2010年11月9日(火)
スキャッとしたい口三味線
フリー×15
Hi みんな。
昨日体育教師をしている親友の大島からメールが来た。
それはこんなメールだった。

メールでチャラララ書いたって、わっかるわけねー。
しかも、急ぎって。
腹もたったが、最近電話もしてなかったので、電話することにした。
電話口で大島は、「やっぱわからなかったか!」と言って笑い、
リズムをつけて、
「チャラララ ラーラーラー チャラララ ラーラーラー」と歌った。
それは、「月の法善寺横丁」の
「包丁一本~ サラシに巻いてぇ~」のフレーズだったから、
ああ、それならその曲だぞって教えたわけだ。
もっとメールの書きようがねーもんかなぁーと思って、
そのスキャットというか、口三味線というか、擬音語みたいなものを
並べてみたんだ。
「チャラララ ラーラーラー チャラララ ラーラーラー」
「包丁ぉ 一本~ サラシに 巻いてぇ~」
なるほど。たしかにこれは「チャララ系」がいいわな。
と妙に納得してしまったわけだ。
考えてみれば、「アレ!あの曲なんってゆー曲だっけ?」
と旋律だけは思い出せるが、曲名や歌詞が出てこないことがよくある。
そこで、普通の人は、相手に対し、スキャットで歌うわけだ。
ところが、脳内で巡る旋律をスキャットしても、相手にはちんぷんかんぷんだったりする。
「あのさ、あれ「ラーラーラー ラーラーラ」ってやつなんだっけ?」
人前でスキャットするのっては、けっこう恥ずかしいものなので、
伸ばす音が足りなかったり、抑揚が中途半端だったりする。
こうなると、音痴とか抜きにしても、言い当てることができないのは良くあることだ。
そうすると、スキャットではなく他のヒントとなる情報も言ってもらうわけだ。
「あのさ、キムタクのドラマの終わりの唄だよ」
「あぁー、それなら○○だべ!」
「そぉーだ!そぉーだ!○○だ。あーやっとスッキャっとしたわ!」
「ちょっと、お前もう一度その唄をスキャッとしてみろよ」
「ラーラーラー ラーラーラー」
「うーん。まぁ、そんな感じだけど・・・」
分かったお前はスキャッとしたかもしれんけど、
聞いてるこっちはスキャッとしない。
オレはこのとき、曲によってフィットするスキャットする「音・・というか文字」が
あるのではないかと考えていた。
たとえば、このスキャットはなんという曲だろう。これは「ル」でいくぜ。
♪ルーールルルーーー ルーールルルー♪
「ルルル」に先入観があると、雪原にたたずむ蛍と五郎の顔しか思い浮かばない。石を投げた純、純を殴った五郎。夜の黒に映えた白い息。振り向いてギャンと鳴くキタキツネ・・・・もういいか。
このルルルーはオレの脳内では、由紀さおりの「夜明けのスキャット」をイメージしていた。
・・・というより、夜明けのスキャットはそのまんま「ルールルルー」という
スキャットの歌詞なのだから、これはそのまんま歌詞なのだw
この曲についてのスキャットは「ル」でしかない。
この曲はどうだろうか?
♪ルールルッ ルルル ルールルッ
ルルル ルールールールー ルールルッ♪
これも、上の由紀さおりの唄と同じく、このまんま歌詞なのだw
これは、「徹子の部屋」のテーマソングだ。
まぁ、この曲も「ル」でしかない。サビで「ラ」に変わる。
そのまんまはもうしないから、
この曲はどうだろう。次は「テンテケ」でいく。
♪テンテケ テケテケ テンテンテーン
テンテケ テケテケ テンテンテーン♪
そうだ。正解だ。
これは、NHKの「今日の料理」のテーマ曲だ。
楽器は木琴だろうか?
それでは逆に、ブルースブラザーズのテーマ曲はどのような音で表現すべきだろう?
オレは、「デレ」と「パ」だな。
♪デレレ デーレレレ デレレ デーレレレ・・・
パァーパラッパッ パラララ パーパラッパ♪
8時だよ全員集合のコントの終わりのテーマは「チャララ」だ。
♪チャッチャラ チャッチャラチャッチャ
チャッチャラチャッチャ チャッチャララー♪
ドリフの大爆笑の「だめだこりゃ」の後の曲はこんなバリエーションだ。
♪デェーレーレー デンデン♪
♪テッテレッテッテー ドーン♪
♪ズッチャッチャ ズチャッチャ ズチャチャーーン♪
♪ズチャッ ズン♪
果たして、伝わっているだろうか。
オレの脳内に巡っている旋律と、みんなの旋律は一致しているだろうか?
そこで、オレの言いたいことだ。
「スキャットの音や文字は、曲によって考えて選べ!」ということなんだ。
まず、トランペットやコルネットのような高い管楽器は、「パ」だ。
上のブルースブラザーズのテーマ、グレンミラなんかは「パ」がいい。
いま一つは、童謡や歌詞が付いている唄は、「ラ」「ラン」だ。
カモメの水兵さんは
♪ランランラーン ララララン♪
もちろん三味線は「ベン」だ。
松村和子の「帰ってこいよ」のイントロは
♪ベン ベン ベベンベン-ンベン
ベケベンベケベンベン♪・・・わけわからんくなってきた
トランペットの「パ」もそうだが、三味線の「ベン」も
スキャットというよりは楽器に対応する擬音語だな。
歯切れの良い曲は「テン」
ゆったりした曲は「ポン」サティのあの曲のような。
そして、オレの最大のおすすめは「デ」「デレレ」なんだ。
今まで出てきたすべての曲は「デレレ」で出来る。
「あーあー」とか「ラーラー」とか歌うのは照れくさいんだよ。
「ルールー」とか「ナーナー」は気取ってるんだよ。
「テケテケ」とか「ズッチャチャ」とか「パッパラ」は楽器を選ぶんだよ。
「あ」とか「ラ」はちょっとよそ行きの声をだす必要があるし、
声が裏返ることもある。だから、スキャットする前に咳払いの一つも
したくなるんだ。
その点地声でできる「デレレ」は半分冗談臭くスキャットできるし、高音にも低音にも合う。
だから、みんながスキャットする場合は「デレレー」で行こう!
さぁ!みんなで、「北の国から」のテーマソングを「あ」ではなく、
「デレレ」で唄ってみよう!
♪デェーレーーーー レレレレレーレ
デェレー レレレレレー♪
どうだい?気分もスキャっとしただろ?
なおさら、モヤモヤしたって!?
ばーい。
昨日体育教師をしている親友の大島からメールが来た。
それはこんなメールだった。

メールでチャラララ書いたって、わっかるわけねー。
しかも、急ぎって。
腹もたったが、最近電話もしてなかったので、電話することにした。
電話口で大島は、「やっぱわからなかったか!」と言って笑い、
リズムをつけて、
「チャラララ ラーラーラー チャラララ ラーラーラー」と歌った。
それは、「月の法善寺横丁」の
「包丁一本~ サラシに巻いてぇ~」のフレーズだったから、
ああ、それならその曲だぞって教えたわけだ。
もっとメールの書きようがねーもんかなぁーと思って、
そのスキャットというか、口三味線というか、擬音語みたいなものを
並べてみたんだ。
「チャラララ ラーラーラー チャラララ ラーラーラー」
「包丁ぉ 一本~ サラシに 巻いてぇ~」
なるほど。たしかにこれは「チャララ系」がいいわな。
と妙に納得してしまったわけだ。
考えてみれば、「アレ!あの曲なんってゆー曲だっけ?」
と旋律だけは思い出せるが、曲名や歌詞が出てこないことがよくある。
そこで、普通の人は、相手に対し、スキャットで歌うわけだ。
ところが、脳内で巡る旋律をスキャットしても、相手にはちんぷんかんぷんだったりする。
「あのさ、あれ「ラーラーラー ラーラーラ」ってやつなんだっけ?」
人前でスキャットするのっては、けっこう恥ずかしいものなので、
伸ばす音が足りなかったり、抑揚が中途半端だったりする。
こうなると、音痴とか抜きにしても、言い当てることができないのは良くあることだ。
そうすると、スキャットではなく他のヒントとなる情報も言ってもらうわけだ。
「あのさ、キムタクのドラマの終わりの唄だよ」
「あぁー、それなら○○だべ!」
「そぉーだ!そぉーだ!○○だ。あーやっとスッキャっとしたわ!」
「ちょっと、お前もう一度その唄をスキャッとしてみろよ」
「ラーラーラー ラーラーラー」
「うーん。まぁ、そんな感じだけど・・・」
分かったお前はスキャッとしたかもしれんけど、
聞いてるこっちはスキャッとしない。
オレはこのとき、曲によってフィットするスキャットする「音・・というか文字」が
あるのではないかと考えていた。
たとえば、このスキャットはなんという曲だろう。これは「ル」でいくぜ。
♪ルーールルルーーー ルーールルルー♪
「ルルル」に先入観があると、雪原にたたずむ蛍と五郎の顔しか思い浮かばない。石を投げた純、純を殴った五郎。夜の黒に映えた白い息。振り向いてギャンと鳴くキタキツネ・・・・もういいか。
このルルルーはオレの脳内では、由紀さおりの「夜明けのスキャット」をイメージしていた。
・・・というより、夜明けのスキャットはそのまんま「ルールルルー」という
スキャットの歌詞なのだから、これはそのまんま歌詞なのだw
この曲についてのスキャットは「ル」でしかない。
この曲はどうだろうか?
♪ルールルッ ルルル ルールルッ
ルルル ルールールールー ルールルッ♪
これも、上の由紀さおりの唄と同じく、このまんま歌詞なのだw
これは、「徹子の部屋」のテーマソングだ。
まぁ、この曲も「ル」でしかない。サビで「ラ」に変わる。
そのまんまはもうしないから、
この曲はどうだろう。次は「テンテケ」でいく。
♪テンテケ テケテケ テンテンテーン
テンテケ テケテケ テンテンテーン♪
そうだ。正解だ。
これは、NHKの「今日の料理」のテーマ曲だ。
楽器は木琴だろうか?
それでは逆に、ブルースブラザーズのテーマ曲はどのような音で表現すべきだろう?
オレは、「デレ」と「パ」だな。
♪デレレ デーレレレ デレレ デーレレレ・・・
パァーパラッパッ パラララ パーパラッパ♪
8時だよ全員集合のコントの終わりのテーマは「チャララ」だ。
♪チャッチャラ チャッチャラチャッチャ
チャッチャラチャッチャ チャッチャララー♪
ドリフの大爆笑の「だめだこりゃ」の後の曲はこんなバリエーションだ。
♪デェーレーレー デンデン♪
♪テッテレッテッテー ドーン♪
♪ズッチャッチャ ズチャッチャ ズチャチャーーン♪
♪ズチャッ ズン♪
果たして、伝わっているだろうか。
オレの脳内に巡っている旋律と、みんなの旋律は一致しているだろうか?
そこで、オレの言いたいことだ。
「スキャットの音や文字は、曲によって考えて選べ!」ということなんだ。
まず、トランペットやコルネットのような高い管楽器は、「パ」だ。
上のブルースブラザーズのテーマ、グレンミラなんかは「パ」がいい。
いま一つは、童謡や歌詞が付いている唄は、「ラ」「ラン」だ。
カモメの水兵さんは
♪ランランラーン ララララン♪
もちろん三味線は「ベン」だ。
松村和子の「帰ってこいよ」のイントロは
♪ベン ベン ベベンベン-ンベン
ベケベンベケベンベン♪・・・わけわからんくなってきた
トランペットの「パ」もそうだが、三味線の「ベン」も
スキャットというよりは楽器に対応する擬音語だな。
歯切れの良い曲は「テン」
ゆったりした曲は「ポン」サティのあの曲のような。
そして、オレの最大のおすすめは「デ」「デレレ」なんだ。
今まで出てきたすべての曲は「デレレ」で出来る。
「あーあー」とか「ラーラー」とか歌うのは照れくさいんだよ。
「ルールー」とか「ナーナー」は気取ってるんだよ。
「テケテケ」とか「ズッチャチャ」とか「パッパラ」は楽器を選ぶんだよ。
「あ」とか「ラ」はちょっとよそ行きの声をだす必要があるし、
声が裏返ることもある。だから、スキャットする前に咳払いの一つも
したくなるんだ。
その点地声でできる「デレレ」は半分冗談臭くスキャットできるし、高音にも低音にも合う。
だから、みんながスキャットする場合は「デレレー」で行こう!
さぁ!みんなで、「北の国から」のテーマソングを「あ」ではなく、
「デレレ」で唄ってみよう!
♪デェーレーーーー レレレレレーレ
デェレー レレレレレー♪
どうだい?気分もスキャっとしただろ?
なおさら、モヤモヤしたって!?
ばーい。
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