、、、私、男運がなかったのね。名前は　幸子なのに。」

俺・「自分の事、そんな風に　言うなよ。」　「今にきっといい事あるさ。」

幸子・「ごめんなさい。わたし、、、」

頬に　一筋の涙がつたわった。

　俺は　この女が　いとおしく　思えた。

俺・「ところで、夕飯食べた？」

幸子・「いえ、まだ、、」

俺・「食事に行こう。いや、食事付き合って下さい。」
　　「一人で食べるのも　味気ないし　先日の　お返しに　ご馳走させて。」

幸子・「いえ、そんな、助けてもらったのは、、、」

俺・「いいから！！」　彼女の手を　引いて外へ出た。

エクストレイルの助手席を　開けて　彼女を　乗せた。

俺・「寒いから　鍋の美味しい店で　いいかな？」

幸子・「はい、おまかせします。」

２人を乗せたエクストレイルは　帯広方面に　向かった。

　　　つづく。

今日の　おやつ。（*^_^*）
森永チョコ・プリン。

そして、今日のチョロＱ　ケンメリ・ＧＴＲ
前後のオーバーフェンダーが　迫力。
エンジンルームが　開くよ。