2012年9月10日(月)
呉軍港で終戦を迎えた日本海軍航空母艦・・『龍鳳』
ホビー×69

ホビーコーナーから日本海軍航空母艦『龍鳳』の新製品・フジミからリリースの2商品から空母『龍鳳』のお話です。
潜水母艦から改造されて間もない、短い飛行甲板の1942年の状態と、その後の改装で全通の長い飛行甲板となった1945年の状態の2つのモデルで再現されています。
前述のように『龍鳳』は最初から空母として建造された艦ではありませんでした。最初の艦型・艦名は潜水母艦『大鯨』。
というのも、当時はロンドン海軍軍縮条約というものの縛りで、主力艦はもとより補助艦の保有数を大きく制限されていた事から、制限の無い10000トン以下の潜水母艦を、戦時にはいつでも空母に改造できる諸元で建造するという方法を考えたためです。
その考えで空母改造を前提で建造された潜水母艦『大鯨』。
潜水母艦とは、内部が狭く、燃料は勿論、食糧その他の物資も多く積む事が出来ない潜水艦に代わり、潜水艦に随伴してそれらの物資を潜水艦に補給する仕事を請け負っていた船です。
フジミ 1/700 特-64 龍鳳 1942(昭和17年)¥2835
『大鯨(龍鳳)』の船体は世界初ともいわれる、全船体電気溶接という画期的な方法で建造され、建造開始から半年ちょっとで進水と言う異例のスピードで作られました。
1941年太平洋戦争の勃発と同時に『大鯨』は空母への改造工事に着手され、1942年航空母艦『龍鳳』として完成しました。改造中の空襲で被弾したこともあり工期は計画から大きく遅れました。空母としては小型の軽空母としての完成です。
フジミ 1/700 特-65 龍鳳 1945(昭和20年)¥2835
空母としての『龍鳳』は、南方への輸送任務などに従事したものの、雷撃による損傷などでなかなか実戦に参加する機会には恵まれませんでした。
しかし、その『龍鳳』にも初陣の機会が訪れます。米機動部隊がマリアナ沖へとコマを進めた際のマリアナ沖海戦です。
しかしこの海戦で、日本は苦戦を強いられ、翔鶴・飛鷹・大鳳の三隻の空母を失う事になります。これは建て直しを図ったばかりの日本海軍機動部隊が、壊滅的な状況へと追い込まれた事を意味します。
『龍鳳』はこの海戦で、ただ逃げ帰る事しか出来ませでした。
その後の『龍鳳』は南方と本土の間での輸送任務を淡々とこなします。空母としての姿をもつ『龍鳳』でしたが、その甲板に搭載する航空機はありませんでした。
とはいえこの任務の最中これといった攻撃にさらされる事が無かった『龍鳳』は、ある意味幸運に恵まれたとも言えます。
やがて、国内の艦船・航空燃料も底を尽き、『龍鳳』は呉軍港に係船されたまま終戦を迎えます。終戦までに大破していた『龍鳳』はその後、復員船としての使用もされず解体されました。
『龍鳳』の最後は余りにもの悲しいものですが、新技術の導入や船体改造のノウハウを技術者達に提供した点では、無駄な生涯ではなかったようにも思います。
そんな『龍鳳』の在りし日の姿を模型で再現してみるのも、良い供養の仕方かな・・と考えるのでした。
今日はホビーコーナー新製品から、空母『龍鳳』のお話でした。
※表示価格は、ブログ更新時の当店売価です。
明日9/11(火)は、当店お休みを頂きます。宜しくお願いいたします。
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ホビーコーナー・・艦船模型専門のちょっと濃いコーナです。
海・雑貨コーナー・・マリン雑貨からハワイアンまで、海を感じてください。
企画展『タイタニック展』延長開催決定!

ご要望の多かったタイタニック号・処女航海100年企画『タイタニック展』の延長開催を決定。5/29(火)から開催しています。
期間:5/29(火)~9月末日
会場:店内企画展示室
入場は無料です。ご興味をお持ちの方は是非ご来場下さい。
船の模型と海雑貨・・STAR SHIP MODELS
店舗情報はこちら→http://www.obnv.com/interior/475
潜水母艦から改造されて間もない、短い飛行甲板の1942年の状態と、その後の改装で全通の長い飛行甲板となった1945年の状態の2つのモデルで再現されています。
前述のように『龍鳳』は最初から空母として建造された艦ではありませんでした。最初の艦型・艦名は潜水母艦『大鯨』。
というのも、当時はロンドン海軍軍縮条約というものの縛りで、主力艦はもとより補助艦の保有数を大きく制限されていた事から、制限の無い10000トン以下の潜水母艦を、戦時にはいつでも空母に改造できる諸元で建造するという方法を考えたためです。
その考えで空母改造を前提で建造された潜水母艦『大鯨』。
潜水母艦とは、内部が狭く、燃料は勿論、食糧その他の物資も多く積む事が出来ない潜水艦に代わり、潜水艦に随伴してそれらの物資を潜水艦に補給する仕事を請け負っていた船です。

『大鯨(龍鳳)』の船体は世界初ともいわれる、全船体電気溶接という画期的な方法で建造され、建造開始から半年ちょっとで進水と言う異例のスピードで作られました。
1941年太平洋戦争の勃発と同時に『大鯨』は空母への改造工事に着手され、1942年航空母艦『龍鳳』として完成しました。改造中の空襲で被弾したこともあり工期は計画から大きく遅れました。空母としては小型の軽空母としての完成です。

空母としての『龍鳳』は、南方への輸送任務などに従事したものの、雷撃による損傷などでなかなか実戦に参加する機会には恵まれませんでした。
しかし、その『龍鳳』にも初陣の機会が訪れます。米機動部隊がマリアナ沖へとコマを進めた際のマリアナ沖海戦です。
しかしこの海戦で、日本は苦戦を強いられ、翔鶴・飛鷹・大鳳の三隻の空母を失う事になります。これは建て直しを図ったばかりの日本海軍機動部隊が、壊滅的な状況へと追い込まれた事を意味します。
『龍鳳』はこの海戦で、ただ逃げ帰る事しか出来ませでした。
その後の『龍鳳』は南方と本土の間での輸送任務を淡々とこなします。空母としての姿をもつ『龍鳳』でしたが、その甲板に搭載する航空機はありませんでした。
とはいえこの任務の最中これといった攻撃にさらされる事が無かった『龍鳳』は、ある意味幸運に恵まれたとも言えます。
やがて、国内の艦船・航空燃料も底を尽き、『龍鳳』は呉軍港に係船されたまま終戦を迎えます。終戦までに大破していた『龍鳳』はその後、復員船としての使用もされず解体されました。
『龍鳳』の最後は余りにもの悲しいものですが、新技術の導入や船体改造のノウハウを技術者達に提供した点では、無駄な生涯ではなかったようにも思います。
そんな『龍鳳』の在りし日の姿を模型で再現してみるのも、良い供養の仕方かな・・と考えるのでした。
今日はホビーコーナー新製品から、空母『龍鳳』のお話でした。
※表示価格は、ブログ更新時の当店売価です。
明日9/11(火)は、当店お休みを頂きます。宜しくお願いいたします。
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企画展『タイタニック展』延長開催決定!

ご要望の多かったタイタニック号・処女航海100年企画『タイタニック展』の延長開催を決定。5/29(火)から開催しています。
期間:5/29(火)~9月末日
会場:店内企画展示室
入場は無料です。ご興味をお持ちの方は是非ご来場下さい。
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2012年9月9日(日)
補給艦『ましゅう』一般公開
イベント・企画展×85

釧路西港区で一日目を終えた、補給艦『ましゅう』の一般公開イベントからです。
補給艦『ましゅう』は、先の記事でも述べたとおり、作戦行動中の艦艇への物資と燃料の補給が主な仕事。
物資・燃料を沢山積み込むため、その船体は桁外れに大きく、その船体サイズは自衛艦艇史上最大とされています。
通常対潜行動をとる護衛艦などの自衛艦は、自らの発する騒音を極力減らすため、ガスタービンエンジン(ジェットエンジン)を動力としていますが、この『ましゅう』もそれに随伴する性格上、動力源はガスタービンエンジンになっています。そのため入港時には、空港で耳にするようなガスタービンエンジン独特の金属音が聞くことが出来ました。
埠頭に掲げられた『ましゅう』歓迎の横断幕。
『ましゅう』の艦名の由来、摩周湖を抱える地に里帰り。横断幕には「おかえりなさい」の文字が・・。
それでは『ましゅう』に乗り込んでみましょう。甲板まではかなりの高さ、まずは乗艦用の階段を上り船の中へ・・
艦内に入って、まず目に飛び込んでくるのは船体サイドの通路に並んだ食糧保管用の大きな冷蔵庫(冷凍庫)の扉。
冷蔵庫の中はこんな感じ。中はラックのようなものが行き来する立体駐車場のような構造になっています。
先ほどの通路の並びに続いて現れたのは先ほどとは違うかなりがっちりとした扉・・この扉の中は見せてくれませんでしたが、一般的な物資の他に入っているものが何か、おおよその見当がつくでしょうか。
船側の通路に備え付けられたサイドホークと呼ばれる運搬車、通路の床面にあるレールでガイドされて、ゆれる船内でも正確な位置をキープして走ってくれます。
上部の甲板へと上がりました。
甲板上には複雑な構造物が沢山あります。物資補給用のクレーンや洋上補給用のポストが並びます。
ここから前後を見渡して、更に船の大きさを感じとることができました。
こちらは前後に2対づつある補給ポストの後ろ側のポストです。黒く見えるホースが補給用のホースで、艦艇用の燃料・航空燃料・水の三本のホースが装備されています。
甲板上にそびえる艦橋構造物、いま歩いている甲板でさえ海面からの高さはかなりありますが、そこからさらに7階建てほどの位置に艦を動かす艦橋があります。
後方に移動して飛行甲板・格納庫を眺めます。
『ましゅう』にはヘリコプターなどの常時搭載している航空機は無いので格納庫はここから輸送する物資をストックするのに使われますが、それが無いときはヘリコプターの格納にも使える構造になっています。
飛行甲板は通常の護衛艦のものに比べて非常に大きく、バスケットボールコート二面以上はありそうな感じでした。
甲板上で見つけたフォークリフト。ネーミングは『弟子屈1号』。摩周湖を抱える町の名前ですね。
格納庫の中には「結索コーナー」。ここでは船上で使うロープの結び方を教えてくれます。
ここで教えてくれる結び方は、日常生活でも役に立つもの。
この講座を受けるだけでも、一般公開に出かける価値があるかもしれません。
他に『ましゅう』グッズの販売コーナーや、試着コーナーもありました。
再び甲板の下にも戻ると、こんな部屋が。
陸上の病院と変わらない医療施設です。
ぐるりと艦内ひとまわり、よくある護衛艦の違た雰囲気が味わえ、終始大きさに圧倒される『ましゅう』見学でした。
221mという全長は自衛隊史上最大、船舶は200mを超えると巨大船という扱いを受けますが、自衛隊艦船でそれに該当するのは、この『ましゅう』型のみです。
『ましゅう』は、本日(9/9)も一般公開されています。
お近くにお住まいの方、釧路方面へお出かけの方は是非足を運んでみてください。
☆補給艦『ましゅう』本日以降の予定
9月9日(日) 9:00~11:30 一般公開
13:00~16:30 一般公開
9月10(月) 9:00 釧路港・出港
入港時刻は着岸時刻となります。入港シーンをカメラに収めたい方は、入港時刻の1時間前には現地入りする事をお勧めします。
※一般公開時間は天候や混雑状況などで変更される場合があります。公開の終了・乗艦の時間も繰り上げられる場合があるので早めの現地入りをお勧めします。
当店は、本日通常営。10:00より営業いたします。
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補給艦『ましゅう』は、先の記事でも述べたとおり、作戦行動中の艦艇への物資と燃料の補給が主な仕事。
物資・燃料を沢山積み込むため、その船体は桁外れに大きく、その船体サイズは自衛艦艇史上最大とされています。
通常対潜行動をとる護衛艦などの自衛艦は、自らの発する騒音を極力減らすため、ガスタービンエンジン(ジェットエンジン)を動力としていますが、この『ましゅう』もそれに随伴する性格上、動力源はガスタービンエンジンになっています。そのため入港時には、空港で耳にするようなガスタービンエンジン独特の金属音が聞くことが出来ました。

『ましゅう』の艦名の由来、摩周湖を抱える地に里帰り。横断幕には「おかえりなさい」の文字が・・。






甲板上には複雑な構造物が沢山あります。物資補給用のクレーンや洋上補給用のポストが並びます。
ここから前後を見渡して、更に船の大きさを感じとることができました。



『ましゅう』にはヘリコプターなどの常時搭載している航空機は無いので格納庫はここから輸送する物資をストックするのに使われますが、それが無いときはヘリコプターの格納にも使える構造になっています。
飛行甲板は通常の護衛艦のものに比べて非常に大きく、バスケットボールコート二面以上はありそうな感じでした。


ここで教えてくれる結び方は、日常生活でも役に立つもの。
この講座を受けるだけでも、一般公開に出かける価値があるかもしれません。
他に『ましゅう』グッズの販売コーナーや、試着コーナーもありました。

陸上の病院と変わらない医療施設です。

221mという全長は自衛隊史上最大、船舶は200mを超えると巨大船という扱いを受けますが、自衛隊艦船でそれに該当するのは、この『ましゅう』型のみです。
『ましゅう』は、本日(9/9)も一般公開されています。
お近くにお住まいの方、釧路方面へお出かけの方は是非足を運んでみてください。
☆補給艦『ましゅう』本日以降の予定
9月9日(日) 9:00~11:30 一般公開
13:00~16:30 一般公開
9月10(月) 9:00 釧路港・出港
入港時刻は着岸時刻となります。入港シーンをカメラに収めたい方は、入港時刻の1時間前には現地入りする事をお勧めします。
※一般公開時間は天候や混雑状況などで変更される場合があります。公開の終了・乗艦の時間も繰り上げられる場合があるので早めの現地入りをお勧めします。
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2012年9月8日(土)
補給艦『ましゅう』が入港しました!
その他×126

9月7日・午前7:30。場所は釧路西港・第四埠頭。
自衛隊史上最大の自衛艦を迎えるため、近くの突堤の先に向かいました。
到着時は数十メートル先の視界もはっきりとしないくらい霧が立ちこめ、入港シーンの撮影はもはや絶望的か・・しかし、待つこと20分ほど、ある瞬間に空から夏の日差しが照りつけはじめ、数分後には沖の防波堤まではっきりと目に出来、霧に包まれた世界が嘘のように周囲の視界が開けました。
それでも、沖のほうには霧が立ちこめ、補給艦『ましゅう』の姿は見えません。
しかしタグボートが動きはじめ、沖の方で太い音色の汽笛の音が聞こえます。これこそが霧の中の『ましゅう』の動きでした。
十数分後、船のマストらしきものが霧の上に現れ、ついで船上の艦橋構造物が確認できるようになります。
霧の中に現れた『ましゅう』です。
まさに、船名と重なる登場の仕方です。
自然は、なかなかの演出家ですね~。
大きいとは聞いていたものの、海面からの高さも感じる登場シーンでした。
突堤の先を通過し港内に入ってきた『ましゅう』。
すっかり晴れ渡った空と海に映える姿は印象的です。
補給艦の名前には、国内の湖の名が付与され、『ましゅう』はの由来は摩周湖。今回は名前にちなんでの里帰りといった感じの入港です。
目の前を通過していく『ましゅう』、その大きさは後方を行く貨物船(内航タンカー)との比較でも一目瞭然、海面から上甲板までの高さもかなりあります。
タグボート2隻のサポートでゆっくりと慎重に、岸壁へと近づいていきます。
自衛隊艦艇の入港でここまで大きさと言うものを感じた接岸シーンはありません。
そして無事接岸。
『ましゅう』は、翌日からの一般公開に備えて準備を始めます。同時に、乗組員にとっては久しぶりの陸。思い思いにつかの間の休日を過ごす事でしょう。
本日、9月8日、一日目の一般公開を終えましたが、明日(9月9日)も同日程で一般公開が予定されています。お時間のある方は釧路西港第四埠頭(西港区の白糠寄りの埠頭)へ足を運んでみてください。
☆補給艦『ましゅう』明日以降の予定
9月9日(日) 9:00~11:30 一般公開
13:00~16:30 一般公開
9月10(月) 9:00 釧路港・出港
入港時刻は着岸時刻となります。入港シーンをカメラに収めたい方は、入港時刻の1時間前には現地入りする事をお勧めします。
※一般公開時間は天候や混雑状況などで変更される場合があります。
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9/7(金)・8(土)は、当店お休みを頂きます。
ホビーコーナー・・艦船模型専門のちょっと濃いコーナです。
海・雑貨コーナー・・マリン雑貨からハワイアンまで、海を感じてください。
企画展『タイタニック展』延長開催決定!

ご要望の多かったタイタニック号・処女航海100年企画『タイタニック展』の延長開催を決定。5/29(火)から開催しています。
期間:5/29(火)~9月末日
会場:店内企画展示室
入場は無料です。ご興味をお持ちの方は是非ご来場下さい。
船の模型と海雑貨・・STAR SHIP MODELS
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自衛隊史上最大の自衛艦を迎えるため、近くの突堤の先に向かいました。
到着時は数十メートル先の視界もはっきりとしないくらい霧が立ちこめ、入港シーンの撮影はもはや絶望的か・・しかし、待つこと20分ほど、ある瞬間に空から夏の日差しが照りつけはじめ、数分後には沖の防波堤まではっきりと目に出来、霧に包まれた世界が嘘のように周囲の視界が開けました。
それでも、沖のほうには霧が立ちこめ、補給艦『ましゅう』の姿は見えません。
しかしタグボートが動きはじめ、沖の方で太い音色の汽笛の音が聞こえます。これこそが霧の中の『ましゅう』の動きでした。

霧の中に現れた『ましゅう』です。
まさに、船名と重なる登場の仕方です。
自然は、なかなかの演出家ですね~。
大きいとは聞いていたものの、海面からの高さも感じる登場シーンでした。

すっかり晴れ渡った空と海に映える姿は印象的です。
補給艦の名前には、国内の湖の名が付与され、『ましゅう』はの由来は摩周湖。今回は名前にちなんでの里帰りといった感じの入港です。


自衛隊艦艇の入港でここまで大きさと言うものを感じた接岸シーンはありません。

『ましゅう』は、翌日からの一般公開に備えて準備を始めます。同時に、乗組員にとっては久しぶりの陸。思い思いにつかの間の休日を過ごす事でしょう。
本日、9月8日、一日目の一般公開を終えましたが、明日(9月9日)も同日程で一般公開が予定されています。お時間のある方は釧路西港第四埠頭(西港区の白糠寄りの埠頭)へ足を運んでみてください。
☆補給艦『ましゅう』明日以降の予定
9月9日(日) 9:00~11:30 一般公開
13:00~16:30 一般公開
9月10(月) 9:00 釧路港・出港
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2012年9月6日(木)
自衛隊補給艦『ましゅう』明日入港!
入港情報×76

明日、9月7日(金)に海上自衛隊最大の補給艦『ましゅう』が釧路港に入港。
9月8日(土)・9日(日)の2日間の日程で一般公開が実施されます。
補給艦『ましゅう』は補給物資の輸送を主な任務とし洋上補給設備を備えた大型補給艦。
『ましゅう』は2004年就役で、その大きさは海上自衛隊最大の護衛艦である『ひゅうが』の全長197mに対して『ましゅう』が221mと更に大きく、排水量も基準排水量で『ひゅうが』を下回るものの、満載排水量では『ひゅうが』を大きく上回ります。
数字が示すとおり『ましゅう』は、海上自衛隊史上最大の船と言う事が出来ます。
目にする機会の少ない補給艦の一般公開、お時間のある方、釧路方面へお越しの方は、是非お出かけください。
☆補給艦『ましゅう』寄港日程
9月7日(金) 8:00 釧路港・入港(西港)
9月8日(土) 9:00~11:30 一般公開
13:00~16:30 一般公開
9月9日(日) 9:00~11:30 一般公開
13:00~16:30 一般公開
9月10(月) 9:00 釧路港・出港
入港時刻は着岸時刻となります。入港シーンをカメラに収めたい方は、入港時刻の1時間前には現地入りする事をお勧めします。
※入港や一般公開の予定は天候などの理由で変更される場合があります。
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9月8日(土)・9日(日)の2日間の日程で一般公開が実施されます。
補給艦『ましゅう』は補給物資の輸送を主な任務とし洋上補給設備を備えた大型補給艦。
『ましゅう』は2004年就役で、その大きさは海上自衛隊最大の護衛艦である『ひゅうが』の全長197mに対して『ましゅう』が221mと更に大きく、排水量も基準排水量で『ひゅうが』を下回るものの、満載排水量では『ひゅうが』を大きく上回ります。
数字が示すとおり『ましゅう』は、海上自衛隊史上最大の船と言う事が出来ます。
目にする機会の少ない補給艦の一般公開、お時間のある方、釧路方面へお越しの方は、是非お出かけください。
☆補給艦『ましゅう』寄港日程
9月7日(金) 8:00 釧路港・入港(西港)
9月8日(土) 9:00~11:30 一般公開
13:00~16:30 一般公開
9月9日(日) 9:00~11:30 一般公開
13:00~16:30 一般公開
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2012年9月6日(木)
店長の原点・・・
その他×126

今日も気温が高くなる予報が出ていますね。
熱中症には気をつけて、がんばって一日乗り切りましょう。
さて、今日は私の船の模型作りの原点・・粘土で作った船を、ちょっと恥ずかしいですがアップしてみました。
現在当店の工房で製作している1/1250という縮尺が世界統一の模型だと言う事を知ったのはかなり早い時期でした。
その頃には木を削ったり貼り合わせたりして船を作っていましたが、1/1250とういう小さな模型の世界に魅力を感じ、手軽に形に出来ないかと、粘土で船を作ってみたのが最初でした。
その何作目かの作品がメイン画像。カーフェリーとコンテナ船です。粘土は乾燥すると収縮し形がひしゃげたりするので、船のような対称型をしているものの工作は難しいものでしたが、多少ひしゃげた形が、また愛嬌があって良いものでした。
こちらは少し腕が上がった頃の作品。
材料の粘土は細かく砕いた石粉が成分の石粉粘土。
形を整えて左右の形が崩れないように乾燥させ、着色して完成・・と言葉では簡単ですがなかなかうまくいかないものでした。
いろいろ苦心しながらも、かわいい船を完成させる事に喜びを感じたものです。
精密な縮尺で製作された模型とは違った味わいがとてもよく、現在でも大切に飾っています。
現在の1/1250スケール商品(砕氷艦・しらせ・5003)
現在は精度が上がった量産模型を作る“STAR SHIP”の工房ですが、原点はこんな素朴なお船からのスタートです。
ただいま1/1250の模型世界をさらに多くの人に知ってもらうべく奮闘中です。
1/1250という縮尺は、100m船だと8cm 200mクラスの船でも16cmの小さな世界です。
現在はおおよそ注文生産分で完売となっている1/1250商品は、お店のショーケースに並ぶ機会の少ない当店企画の商品ですが、店頭でご紹介できる日も近いと思っています。繊細な模型の世界を是非覗きにきてください。
週末は海上自衛隊の補給艦『ましゅう』の一般公開も予定されています。お時間のある方はお見逃し無く!
補給艦『ましゅう』:護衛艦『ひゅうが』型を超える海上自衛隊最大の船舶。
弾薬や各種補給物資のほか船舶・航空燃料を積載。洋上給油設備を備えた大型補給艦です。
☆補給艦『ましゅう』釧路港・寄港日程
9月7日(金) 8:00 釧路港・入港
9月8日(土) 9:00~11:30 一般公開
13:00~16:30 一般公開
9月9日(日) 9:00~11:30 一般公開
13:00~16:30 一般公開
9月10(月) 9:00 釧路港・出港
入港時刻は着岸時刻となります。入港シーンをカメラに収めたい方は、入港時刻の1時間前には現地入りする事をお勧めします。
※入港や一般公開の予定は天候などの理由で変更される場合があります。
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熱中症には気をつけて、がんばって一日乗り切りましょう。
さて、今日は私の船の模型作りの原点・・粘土で作った船を、ちょっと恥ずかしいですがアップしてみました。
現在当店の工房で製作している1/1250という縮尺が世界統一の模型だと言う事を知ったのはかなり早い時期でした。
その頃には木を削ったり貼り合わせたりして船を作っていましたが、1/1250とういう小さな模型の世界に魅力を感じ、手軽に形に出来ないかと、粘土で船を作ってみたのが最初でした。
その何作目かの作品がメイン画像。カーフェリーとコンテナ船です。粘土は乾燥すると収縮し形がひしゃげたりするので、船のような対称型をしているものの工作は難しいものでしたが、多少ひしゃげた形が、また愛嬌があって良いものでした。

材料の粘土は細かく砕いた石粉が成分の石粉粘土。
形を整えて左右の形が崩れないように乾燥させ、着色して完成・・と言葉では簡単ですがなかなかうまくいかないものでした。
いろいろ苦心しながらも、かわいい船を完成させる事に喜びを感じたものです。
精密な縮尺で製作された模型とは違った味わいがとてもよく、現在でも大切に飾っています。

現在は精度が上がった量産模型を作る“STAR SHIP”の工房ですが、原点はこんな素朴なお船からのスタートです。
ただいま1/1250の模型世界をさらに多くの人に知ってもらうべく奮闘中です。
1/1250という縮尺は、100m船だと8cm 200mクラスの船でも16cmの小さな世界です。
現在はおおよそ注文生産分で完売となっている1/1250商品は、お店のショーケースに並ぶ機会の少ない当店企画の商品ですが、店頭でご紹介できる日も近いと思っています。繊細な模型の世界を是非覗きにきてください。
週末は海上自衛隊の補給艦『ましゅう』の一般公開も予定されています。お時間のある方はお見逃し無く!

弾薬や各種補給物資のほか船舶・航空燃料を積載。洋上給油設備を備えた大型補給艦です。
☆補給艦『ましゅう』釧路港・寄港日程
9月7日(金) 8:00 釧路港・入港
9月8日(土) 9:00~11:30 一般公開
13:00~16:30 一般公開
9月9日(日) 9:00~11:30 一般公開
13:00~16:30 一般公開
9月10(月) 9:00 釧路港・出港
入港時刻は着岸時刻となります。入港シーンをカメラに収めたい方は、入港時刻の1時間前には現地入りする事をお勧めします。
※入港や一般公開の予定は天候などの理由で変更される場合があります。
この秋の客船・艦艇入港イベントはこちら
◎9/7(金)・8(土)は、当店お休みを頂きます。宜しくお願いいたします。
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企画展『タイタニック展』延長開催決定!

ご要望の多かったタイタニック号・処女航海100年企画『タイタニック展』の延長開催を決定。5/29(火)から開催しています。
期間:5/29(火)~9月末日
会場:店内企画展示室
入場は無料です。ご興味をお持ちの方は是非ご来場下さい。
船の模型と海雑貨・・STAR SHIP MODELS
店舗情報はこちら→http://www.obnv.com/interior/475


