201422(日)

旅サラダ


旅サラダ

おまえらに旅サラダについて教えてやる。

まず、俺が言いたいことを先に言おう。「旅サラダ」という番組の最大の見どころのことだ。
最大の見どころ、それは、神田正輝のワイプ。これにつきる。

画像

画像

画像

なんとなくついている番組なのである。旅サラダは。
なんとなく土曜の朝8時にこの番組にチャンネルが合わされて
ぼくらは旅サラダを見ながら、「え?もう土曜日かぁ~ 一週間早えぇ~な~」と言うのである。

正式名称を教えてやる。「朝だ!生です旅サラダ」ってんだ。

旅サラダのスタートの10分は、隔週で勝俣州和のコーナーと三船美佳のコーナーがかわりばんこにある。勝俣のコーナーは「俺のひとっ風呂」というんだ。地方に行って、行き先が決まっているくせに、わざとらしく「チョメチョメができる風呂ってどこですか?」と地元の人に尋ねて、2件ほどお店に寄り道して、風呂に入るコーナーだ。

チョメチョメといえば、山城新伍だが、ダチョウ倶楽部の竜ちゃんのモノマネは最高だな。

画像

勝俣については、レポートから司会からひな壇から何でもこなせるタレントであるのだが、やはりレポートもうまい。ただし、勝俣は昔の「シャー!」というキャラでは、もはやない。彼は本当に優秀なツッコミで、レポートする相手がボケたじいさんとかなら、その矛盾をついていいツッコミをするのだ。ところが、相手がかなりまともな人なら、勝俣の味は出ない。ウド鈴木や高田純次の方がいい。

画像

三船美佳の「おでかけご飯」も、風呂か食事かの違いで大きな差はない。行き先が首都圏が多いような気はするけど。

画像

三船美佳の一番の役割は、「おいしそぉ~」、「たべたぁ~い」という顔をして、声を上げ、番組を盛り上げる係である。この係は実は大切で、彼女がいないことを想像すると、やはり寂しいのだ。林屋パー子に近い。ただ、表情は豊かなのだが、彼女の顔のバリエーションはきわめて少ない。主に以下の顔をしながら、うらやましいというコメントをするのだ。

画像



そして、向井亜紀が「次はラッシャーさんのコーナーです」と言うんだ。
そしたら、俺はテレビの前で「待ってました!」といって、手をたたくんだ。

この番組は生放送なんだけど、本当の生放送としての価値があるのは、ラッシャー板前のコーナーだけなんだ。もちろんスタジオも生だけど、編集されたVTRを見ているだけだから、最もリスキーなのは、このラッシャーのコーナーだけなんだ。

画像

この旅サラダという番組のメインは、次のゲストが日本国内を旅するコーナーなんだけど、神田のワイプ的には、ラッシャーのコーナーがメインとなる。だから、このコーナーを待っていたのだ。神田のワイプがとてもバリエーションが豊かになるんだ。もはや、神田おじいちゃんの顔芸コーナーと言っても過言ではないんだ。

画像

神田おじいちゃんは魚や海の幸が大好きなんだろう。ラッシャーが旬のごちそうを紹介して、箸をでつまんで、口に入れるまでの間に、神田じいちゃんの顔が微妙に変化して、二十面相となる。もはや、中国伝統の早替え仮面みたいだ。

画像

画像

向井亜紀、勝俣、三船、どれも表情は豊かなメンバーだが、その表情の多様性、微妙な心情の表現という意味では、神田の足下にも及ばない。

画像

画像

そして、ラッシャー。ラッシャーのコーナーは、日本全国を回って、地元のウマイ素材を地元の人に作ってもらうコーナーで、主に野外にテーブルを出してやるもんだから、宮川大輔の青空レストランのようだけど、それは逆でラッシャーのコーナーの方が遙かに歴史があり、15年間も続いているのに対し、宮川の番組は高々4,5年なのである。

画像

しかもラッシャーのコーナーは生放送。生だけに、段取りがものすごく出来ていて、ラッシャーの動き、テーブルや人の配置、地元の人の受け答え、すべてに関してかなり練習している感があるんだ。

なんといっても、ラッシャーの気合いが入っている。彼はおそらくこの旅サラダの生放送を中心にスケジュールを組んでいるのではないか?旅サラダ以外にテレビではあまり見かけないが、1週間の中のこの生中継の10-20分間に、彼のキャリアが遺憾なく発揮されている。

画像

 ラッシャーのコーナーは勝俣がとても良く笑う。わざとらしいぐらい。おそらく芸人ラッシャーを笑い声で助けているのだと思う。中継ではおそらくラッシャーはイヤホン1つでスタジオとの会話のやりとりをし、様子をうかがっているはずだから、わかりやすい大きな笑い声は間をとる上でも、やりやすいのだと思う。

ラッシャーはスタジオの会話が終わったいいタイミングで話し出さなくちゃいけないから、そのタイミングを取るときに「うん」という。この「うん」は、なんとなく見ていればスタジオへの返事に聞こえるのだが、良く見ればラッシャーの間の取り方なのだと分かる。この「うん」にラッシャーの必死さ、がんばりがみてとれるのだ。


まだまだ写真がたくさんあるのだ。今日はこの辺でやめておく。予定をかえて、次回も旅サラダ写真館。







 コメント(15件)コメント欄はユーザー登録者のみに公開されます 
コメント欄はユーザー登録者のみに公開されています

ユーザー登録すると?
  • ユーザーさんをお気に入りに登録してマイページからチェックしたり、ブログが投稿された時にメールで通知を受けられます。
  • 自分のコメントの次に追加でコメントが入った際に、メールで通知を受けることも出来ます。






 ABOUT
むし虫堂
漫画、お話、ポエム、エッセイなどをつくるのが好きです。youtubeで動画を見るのが好きです。基本的にはブログを見て笑ってもらうことを目指しています。

性別
エリア十勝
属性個人
 カウンター
2010-07-07から
39,345hit
今日:5
昨日:4


戻る