2009815(土)

毎年8月15日に思うこと

日記×703

毎年のように8月15日にはNHKで終戦記念日に関連した討論番組がありますね。

今日もつい先まで見ていました。


番組を見終えて先ず思ったのは、年々平和に対する考え方、つまりその尊さが薄らいで行くように感じました。

もしも今日が昭和25年8月15日なら、今日テレビで見たような意見や議論は無かったように思います。

どんな意見が交わされていたか?

それは戦争を知らない世代が平和について論議すれば、やはりなんだかかみ合わない議論ばかりが戦わされるような違和感を感じてしまう、そんな内容です。



まず、ちょっとしたケチをつけますね。

会場を埋めた参加者、学者や評論家といった肩書きを持ってない人がほとんどなのに、やったらしゃべるんですよね、それも一歩も引かない持論を。
つまり、仕込みの参加者ばっかりじゃないかと。
NPOだとかNGOだとか、活動が生業になってるような人や、そういう就職先を目指してる学生の就職活動みたいな番組だと。
やらせじゃないけど、仕込みはイカンと思う。

今日の討論は日本が核武装すべきか否かでしたが、広島長崎の被爆を考えれば日本は持つべきではない派と、北朝鮮はもちろん中国やロシア、インド・パキスタンが持ってる事を考えれば核武装もやむなしではないか、という2論に割れました。

あなたはどう思いますか?

僕は話の腰を折るようで申し訳ないけど、核武装の話の前に、日本という国が主権をしっかりと他国に対して主張出来ない弱腰の所を先ず何とかしなければいけませんよ!って言いたいです。

今の若者に、先の大戦で原爆を始め国土を焦土と化した経験がまったく忘れ去られている現状を鑑みれば、彼らがよりどころとする憲法9条やその不戦平和主義がいかに賞味期限の切れたスローガンか、誰が考えても分かると思う。

中国や韓国との領土問題や北方4島問題も、日本は正論をぶっても、ひょっとして軍事衝突があるかと思うと、結局やりたいようにやられておしまい。

結局は憲法改正を行って、もう一度日本国民自身が9条を含めた国防安全問題に国家的な総意を集約させる事無しに、他国との外交問題、特に国防に関する難しい問題に対処できる力が日本には無いと言わなければならない、と思うのですが。

誰だって戦争嫌いですよね。

でも、文化も教育違う2国間が紛争を起こせば、戦争は起こるかもしれないし、互いに相容れない状況が続けば理想論なんて意味を持ちません。イスラエルと中東諸国の問題みたいにね。

誰もが忘れてはいけない、日本人のアイデンティティーみたいなものが8月15日正午の黙祷だと、僕は考えます。









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maikyon
私は富山県在住で、知人が帯広に居り、とても親しみを持ってこれまで拝見させていただいておりました。富山の話なども織り交ぜながら、楽しく十勝とお付き合いさせていただこうと思っています。どうぞよろしくお願いします。
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