2008年1月22日(火)
帰ってきた、オヤジ達の妄想!!5
出演・課長・(僕)
幸子・(桜井幸子)
俺は幸子を乗せて 街へと 向かった。
大通10丁目の 某保険会社の パーキングへ エクストレイルを停めた。
幸子・「ここは?」
俺・「あぁ、取引先の駐車場なんだ、こうして 名刺を挟んでおけば OK
なんだ。それに、明日は土曜日だし、ココも休みさ。」
車を降りた2人は 大通を渡り 西1条の仲通りへ歩いた。
俺・「ココなんだけど、」
一軒の小料理屋の前で 止まった。
引き戸を開けて 幸子を招いた。中は暖かく ホッとした。
小上がりに 座った。
幸子・「素敵な お店ですね。初めてだわ。」
俺・「去年の夏頃 出来たんだ。キムチ鍋が 美味いんだ。」
俺・「キムチ鍋で いいかな?」 「辛いの 大丈夫?」
幸子・「えぇ、激辛 大好きです。」
俺・「じゃ、キムチ鍋 2人前、それと、何か飲む?」
幸子・「えっ、でも、、」
俺・「飲めるんでしょ。ビールでいいかな?」
幸子・「佐藤さん、車なのに 悪いわ。」
俺・「あぁ~、じゃ、代行で帰ろう。俺も飲む。じゃ、瓶ビール 2本。」
ビールが 運ばれて来た。
俺・「じゃ、とりあえず 乾杯!」 グラスを合わせた。
幸子・「あ~美味しい。」 グラスを 開けた。
俺・「幸子さ、」 言いかけて、「桜井さん、」
幸子・打ち消す様に 「幸子でいいです。」 笑った。
俺・「幸子さん いける 口なんだ。まっ、もう一杯。」 グラスに注いだ。
鍋が運ばれて来た。 フタを取ると 「グツグツ」と、美味そうだった。
幸子が かいがいしく 取り分けてくれた。
俺・「あちっ! でも美味い!」
幸子・「辛っ! でも美味しい~。」
幸子が注いでくれた ビールを一気に開けた。
俺・「今日は もう、飯作る気も無かったから 来れてよかったです。」
幸子・「佐藤さん いつもは ご自分で?」
俺・「いやぁ~ ご飯炊いて、おかずは スーパーの出来合いです。」
幸子・「えらいわぁ~。2年でしたっけ 単身?」
俺・「ハイ、だから、こうして 誰かと飯食うの 久しぶりです。」
幸子は この隣の「佐藤」と言う男が とても誠実に見えて 好感が持てた。
俺は この何処か影のある「幸子」と言う女の時折見せる 眩しそうな笑顔に
心 引かれる感じがした。
妻とは違うタイプの女を感じていた。だから 誘ったのかは、判らない
小一時間が過ぎた。 店を出た。
幸子・「ご馳走様でした。とっても美味しかったです。」
俺・「いや、付き合ってもらって コッチこそ ありがとう。」
俺・「す、少し、お酒でも 飲まない。」 言ってしまった。
幸子・「えぇ。」 小さく うなずいた。
俺・「じゃ、行こう。」 肩に手を回していた。自分でも驚いた。
幸子は何も 無かった様に 少し 寄り添って来た。
俺は もしかして と、期待を持ちつつも 動揺を押さえて 店へ向かった。
つづく。
今日の チョロQ S30フェアレディZ(ラリー仕様)

エンジンルームが 開きます。


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