2008年4月8日(火)
僕とセーラの10の約束
日記×703
猫のマイケルと18年間生活して、猫ライフは一通り分かっているつもりだが、
セーラは5月の連休で3才になる。
我が家にやって来てから、夏で丸3年。
来た頃は4kgの、白目が多い(ロンパちゃん)コロコロコーギーだった。
順調にすくすく育って、1才になる頃までズンズン毎月1kgづつ体重も増えていった。
コーギーにありがちな噛みくせ・吠えくせの事で一時期後悔した事もあったが、今では何とか標準の範囲で、知らない人を噛んだりする心配は失せた。
僕は自営業で、家の隣が仕事場だが、このところ一日の内の半分くらいは外出している事が多い。
マイケルの時もそうだったけど、帰ってくれば玄関まで迎えに来てくれるし、出かける時は一緒に連れて行けと言わんばかりにすがってくる。
「パパはお仕事だから」そう言うと、最近では何となく聞き訳が良くなってきた様にも見受けられるが、同時に寂しそうな仕草も見せるようになってきた。
昨日、僕の好きなテレビドラマ「ネービーファイル」を視て、ドラマの主人公の置かれた状態が何だか自分に良く似ていると思った。
主人公が彼女に「付き合ってみようよ、上手く行くかもしれないよ」
そう言うのだが、彼女はお腹に父親を秘密にしている5ヶ月の赤ちゃんがいる。
彼女は言う「父親が誰かも知らない妊娠した女性と付き合いたいなんて・・・、」
そして彼女の返事は「あなたは即席でもいいから家族が欲しいだけ」
さらに「あなたにとって本当に大切なものが見つかったら、その時はそう言って」みたいな事を言われていた。
なるほど、女性は強いなぁ。
僕は主人公と比べる由もないけれど、適齢期を越えて独身のまま。
ドラマの主人公のように、彼女や子供や親類や家族が欲しくなってしまった。
もちろん僕には母や姉・兄がいるのだけれど、それぞれが家庭を持っていることに比べれば、独身の僕には僕の作った家族はない。
そんなことを思いながら家に帰ると、いつものように車の音を聞きつけて、玄関のドアを開けるとセーラが飛びついてきた。
もしもセーラが言葉を話せたら、「おかえりなさい~」と飛びついてくるのだろう。
母も年老いて、今年は去年のように北海道へヒョイと行けなくなるかもしれない。それは言ってみればセーラを一人にしておけないと言う事だ。
もしも母がいなくなったら、今の僕は本当に「一人ぼっち」になってしまう。
いやいや、一人ぼっちではなくて、セーラと二人っきりだ。
そう思うと、セーラが毎日玄関まで迎えに来る気持が分かってきた。
セーラには僕しかいないんだと。
今の僕にもセーラと母しかいないんだからね。
人の命には限りがあるから、絶対と言う約束は出来ないのだけど、
僕がセーラに出来る約束は、
二人ぼっちになったら、僕が必ずセーラを見送るから、って事。
だってセーラには僕しかいないから。
赤ちゃんから、ちょっとすました大人になって、走りまわっていた頃から、一日中寝て過ごす晩年まで、僕が君の面倒を見てあげる。
だからセーラもパパの側から離れないように。
鼻と鼻をくっつけて、いつも二人で誓い合っている。
残りの9つの約束は、
スリッパ噛むな、とか、郵便配達のお兄さんに吠えるな、とか
大きくなるにつれて忘れてしまえるに違いない(笑
犬は一途で、寂しい時も嬉しい時も側から離れない。
もちろん猫も、鳥も、馬も、家族と呼べる動物達は皆可愛い。
今はただ、皆が出来るだけ健康で過ごせたら、と願っている。
桜も満開になった。
明日は雨だろうけど、晴れたらセーラをボーイフレンドの三四郎に会わせてやろう。
お休みなさい!
セーラは5月の連休で3才になる。
我が家にやって来てから、夏で丸3年。
来た頃は4kgの、白目が多い(ロンパちゃん)コロコロコーギーだった。
順調にすくすく育って、1才になる頃までズンズン毎月1kgづつ体重も増えていった。
コーギーにありがちな噛みくせ・吠えくせの事で一時期後悔した事もあったが、今では何とか標準の範囲で、知らない人を噛んだりする心配は失せた。
僕は自営業で、家の隣が仕事場だが、このところ一日の内の半分くらいは外出している事が多い。
マイケルの時もそうだったけど、帰ってくれば玄関まで迎えに来てくれるし、出かける時は一緒に連れて行けと言わんばかりにすがってくる。
「パパはお仕事だから」そう言うと、最近では何となく聞き訳が良くなってきた様にも見受けられるが、同時に寂しそうな仕草も見せるようになってきた。
昨日、僕の好きなテレビドラマ「ネービーファイル」を視て、ドラマの主人公の置かれた状態が何だか自分に良く似ていると思った。
主人公が彼女に「付き合ってみようよ、上手く行くかもしれないよ」
そう言うのだが、彼女はお腹に父親を秘密にしている5ヶ月の赤ちゃんがいる。
彼女は言う「父親が誰かも知らない妊娠した女性と付き合いたいなんて・・・、」
そして彼女の返事は「あなたは即席でもいいから家族が欲しいだけ」
さらに「あなたにとって本当に大切なものが見つかったら、その時はそう言って」みたいな事を言われていた。
なるほど、女性は強いなぁ。
僕は主人公と比べる由もないけれど、適齢期を越えて独身のまま。
ドラマの主人公のように、彼女や子供や親類や家族が欲しくなってしまった。
もちろん僕には母や姉・兄がいるのだけれど、それぞれが家庭を持っていることに比べれば、独身の僕には僕の作った家族はない。
そんなことを思いながら家に帰ると、いつものように車の音を聞きつけて、玄関のドアを開けるとセーラが飛びついてきた。
もしもセーラが言葉を話せたら、「おかえりなさい~」と飛びついてくるのだろう。
母も年老いて、今年は去年のように北海道へヒョイと行けなくなるかもしれない。それは言ってみればセーラを一人にしておけないと言う事だ。
もしも母がいなくなったら、今の僕は本当に「一人ぼっち」になってしまう。
いやいや、一人ぼっちではなくて、セーラと二人っきりだ。
そう思うと、セーラが毎日玄関まで迎えに来る気持が分かってきた。
セーラには僕しかいないんだと。
今の僕にもセーラと母しかいないんだからね。
人の命には限りがあるから、絶対と言う約束は出来ないのだけど、
僕がセーラに出来る約束は、
二人ぼっちになったら、僕が必ずセーラを見送るから、って事。
だってセーラには僕しかいないから。
赤ちゃんから、ちょっとすました大人になって、走りまわっていた頃から、一日中寝て過ごす晩年まで、僕が君の面倒を見てあげる。
だからセーラもパパの側から離れないように。
鼻と鼻をくっつけて、いつも二人で誓い合っている。
残りの9つの約束は、
スリッパ噛むな、とか、郵便配達のお兄さんに吠えるな、とか
大きくなるにつれて忘れてしまえるに違いない(笑
犬は一途で、寂しい時も嬉しい時も側から離れない。
もちろん猫も、鳥も、馬も、家族と呼べる動物達は皆可愛い。
今はただ、皆が出来るだけ健康で過ごせたら、と願っている。
桜も満開になった。
明日は雨だろうけど、晴れたらセーラをボーイフレンドの三四郎に会わせてやろう。
お休みなさい!
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