ここ、帯広にもプロの窃盗団が潜んでいるようです…。

高級輸入車SUVのお客様が盗難被害に遭いました。
超特別限定車であるこの車は、道内でもほんの数台の希少価値のある車。
中古車市場でも中々みる事が無いくらいのSUV車です。

ドレスアップを楽しみながら、
とても大切にしておられました…。

盗難防止装置を検討しつつ、ドレスアップが先行中の出来事…。

深夜とは云え、片側２車線の道路に面したかなり目立つ場所での犯行です。
超が付くほど珍しいこの車、国内売買はすぐに発見されてしまいます。
朝方にはたぶん船の上で、海外行きでしょう…。

もちろんカギはオーナーの手元に残ったまま…。

この車を狙う犯人は、ドライブに…
なんて遊び感覚での犯行ではありませんね…。
プロの完全犯罪かと思われます。
（盗難にあった理由は解っていますが、特性上、掲示板ではお話し出来ません。）

これだけは言えます。
間違いなく犯人は、この狙われた車を熟知しています。

車上狙いだけでは無い状況です。

国内外で人気があるSUVオーナーは要注意です！！
車両犯罪を認識して、防犯意識を高める事が必要です。

今週末（６月１９日開催）の幕別アケノサーキット情報です！

今回のカートレースは、今期最高の出場者数を記録する人数になります！
アケノサーキットでは年に１・２度位でしょうか。迫力満点です！！

観戦前にレース内容やクラス訳について少しご説明を…。

Sクラス（ヤマハ製　空冷１００ｃｃ　セル付　セル無がある）
カートレースでは代表的な入門エンジンと呼ばれるエンジンのクラス。

ＴＶ番組（ＭＯＢＩ）毎週木曜日の深夜番組ですが、
芸能人とインディカードライバーを交えて、
カートレースをやっていたエンジンと同じタイプです！

やはり初心者の私もこのエンジンからスタート。

エンジンの始動は俗に（押しがけ）と呼ばれる方法によりエンジンを始動します。
（バッテリーとセルスターターが付いたタイプもあります。）
常にエンジンとタイヤが直結状態。アクセルの反応もダイレクト。
スピンしてカートが止まると即エンジン停止。
スタートはローリングスタート方式。
（停止からのスタートでは無く、低速で走行して日章旗を振った瞬間にスタート）
車で云うニュートラルポジションが無い状態…。想像付きます？（笑）
意味の解らない人は、掛け方を見ていて下さい。
あ～なるほど！って、思いますよ！

このエンジンはパワー的には非力部類に入りますが、入門の名にふさわしく、
レーシングカートの基礎！と、云うよりモータースポーツの基礎を学べるエンジンです。
ちなみに最大回転数が自動車は７～８０００回転位に対して、
この１００ｃｃエンジンは最大で２００００回転ほど…
比べる物が違いますね…。４輪は４輪と云う事で！（笑）　

パワーの無いエンジンでいかにコーナーを立ち上がるか！
タイヤに伝わる路面の抵抗をエンジンへの負荷を与えずに
走る事がどれほど難しい事か体験できます。
カートの中では低速で走行するレースですが、
奥が深くて本当に難しいです！

本格的なモータースポーツを体験できて、カートの魅力を楽しめて、カートの道にハマル！？入門クラスです。


十勝２４時間レースの前座レースでもありました、
ヴィッツのワンメイクレースと、いうところでしょうか。
自動車レースの世界では非力な１０００ｃｃエンジンで、
レギュレーション（決められた約束事）により、
車はイコールコンディション状態で、
真のヴィッツドライバーが決められる。
これって、車のセッティング（調整）や、高度なテクニックが要求されます。
このレースでトップになる人は精神・肉体・知識がとても優れておりますね！
その人の持つ、感性的な代物です。

それと、運かな…！？（爆っ！）

８：３０　～　開会式・公式練習など開始
９：００　～　タイムアタック（予選レースのグリット順番を決定）
　　　　　　　予選レース
　　　　　　　決勝レース
１１：００～　閉会式・終了

世界では、車両犯罪を防ごうと盗難警報・防止装置を研究し、
標準装備が進んでいるようです。

盗難警報タイプ
１９８０年代後半から輸入車純正アラームとして、当店も使用している世界トップメーカーのＤＥＩ社が開発に携わり生産されております。
ドアを開けられた時には、クラクションやサイレンが鳴る警報タイプ。
キーレスエントリーリモコンを使用してＯＮ・ＯＦＦをします。
ＯＮ・ＯＦＦと同時にドアロック・ドアアンロックが使用出来る為、
余分な操作も無く、比較的利用しやすい防犯装置に作られています。
車上狙いには大変有効と思います。

ドアをこじ開けて車内に乗り込んだとしても、ドアを閉めた瞬間に
車内からドアを開ける事が出来ないような、閉じ込めタイプも
一部メーカーでは開発を勧めているようです。

盗難防止タイプ
１９９０年以降からアメリカで装着され始め、
車両盗難に大変有効とされる装置で、輸入車の現行モデルでは、
ほぼ標準装着されていると考えて良いでしょう。
カギ側のＩＤ電子チップと、車両側とのＩＤコードが一致した場合のみ
エンジン始動出来ます。

これは装着されているかいないかの判断が難しいので、
気になる方はディーラーで聞いてみて下さい。！


両方に共通する事ですが、キーレスエントリーやカギの管理を
肌身離さずにしっかりと管理する事です。
少しの間だから…カギを車に着けていても大丈夫…？！
なんて思わないで下さい。数分後には車は消えています！

車両盗難や、車両狙いの被害はもう高級車や、
高級４輪駆動車だけの時代ではありません。
軽自動車や中級車など、新旧自動車まで関係ありません。

２００３年の車両盗難台数は実に約６４２００件です。

そのうち、約７０％が施錠された状態、エンジンキーは所有者の手元に残ったままで盗難されています。これはプロの窃盗犯による犯行と推測されます。

世界では１９９０年以降にイモビライザー（盗難防止装置）が装着されはじめて、
被害は一時的に減りましたが、標準装着され始めた２０００年前後を境目に
旧高級車（イモビ非装着）への被害、ミニバン・コンパクトカー・軽自動車などの被害が増えています。
窃盗犯たちが、無差別な盗難を行なっている実態です。

２０００年以前は、高級車＝売れる車
２０００年以降は、中級車＝盗りやすい車に移行しています。

今日の車両盗難・車上狙い被害数は警視庁届出４７万９０００件を超えます。
１時間に約６０台ほど、１分に１台の被害の計算です。

被害を大きく２種類に分けて考えて見ます。

【転売・窃盗犯の自家用の車両盗難のケース】
約半数以上は、海外に運び出されるケースがほとんどと云われています。
転売を目的としている犯人は、出来るだけ上質な形で売却したい為、仮に運良く見つかった場合には、比較的被害は少ない状態で見つかる事が多いようです。車に乗る時間の朝には、もうすでに船の上かも…

被害は都市部から郊外に被害が移行しているようです。なぜか？！
１０数年前より大都市部での警察・地域住民の方々による広報・防犯活動、
駐車場の防犯灯やカメラの設置、盗難防止装置の取付の普及がされていることが、
犯罪を防ぐ効果があったと推測されます。

【車上狙いのケース】
主に取付けられた部品や車内の備品を狙うケース。
ガラス・カギ穴を壊して力任せに犯行に及ぶケースが多く
手口が荒い為、被害額が大きくなります。その他、消火器や放火による証拠隠滅。後は残された愛車の修理費用…。
記憶に新しいですが、昨年連続車上犯事件が札幌でもありました。

狙われる物は、カーナビゲーション・ＤＶＤやＣＤ、ＭＤデッキ等のユニット。ＣＤ・ブランドバック・お金・タバコ…などなど。盗品の多くは、身近に転売して換金や、簡単に換金出来るインターネットオークションで販売目的に盗品されているようです。
これはどこにでも潜んでいる比較的身近なケースではないでしょうか？

人は自分や身近に人が被害に遭うまで【まさか自分が…】と思いがちです。
そして、一度被害に遭った人の多くは自己防衛に目覚めます。

今すぐに出来る防犯対策は、車内に物を置かないようにする事から心がけましょう。
数分間の少しの間だから、ドアロックしていれば車の中で大丈夫…？！
良くありがちですが、盗まれます！
開けられやすく狙われやすいと云われる軽自動車は、
おそらく１分と掛からないでしょう…。犯罪者は盗むのに必死ですから！