201217(土)

明けましておめでとうございます

それぞれの正月を迎えられたことと思います。

新たな年。我が家は特別な年になります。

本日午前中に現場へお邪魔しました。

配線工事が始まっていました。

親方始め、配線工事のスタッフの方と仕事以外にも色々なお話しをさせていただきました。

木々の話、温暖化の話、自然の摂理の話・・・
楽しい時間を過ごすことができました。


2階の窓から入る日差しがとても心地よく、光を浴びた大黒柱はまるで昇り龍のようでした。

来週はいよいよ○○○

それぞれの思いを胸に刻んでいきたいと思います。



20111229(木)

1年を振り返り歴史を思えば

12月29日

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屋根のトタンがはられ、北側には雪止めがつけられました。

さらに見えにくいですが、東側に断熱ボードがはられておりました。

この1年。

何かと何かが、たまたま重なっただけと単純に考えられなくなっている気がします。

断片的に捉えてきたことが、実は一つのつながりの中で起きている・・・

それは数々の歴史が教えてくれています。

今の状況を関東大震災前後と比較されるのは一つの例です。

諦めかけていたマイホームの夢をもう一度思い起こしたのは、偶然ではなく必然だったと思います。

「震災のあとに家を建てるなんて」と思われるかもしれませんが、我が家はこの時期だったからこそ、いろいろな方向から考えることができました。

耐久性、耐震性、安全性、断熱性、機能性、エネルギー性、さらにデザイン性・・・

筋道を立てた思考の再起動です。

要するにどうすればいいか、といふ問は、
折角たどった思索の道を初にかへす。
要するにどうでもいいのか。
否、否、無限大に否。
待つがいい。さうして第一の力を以て、
そんな問に急ぐお前の弱さを滅ぼすがいい。
予約された結果を思ふのは卑しい。
正しい原因に生きる事、それのみが浄い。
お前の心を更にゆすぶり返す為には、
もう一度頭を高くあげて、
この寝静まった暗い駒込台の真上に光る
あの大きな、まっかな星をみるがいい。
火星が出てゐる。・・・・・・

(高村光太郎詩集 「火星が出てゐる」より)

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そして

ペイ・フォーワード(Pay It Forword)



20111228(水)

たくさんの

12月27日

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こちらは早朝。

昼現場にお邪魔しました。

我が家の今年の作業終了とのことです。

いろいろとお世話になりありがとうございます。
年明けもよろしくお願いします。

さて、1年を振り返り考えて見ます。

散歩途中にポッドキャストからいろいろな事を学びました。

他力本願と言う言葉がありますが、深い意味があると言うことを知りました。

朝読書より

鈴木大拙「真言入門」

彼岸にいるアミダはそこへ来るように招いているのでしょうが、我々自分のなし得ることのすべてをしてしまうまで、アミダに会うことはできません。自力は実際に河を渡るのに必要なものではありません。しかし、アミダは自力の無効であること
とー自力はわれわれのなし遂げんとする目標を成就し得ないと言うことーをさとるまでの救い手を差し伸べないでしょう。
アミダのたすけが認識されねばなりません。アミダのたすけを自覚しなければなりません。この自覚なしにいかなる新生もあり得ません。河の向こう岸にアミダがいるという事実の認識は、実際われわれが自分でその河を渡ろうとするすべての努力を尽くしきったところで生まれます。自力の使用を努めてみるまでは、自力がたすけにならないということはわかりません。これをやってみて、われわれは自力がまったく無効であることを自覚するのです。他力こそ至要です。しかし、これが至要なることは、自力でその不可能なことをやろうと努力した人々のみが知るのです。

寺島実郎 「世界を知る力日本創生編」

自力は他力に促され、他力は自力を持って働きをみせる。

他力と自力は共鳴しあい、蘇生するための光明と力を与えてくれるのではないだろうか。


生活や仕事を始め思うことがあります。
我々は流れの中の一つのピース。
精一杯次へつなげたいと思います。



20111226(月)

今年もあと1週間

このブログも100号をこえました。

家を建てようと決意したのが5月ですから、7ヶ月になります。
その間いろいろな場面に出くわしながらここまできました。

ブログを始めた頃は、徒然に書くのはどうかとコンセプトを考えながらすすめてきましたが、いざ画像が貼り付けられると、視覚的なところが全面的にでており本質がみえにくくなっているなと反省しました。

特に地鎮祭後、着工してからは毎日が変化にとんでいました。

スティーブジョブズ1を読みました。

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本文より

人類の体験と知識という財産にお返しができるモノを生み出すのは、うっとりするほどすばらしいことなんだ


優れた工芸品は見えないところもすべて美しく仕上がっているものだ・・・

さらに物心一如と言う言葉を思い出します。

松下幸之助さんがよく使われたそうであるが、物と心は本来は一体のもの。


立ち止まって考えてみると、家作りというのは、建物だけではない家族作りなのかもしれません。



20111224(土)

見えなくなるもの

12月24日

鏡割り、上棟式から1週間。

大雪にも見舞われましたが、確実に出来てきております。
2階の下床板がはられ、2階に上がってきました。

まずは、御幣を確認。


裏には奉納日を始め、建築会社名、大工名と施主が直筆で書かれています。


子ども達の部屋です。

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そして贅沢な梁達。

完成したら外側からちょっとしか見えません。

今のうちにしっかり撮っておきます。



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 ABOUT
おとやん
マイホームをあきらめかけていた40男が、もう一度夢を求めて、限られた時間の中動き出し2012年3月完成しました。日本酒を愛し、年相応にカラダを動かし、いろいろなものに触れて発酵しながら楽しんでいきます。マイホーム生活は終わりなくまだまだ続く・・・

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年齢40代
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