フリー(15)


20151111(水)

きっとこの世のすべての人たちが


歩きながらぷっぷっぷって♡



2015916(水)

五十嵐浩晃


五十嵐浩晃

おまえらに五十嵐浩晃について教えてやる。

五十嵐浩晃は北海道出身のシンガーソングライターで、1980年にスプライトのCMソング「愛は風まかせ」でデビューしている。五十嵐23歳の時である。

五十嵐は苫小牧市出身ということになっているが、美唄で生まれ、歌志内が本籍、苫小牧西小学校、月形中学校、月形高校を経て、静内高校に転校する。五十嵐の父(ライブではペガサスの父と呼ばれている)は高校の体育教師で転勤族だったのだ。

静内高校の学祭で歌った自作ソング「昆布とりの歌」が大ウケ。これが五十嵐の道を決定づける。五十嵐はこのとき以来、「コンブ」と呼ばれるようになる。当時森川正太外部リンクは「ワカメ」と呼ばれていたが、、よれよれのワカメよりも、ゆうひが丘の総理大臣外部リンク第33話の山田巡査役の森川正太は本当に魅力的だった・・・・・。

話を戻すと、静内高校を卒業した五十嵐は一浪後に札幌の北星学園大学に入学。先輩とバンド「ブリージー」を結成。札幌の文化屋などのライブハウスで人気を得る。当時からメモリーグラスの堀江淳(ちなみに堀江淳のブログ外部リンクはお湯割りをください)とはライバル関係。また同ライブハウスで活動していた蠣崎弘、境長生、横山輝一など現在も地味ではあるが活動している本物のミュージシャンたちと同じステージに立っていたのだ。

その後CBSソニーのコンテストで「恋いのピリオド」のちの「ディープパープル」で賞を取り、「愛は風まかせ」でデビューとなる。これがスプライトのCMソングとなり、スプライトのあの緑色のビンのようにさわやかな歌声と外見で、少しずつ人気が出て、1981年の3曲目のシングル「ペガサスの朝」でザベストテンに出場。5位か4位ぐらいにまでなり、誰もが知る存在となるわけだ。

そして4曲目のシングル、「ディープーパープル」は、もうすぐベストテンの14位ぐらいまでなるが、残念ながらランクインせず。しかし、ファンならずともだれもが認めるこの名曲は、多くのシンガーにカバーされることになるのだ。

その後想い出のサマーソング、ビコーズ、そよ風の頃など、いまいちヒットしなかったのだが、人気はある程度維持していたんだ。ところが五十嵐はその後、胃か腸に穴が開いちゃう病気にかかり、長期離脱。

その後ソニーからアポロンに移籍。大人のサウンドに変わり、アルバムを7枚出す。シングルでは、「街は恋人」「君の生き方をつらぬいて」「明日またあの場所で」などそこそこにヒットを飛ばす。そして現在はミュータウンレコードに所属。2012年に20年ぶりとなるアルバム「Breezy」をリリース。北海道を中心に全国でもライブをやって、精力的にミュージシャンとしての活動を続けているのだ。

近年十勝では2011年から毎年ホーリーズでライブが行われ、俺は毎年行っているのだ。小学生の頃ザベストテン、夜のヒットスタジオで聞いていた曲から、最近の曲まで幅広くやってくれる。弾き語りは本当にすばらしくいい。そしてMCが爆笑ものなのである。

その五十嵐が9月19日(6:30会場7:00開演)にホーリーズに来て、ライブをするわけである。先ほどイベンターの宗りんに聞いたところ、まだ席があり、当日に来ても大丈夫だろうということだ。五十嵐を囲んで打ち上げもあるらしい。連休のアタマ、昔好きだった五十嵐のサウンドに触れてみてはどうだろうか。
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2014317(月)

不合格だった君へ


不合格ってことはだね、上のレベルにチャレンジしたってことなんだぜ!



人生賭けてそれを経験した人は少ない。
その分絶対成功すると思う。ホントだよ。



201422(日)

旅サラダ


旅サラダ

おまえらに旅サラダについて教えてやる。

まず、俺が言いたいことを先に言おう。「旅サラダ」という番組の最大の見どころのことだ。
最大の見どころ、それは、神田正輝のワイプ。これにつきる。

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なんとなくついている番組なのである。旅サラダは。
なんとなく土曜の朝8時にこの番組にチャンネルが合わされて
ぼくらは旅サラダを見ながら、「え?もう土曜日かぁ~ 一週間早えぇ~な~」と言うのである。

正式名称を教えてやる。「朝だ!生です旅サラダ」ってんだ。

旅サラダのスタートの10分は、隔週で勝俣州和のコーナーと三船美佳のコーナーがかわりばんこにある。勝俣のコーナーは「俺のひとっ風呂」というんだ。地方に行って、行き先が決まっているくせに、わざとらしく「チョメチョメができる風呂ってどこですか?」と地元の人に尋ねて、2件ほどお店に寄り道して、風呂に入るコーナーだ。

チョメチョメといえば、山城新伍だが、ダチョウ倶楽部の竜ちゃんのモノマネは最高だな。

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勝俣については、レポートから司会からひな壇から何でもこなせるタレントであるのだが、やはりレポートもうまい。ただし、勝俣は昔の「シャー!」というキャラでは、もはやない。彼は本当に優秀なツッコミで、レポートする相手がボケたじいさんとかなら、その矛盾をついていいツッコミをするのだ。ところが、相手がかなりまともな人なら、勝俣の味は出ない。ウド鈴木や高田純次の方がいい。

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三船美佳の「おでかけご飯」も、風呂か食事かの違いで大きな差はない。行き先が首都圏が多いような気はするけど。

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三船美佳の一番の役割は、「おいしそぉ~」、「たべたぁ~い」という顔をして、声を上げ、番組を盛り上げる係である。この係は実は大切で、彼女がいないことを想像すると、やはり寂しいのだ。林屋パー子に近い。ただ、表情は豊かなのだが、彼女の顔のバリエーションはきわめて少ない。主に以下の顔をしながら、うらやましいというコメントをするのだ。

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そして、向井亜紀が「次はラッシャーさんのコーナーです」と言うんだ。
そしたら、俺はテレビの前で「待ってました!」といって、手をたたくんだ。

この番組は生放送なんだけど、本当の生放送としての価値があるのは、ラッシャー板前のコーナーだけなんだ。もちろんスタジオも生だけど、編集されたVTRを見ているだけだから、最もリスキーなのは、このラッシャーのコーナーだけなんだ。

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この旅サラダという番組のメインは、次のゲストが日本国内を旅するコーナーなんだけど、神田のワイプ的には、ラッシャーのコーナーがメインとなる。だから、このコーナーを待っていたのだ。神田のワイプがとてもバリエーションが豊かになるんだ。もはや、神田おじいちゃんの顔芸コーナーと言っても過言ではないんだ。

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神田おじいちゃんは魚や海の幸が大好きなんだろう。ラッシャーが旬のごちそうを紹介して、箸をでつまんで、口に入れるまでの間に、神田じいちゃんの顔が微妙に変化して、二十面相となる。もはや、中国伝統の早替え仮面みたいだ。

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向井亜紀、勝俣、三船、どれも表情は豊かなメンバーだが、その表情の多様性、微妙な心情の表現という意味では、神田の足下にも及ばない。

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そして、ラッシャー。ラッシャーのコーナーは、日本全国を回って、地元のウマイ素材を地元の人に作ってもらうコーナーで、主に野外にテーブルを出してやるもんだから、宮川大輔の青空レストランのようだけど、それは逆でラッシャーのコーナーの方が遙かに歴史があり、15年間も続いているのに対し、宮川の番組は高々4,5年なのである。

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しかもラッシャーのコーナーは生放送。生だけに、段取りがものすごく出来ていて、ラッシャーの動き、テーブルや人の配置、地元の人の受け答え、すべてに関してかなり練習している感があるんだ。

なんといっても、ラッシャーの気合いが入っている。彼はおそらくこの旅サラダの生放送を中心にスケジュールを組んでいるのではないか?旅サラダ以外にテレビではあまり見かけないが、1週間の中のこの生中継の10-20分間に、彼のキャリアが遺憾なく発揮されている。

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 ラッシャーのコーナーは勝俣がとても良く笑う。わざとらしいぐらい。おそらく芸人ラッシャーを笑い声で助けているのだと思う。中継ではおそらくラッシャーはイヤホン1つでスタジオとの会話のやりとりをし、様子をうかがっているはずだから、わかりやすい大きな笑い声は間をとる上でも、やりやすいのだと思う。

ラッシャーはスタジオの会話が終わったいいタイミングで話し出さなくちゃいけないから、そのタイミングを取るときに「うん」という。この「うん」は、なんとなく見ていればスタジオへの返事に聞こえるのだが、良く見ればラッシャーの間の取り方なのだと分かる。この「うん」にラッシャーの必死さ、がんばりがみてとれるのだ。


まだまだ写真がたくさんあるのだ。今日はこの辺でやめておく。予定をかえて、次回も旅サラダ写真館。



2014126(日)

プチプランス(3)


「本当に大切なものは、目に見えない」

目にみえない大切なものを「さがすんだ」というメッセージが星の王子様だと思う。それがあったら、それがたとえ小さな一部でも、全体がすきになるし、それを連想させるものでさえ、美しく見える。

そして「星」、これは「目に見えない大切なもの」、そして「こころ」の象徴だと思う。

大きくなって星を覆ってしまう悪い存在として描かれているバオバブの木、これは「こころ」のマイナスの部分、嫌悪、嫉妬、恐怖、不安、怒り、憎しみだと思う。

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※このエントリーの挿絵、引用文は、サン=テクジュペリ作・絵 藤田尊潮訳(2005)『小さな王子』八坂書房より引用

これを放っておけば巨大な木となって、星(こころ)を覆い尽くしてしまう。

だから、小さいうちに摘み取っておかなくてはならないのだ。小さい時には簡単に摘み取ることができる。わすれよう、許そうと。

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でも、人は嫌悪、恐怖、怒りといったマイナスな感情を大事に育ててしまう性質も併せ持っているから、気をつけなくてはならない。

たいしたことでないのに、嫌ってしまっている人やものとか・・・ありません?
もうとうに昔のことなのに、その腹立たしさをわざわざ忘れないようにしようとしていたり・・・しません?

その反対に、星(こころ)にある美しい、すきだと思える象徴がバラの花。それは星にたった一輪でも、そのバラがあるから、その星が美しい。その星が目に見えないほど小さなものならば、夜空のすべての星が美しく思える。

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たった一人の人が住んでいるだけで、なにかいい想い出が一つあるだけで、その土地がすきになったり、なつかしかったり・・・ありません?


考えてみれば、人生の大きな目的って、自分のすきな対象をみつけることだと思う。意外とそれは、「自分と共感しあう人のこころ」だったりするわけ。それを探す・・・そんなメッセージがこの星の王子様なのではないかと思う。

なんか、嫌いな部分を探している自分がいるね。オレの心はバオバブの木が大きくなりかけているよ(本当のバオバブの木はとてもすばらしい木なんだけど)。

そして別れの直前、作者の腕の中で王子様が言う
「夜、星空をながめてごらんよ。ぼくの星はあんまり小さいものだから、どこにあるのかきみにはわからないだろう。そのほうがいいんだよ。ぼくの星は、きみにとってすべての星のなかの一つの星になる。そしたら、きみはすべての星をながめたくなるよ・・・すべての星がきみの友だちになるんだ。そうしたら、ぼくはきみにプレゼントすることができるよ・・・」
王子様はまた笑った。
「ああ!ぼうや、ぼうや、その笑い声がすきなんだよ!」

また中2病がぶりかえしてきた。
心のバラをみつけにいこう・・・なんてなゲボハッハッハッハ。次回「旅サラダ」



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むし虫堂
漫画、お話、ポエム、エッセイなどをつくるのが好きです。youtubeで動画を見るのが好きです。基本的にはブログを見て笑ってもらうことを目指しています。

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