今日１４日は僕にとって大切な日です。



毎月この日が近づくと、バラの花を３本、コーギー犬の三四郎がお店番をしている花屋さんで買ってきます。


３本のうち、一本は写真の前に、一本は玄関に、そして一本は僕の部屋の一輪差しに。










僕は、ビワさんと呉服屋のでぶ旦那さんみたいな霊能者がやっている番組が嫌いです。事実かどうか、信じるかどうかの問題じゃなくて、

私の心が許さんだけです。






一昨日、夜が明けたばかりの頃、うちのセーラが珍しく早起きしてワンワン鳴いています。真冬に戻ったような寒さのせいか、早く目が覚めてしまったのかも。

ちょうどトイレに起きた母が、何を思ったものか、居間と寝室の仕切りをその日に限って外したままセーラを出してしまいました。

セーラは真っ直ぐに寝室に走ってくるや、僕の布団にもぐりこんできたのです。冷たくて濡れた鼻で強引に僕の懐に潜り込むと、腕枕をしてスヤスヤ眠り始めたのです。











数年前まで、冬の夜はいつもそんな風に眠るのが当たり前だったのですが、抱き寄せて、手足を触りながら眠る感触は、忘れていた記憶を呼び覚ますに充分でした。
寝息も聞こえないほど、死んだように眠るセーラが心配になって、さすって起こしたほど。

普通の人ならとっく起きていなけりゃならない時間まで、二人で眠り込んでしまいました。

ご飯食べる？の一言で起きて部屋に戻って行ったセーラ。











それからは何事もなく普段と変わらない一日が過ぎました。

以前日記にも書きましたが、セーラとマイケルは同じ誕生日。

調べて引き取った訳でもなく、偶然に驚きました。

次の日からは、布団に入り込もうとしません。

その日だけが特別だったようです。

僕の気持を知ってか知らずか、ちょっとだけサービスしに帰ってきたのか、

上手く説明が出来ないのだけれど、

きっと心はあるのだな、そう思ったら、改めて一人じゃないんだと、

気づかされた次第です。

見えないものが見えるときがある、聞こえない声が聞こえる時がある、触れることの出来ないぬくもりに包まれる時がある。

そんなことを信じて毎日が無事過ごせたら充分幸せです。