2012516(水)

発表作品から・・・新大陸発見?コロンブスとサンタ・マリア号


発表作品から・・・新大陸発見?コロンブスとサンタ・マリア号

『第二回・艦船模型発表会』出品作品からの紹介を続けます。
今日は、M氏の作品。『サンタ・マリア号』です。

サンタ・マリアといえば、コロンブスの、1492年の大西洋横断航海のときに使われた3隻の帆船の一つ。

実物も小さな船で、とても小さな船で大西洋を横断した事が作品からも分かります。

その『サンタ・マリア号』を木製模型で再現したM氏の作品はその地味な船にトレードマークともなる赤い十字を入れて引き立つ作品に仕上げています。

木部の塗りもくすんだ感じで、実際の船のそれに近づけています。

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船尾の楼を見上げる・・全体に地味な船ですがこの付近には装飾が施されていて、当時の様式がうかがえます。

サンタマリア号、ニーニャ号とピンタ号の三隻で、新大陸を目指したコロンブスですが、実際にはバハマ諸島に到達、そこをイスパニョーラ島と名づけます。

しかし、サンタ・マリア号は1492年12月24日にイスパニョーラ島で座礁してしまいます。その残骸は、現地の要塞の材料として使われたと言います。

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船尾の甲板を眺めると、コロンブスのいた時代の情景が蘇ります。

サンタ・マリア号を失ったコロンブス一行ですが、ニーニャ号とピンタ号の残った2隻で1943年3月15日スペインに無事帰還を果たします。


この船を使い行われた新天地への航海は迫害の事実など暗い影を落とす一面がありますが、小さな船を巧みに操り大西洋を横断した航海術は優れたものであった事は確かです。

現在サンタマリア号の復元船が、神戸のメリケン波止場公園で展示されています。この復元船はサンタマリア号の航海から400年の年にスペインで復元されましたが、先住民迫害の事実が重くのしかかり、引き取り先も無く、はるか離れた日本の地に保存される事となりました。


今日は、M氏の作品から木製帆船『サンタ・マリア号』の紹介でした。



船の模型と海雑貨・・STAR SHIP MODELS


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2012515(火)

鹿さんのお肉と・・・今、そこにある危機・・


鹿さんのお肉と・・・今、そこにある危機・・

昨日と今日の2日お休みを頂きました“すたーしっぷ”です。

昨日の記事でも書きましたが、昨日は襟裳岬へ・・そこで海の幸をお腹いっぱい食べて、最後に鹿さんのお肉も頂きました。

その鹿さんですが・・この季節郊外で車を走らせていてありがちなのが、餌になる草木が芽吹き、活発になった彼らとのニアミス。

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道路に鹿さん“イチ・・ニイ・・サ~ン”

と皆さん通り過ぎるかな~・・・と思いきや・・・

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どどど・・どんだけ~

と通り過ぎた鹿さんの数はおおよそ30頭・・ブレーキを踏まずに突っ込んでいたら・・

鹿さん危機一髪、である。

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道路を渡りきった鹿さん、再び草を食み、心地よい春の日差しを楽しむのでした。。

抜け道とばかりに山道を行く事の多い私、よく鹿さんたちとニアミスしてますが、そんなときはかなりドキッとします。

皆さんも、可愛い鹿さんと喧嘩しないように安全運転してくださいね。

今日は、襟裳岬へ向かう途中の出来事から・・“鹿さん・・危機一髪”でした。

STAR SHIP MODELSは、明日から通常営業、朝10:00開店で皆様のご来店をお待ちしております。



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2012514(月)

襟裳岬・シップ・ウォッチング


襟裳岬・シップ・ウォッチング

本日お休みを頂いた“すたーしっぷ”。今日はあまりの天気の良さに、じっとしていられず車を走らせました。

行き先は襟裳岬。目的は海の幸とアザラシ・ウォッチング、そしてお題の『シップ・ウォッチング』です。

襟裳岬から見られる船なんて、漁船ばかりでは??

いえいえそんな事はありません。

実は襟裳岬沖は北米と日本・アジアを結ぶ最短航路になっていて、今日のような天気の良い日はそこを行く世界各国の船たちが輻輳して通過していく様を見ることが出来るのです。

そう、襟裳岬はインターナショナルな場所でもあったのです。

上の画像の船はどちらも「ばら積み船」と呼ばれる石炭や鉱石、穀物などのばら荷を積む船で、手前はパナマ運河航行サイズで全長は225m幅32m、その奥を行く大きな船は全長290m幅45mとさらに大型の船です。

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こちらはコンテナ船との交差シーン。
ここに写るコンテナ船(右側の船)は定期的にこの海域を通過する船で、ヨーロッパから東京などの日本の寄港地を経由してアメリカ西海岸を結び、一航海80日に上る長旅をこなすドイツ船籍の定期船です。全長も300mに届く大きさ。

北太平洋を行く国際航路の船乗り達にとって、襟裳岬は久しぶりに陸地を間近に見る場所でもあり。天気が良い日にしか目に出来ないポイントでもあります。夜になると、この岬の灯台が船に位置を知らせています。

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三隻の大型貨物船が並んだシーン、ここに写るコンテナ船は韓国籍、これから釜山港を目指します。この3隻も全て300mに近いサイズの大型船です。

別々の目的地を持つ船であっても最短距離を行くために岬が突き出ている場所には船が集中します。多くの船がこの場所に集まり、通過後にまたそれぞれの目的地に進路をとって行きます。

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国内の港を行き来する内航船は、さらに岬に近いところを通過していきます。手前の岩礁ではアザラシたちが気持ちよさそうに日向ぼっこしていました。

強い風と濃い霧に包まれる事の多い襟裳岬ですが、今日のような良いコンディションに恵まれると、以外に賑やかな海の道を手に取るように眺める事が出来るのです。

襟裳岬で天気に恵まれたときは、是非、沖の方にも目を向けてみてください。

今日は、“すたーしっぷの”休日・・から襟裳岬でのシップ・ウォッチングでした。

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おまけ・・“すたーしっぷ”店員と沖を行くコンテナ船。

当店は、明日(5/15)もお休みを頂きます。ご不便お掛け致しますが、どうぞ宜しくお願いいたします。明後日(5/16)から通常営業致します。


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2012513(日)

出動・・・ハマー&レスキューボート 営業部長も出動中!

雑貨×502

出動・・・ハマー&レスキューボート 営業部長も出動中!

久しぶりに心地よい日差しと暖かさが戻りましたね。
こんな日はいっぱいに太陽を浴びて、ビタミン補給・・でしょうか。

さて、本日の商品・US COAST GUARD アメリカ沿岸警備隊 レスキューボート牽引仕様のハマーの登場です。 1/43ダイカストモデルでかっこよさピカイチのカーモデルです。

US COAST GUARDと言えば、ケビンコスナー主演の映画『守護神』の舞台になった沿岸警備隊。

お馴染みのハマーはコーストガードのトレードマークであるストライプが入った、現代アメリカを絵に描いたようなパトロールカー。

後につないだレスキューカラーのレスキューボートがハマーに絶妙にマッチングしています。

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コーストガードカラーが映えるハマー沿岸警備隊仕様。

ふかふかのビーチもなんのその・・そのパワーでボートトレイラーを牽引してレスキューに向かう様が目に浮かびます。

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牽引されるトレーラーにはレスキューボート。
多目的に使用できるボートも出来がよくディスプレイで楽しめます。

いかにもアメリカンなコーストガードのレスキュー仕様。

1/43 FIRE &RESCUE シリーズ・コーストガード ハマー&レスキューボート  ¥2520です。 完売しました



本日は、営業部長ビスも出勤して皆様のご来店をお待ちしております。

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今日は散歩日和だな~・・(ビス)




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2012512(土)

発表作品から・・・『ひゅうが』再び・・


発表作品から・・・『ひゅうが』再び・・

ひきつづきGW期間中に開催の『第二回・艦船模型発表会』の出品作品の紹介です。

今日は、海上自衛隊護衛艦『ひゅうが』、「H・Mokori」さんの1/700スケール作品です。

護衛艦『ひゅうが』と言えば、一昨年、道内初入港で十勝港に入港した新鋭ヘリコプター搭載型護衛艦。

自衛隊史上最大の船にして、ヘリコプターが離発艦する、実質ヘリ空母と言ってもよい船です。災害時の要求にも応えられるよう建造された船でしたが、図らずも昨年の震災で活躍することとなりました。

H・Mokoriさんの『ひゅうが』は、出来るだけ実物の見た目に近づけて作ったとのことで、シンプルに作られていますが配色などは実物のそれに近いものになっています。

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透明パーツを切り抜きで塗装して、甲板下の格納庫をあえて見せるように作られ、格納庫内部の壁面の色などにもこだわって見せたということで中を覗き込むのも楽しい作品に仕上がっています。

眺める位置からの距離感を出すため、あえて手すりなどの細かい部品は使わずに仕上げました。

この『ひゅうが』二作目もすでに計画中とのこと、次回作の『ひゅうが』は手すりやネットも取り付けた精密バージョンでの製作案を練っているそうです。

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『ひゅうが』に続き、同型の二番艦『いせ』も就役、現在その2隻を上回るサイズのヘリコプター搭載型の護衛艦が建造中です。

海上自衛隊の護衛艦群も周囲を取り巻く情勢に応じて進化しているようです。

日本に今まで無かった艦形と大きさで圧倒されるこの船は、プラモデルで製作しても新鮮さが引き立つ題材となりました。

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この護衛艦『ひゅうが』、1/350の大型モデルでもキット化が発表されたようです。『ひゅうが』を1/350スケールにすると全長は56cm、ボリュームたっぷりの模型を楽しめる日も近いようです。

今日のホビーコーナーからは、『第二回・艦船模型発表会』作品から、H・Mokoriさんの作品で1/700・海上自衛隊護衛艦『ひゅうが』でした。


明日(5/13)も10:00より営業、皆様のご来店をお待ちしております。


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STAR SHIP MODELS(雑貨&模型)
十勝・帯広に『海』を広めるお店をオープン。海辺のギフトショップをイメージした店内には『海・雑貨コーナー』と『ホビーコーナー』が同居。雑貨好き・模型好きともに楽しめるお店です。海・雑貨はマリン雑貨をはじめ、アクセサリー小物、ハワイアンまで取り揃えています。ホビーコーナーは船が中心のプラモデルから木製キット、完成品まで取り扱い。海・船・雑貨・模型の記事をランダムにブログにしていきます。

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