2008815(金)

最強 の 「 どうぶつ 」


「地上最強の動物は なんでしょうか?」と質問されたら、
皆さんは どんな動物を思い浮かべるでしょうか??

「百獣の王」ライオン でしょうか?
それとも、ネコ科最大の シベリアトラでしょうか?
最大の肉食獣ホッキョクグマや、アフリカゾウでしょうか?

私が最強だと考えるのは アフリカゾウです。
そして、肉食獣の中では、
ホッキョクグマのオスでしょうか。


でも、この「最強」は、陸の上、そして 1 対 1 で戦ったら・・という
限られた条件の中だけでの「最強」です。


現に、この2つの最強の動物、
アフリカゾウは、象牙のために人間に殺され、
人間の開発のために棲む場所を奪われ、絶滅の危険があり。
ホッキョクグマにおいては 地球温暖化で、北極の氷が少なくなり、
 こちらも絶滅の危険が迫ってきている動物だといえます。


エサを探して、ナワバリを守って、寝て、繁殖して・・

動物の本能は、動物たちのありとあらゆる行動を引き起こしますが、
その本能、行動の全ては、
最終的に 「 種 」 を守ることに集約されます。

1 対 1 の戦いで強くても、その 「 種 」 を守るたたかいにおいては、
アフリカゾウや ホッキョクグマは 、決して最強ではありません。

逆に、 「最弱」 の側に近いのではないでしょうか。。。


空想の上の「 1 対 1 異種動物戦 」ではなく

地球上で 今も実際に行なわれている
「 種 」 を守るたたかいの 「地上最強の動物」 は、
体の小さなネズミ のような動物なのかもしれません。


  ――――――――――――――――――\r

さて、話しは変わって、

私たち人間は、動物の中では 何番目に強いでしょうか?

1 対 1 の戦いでは、武器さえ持てば まさに「最強」です。

でも、「 体ひとつで 」という条件で戦うと、
私たち人間のライバルは・・・
せいぜい ヤギや ヒツジなどの 小さめの草食獣です。


そして、「種を守るたたかい」の場ではどうでしょうか?


少し先の未来のお話し、、
地球の環境破壊が極限まで進み、
地球の環境が激変してしまったら・・・


私たちはどうなるでしょうか?


地球上にある自然は限られています、
地上の面積も限られていて、もちろん 海の広さも。


でも、世界中の人口は増え続け、
 便利な物も増え続けています、


人が増えれば、食料が必要になる、だから森を切り開いて農地を増やす。

農地を増やせば 森が減り、地球温暖化が進み、天候が荒れる、
天候が荒れて 作物が採れなくなるから、農地を増やす。

農地を増やせば 森が減り、地球温暖化が進み、天候が荒れる、
天候が荒れて 作物が取れなくなるから、農地を増やす、、、

 そして、それを繰り返す・・・

その間も 世界の人口は増え続ける。
便利な物も 増え続ける。


そして最後に、地球上から 森がなくなってしまったら、、、
地球上に増えるものは 農地や、工場や、学校ではなくて、
「戦争」という醜い争い なのかもしれません。


これは、ものごとを全て 極端に悪い方、悪い方へと考えていった
たとえばの お話しですが、

私たち「人間」という「種」は、
以前、私たちが思っていたほど 「最強」 ではないみたいです。



もし、食べ物があまり育たない世界になったら、、
もし、現在の流通のシステムが機能しなくなったら、、
もし、世界中から全ての「物」が不足しだしたら、、

そうなる前に、
今は 私たち「ヒト」という「種」が 向かうべき方向を
探さないといけない 時期なんだとよく感じます。


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