2012816(木)

作れないもの。


ある時、



ふと思ったことですが



普段、何気なく



当たり前に目の前にある「物」




プラスチックでも、鉄でも、紙でも、



目の前にいっぱいあって、


いつも使っているこの「物」たちの


使い方を知っていても



その「物」の作り方を全く知らない。




あるのが当たり前で


不要だといわれているレジ袋や、


100円くらいで色々買い物ができるお店で


山のように売られている物たち、



その中に



私ひとりがゼロから作ることができるものは


はたしてあるのだろうか?





自動車の免許は持っているので


運転の仕方は知っているけど


その作り方はまるでわからない。



車体、エンジン、ハンドルに、ミラーにフロントガラス、


またそれらを作る、鉄に、プラスチックに、ガラス


どれひとつをとっても私が作れるものはない。



いや、もしかしたら世界中を探しても


ゼロから1台の自動車を作ることができる人は


誰もいないのかもしれません。




普段、当たり前のように使っていて、


もしも、なくなってしまうと


普通の生活ができなくなってしまいかねない「物」なのに







私たち人間は、


これまで多くの動植物の種を絶滅させてきました。


それは、ある意味「種の生存競争」に勝利しているともいえます。






ですが、


私たち人間は、とても弱い。






ひとりでは「普通」だと思っている生活もできないし




もしも、明日


数千年をかけて現代まで築き上げてきた


「知識」が世界中から失われたら



いつかレジ袋が


「宝物」とよばれるようになるかもしれません。







私は、飼育係になってからしばらく



「動物」と「人間」の境界線は無い



そう考えてきました。




ですが、


自分のできないことを考えているうちに


もしかしたら私たち人間は


体の外に自らの「種」を守っていく能力をもつ、という意味では


他の動物とは一線を画している




そんな風に考えても面白いかな、と感じました。


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