2012924(月)

慰安婦問題の後味の悪さ

日記×703

僕の世代だと、実際に戦争に行ってきた親類がいて、直接当時の様子を聞くことが出来ました。
戦争と言う特殊な状況下で、映画に出来ないような惨状をたくさん聞かされています。

五木寛之の青春の門で描かれた満州からの引き揚げの際に敗走する日本人女性を襲ったソ連兵による強姦・暴行陵辱は今も事実として横たわっている。

もちろんソ連兵だけではなかったのだ。

そして、敗戦国ドイツにおけるソ連兵のドイツ女性に対する同じような暴行陵辱も、紛れもない事実である

話は元に戻るが

おそらく戦地で、明日は生きてるか解らない毎日を過ごす若者が、今の時代のように若くしてセックスを経験してるわけじゃないから、死ぬ前に一度でもいいから女性を抱きたいという欲求の元、慰安所に行く兵隊はたくさんいたと思うし、人身売買や公娼制度があった日本ですから、半ば無理矢理借金のかたに連れて来られた女性もいたでしょう。

日に4~5人ならともかく、公衆電話に並ぶ長い列のように男達が待っていた事を思うと、どう思えばいいかわからなくなります

日本も朝鮮も中国も、みんなそういう理不尽な状況を抱えての戦争だったはずです。

しかし、先に挙げたいろいろな被害加害混ざり合った事実を時間をかけて飲み込んだ我々にとっても

韓国の主張はあまりにも国家的な規模での要求が強すぎますね。これでは多くの日本人が受け入れられません。

1990年代のボスニア・ヘルツェゴビナ紛争では、3つの異なる民族が二つに割れて内戦になりました。その時に、すでに90年代という近代においても、民族浄化という恐ろしい発想の元に、セルビア人がイスラム教徒を強姦し妊娠させた事実があります。そうやって生まれた子供は2万とも3万とも言われています。

確かに日本人は過去のおぞましい歴史に眼を背けたい気持ちが強いでしょう。そのために戦後は不戦の誓いを立てて模範となるべく教育も文化も世界に誇れる国つくりを行なってきました。

でも、いまこうやって中韓から攻め立てられるのは、少なくともこれまでの日本に対する評価が落ちたから、過去の日本人と重なって見える姿に怒りを覚えているのかもしれない。

先日、滋賀県が日本で一番痴漢発生率が高い理由として女子高校生のスカート丈が日本で一番短いことが原因だと書かれてあったが、

この恥すべき状況を省みずして中韓を非難するには、どうも後味の悪さを感じてしまうのは、少し考えを広げすぎだろうか

過去の慰安婦問題に心血注ぐなら、今まさに起きている北朝鮮拉致事件の解決を急がずして

政治が何の汗をかくのだろう?

政治家なら血の小便流して国民を守れ、命をかけて他国と向き合え。


それが野田でいいのか?






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私は富山県在住で、知人が帯広に居り、とても親しみを持ってこれまで拝見させていただいておりました。富山の話なども織り交ぜながら、楽しく十勝とお付き合いさせていただこうと思っています。どうぞよろしくお願いします。
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