おにわのしごと・まえとあと(35)

●四角いだけが菜園のカタチじゃない。

作って食べて楽しむ菜園に、見て楽しみたいという要望が加わるようになり、キッチンガーデンというカテゴリーが生まれました。
野菜の嗜好も外国産の色や形の珍しい物も手軽に入手できるようになり、配植を楽しむ方も増えています。

定番のミニトマト、ナス、キュウリなどの他に主にイタリアなどを産地とする白いナスや紫のニンジンなど育てる楽しみもバラエティーに富んでいます。

あまり量は必要としないために、少ない数量を他品種植える傾向にありますが、注意点として一律の土壌条件では育ちの悪い品種もでてくる事も考えられる事から、品種ごとにその特性を把握する必要もあります。

事例は奥行きを狭くしてガーデンテラス周りに菜園スペースを配したものですが、すべてに目が届くことから、収穫時期を逃さないとか、配植のしやすさとかメリットがあります。
花や実をテラスでくつろぎながら楽しむ事も可能です。
自分でつくったものですから品質の安心度も高く、その場でパクッ！もO.Kですね。

そんな事も、想い描く十勝に住まい庭で暮らすガーデンライフのストーリーの一部です。



あなたの思いに通じる庭のカタチはスマイル・ガーデンにきっと。
>>スマイル・ガーデンの事例

●芝生の庭からのリフォーム

芝生の庭として役割を終えて、次のステップとして仲間の集うガーデンテラスのある庭へのリ・ガーデンの事例です。

芝生の庭は初期コストを低く抑えられます。
ただし、ただ広いだけの芝生は適度に管理されれば美しい見栄えと快適な空間を提供してくれますが、少し管理を怠ると手を掛けるのがおっくうになり、段々と庭から遠ざかる要因にもなってしまいます。

芝生は欲しいけれど管理に自信がない。と言われるお客様への提案として、区切った空間の中での芝生エリアをお勧めしています。
これだけ管理すれば保てるという、目で見てわかる許容範囲内であれば、時間的目標も立つしやる気にも繋がると考えるからです。

管理に慣れてもっと広げたい。
やっぱり自分には向かないので芝生をやめたい。
という後の要望にも対応が可能です。

「庭の維持管理」という点は、これからも重要なテーマになると感じます。
私たちの庭づくりの基本にはメンテナンスフリーは無いと考えています。
しかし、なるべく軽微にするのは可能であると思います。
ただ、その庭との関わりの一つである管理を通して庭に愛着が持てるように導いて行くのも我々の役割だと思っています。

理念と理想があります。
だから頑張ります。



あなたの思いに通じる庭のカタチはスマイル・ガーデンにきっと。
>>スマイル・ガーデンの事例

●機能と表情を持った線形で魅せる

コンクリート舗装による駐車スペースを線形によって表情を持たせて特徴づけた事例。

目地は自然石（ピンコロ）を使用する事が多いのですが、住宅の表情や全体のバランスによって枕木を使用する事もあります。

木材は吸水によって膨張するために、使用に際しては注意が必要ですが、冷たい印象のコンクリートに対して効果的に存在感を持たす事が出来ています。

線形も曲線にした事で2台の駐車が可能になり、出入りも方向を気にせずに駐車する事を可能にしています。

芝生をうまく育てられるかがこれからの課題とはなりますが、今後は人工芝という選択肢も商品性能の向上と共に可能になってきています。

住まう人がすべて違うのですから、同じ庭は二つとありません。どう使ってどう見てどう見せたいかをうまく聞き取る事ができれば、愛される庭に通じると信じています。
愛される庭はいつまでも美しく幸福であると思います。


あなたの思いに通じる庭のカタチはスマイル・ガーデンにきっと。
>>スマイル・ガーデンの事例







.

●駐車スペースに表情を持たす

駐車スペースといえばここ十勝の主流はアスファルト舗装。
コストとメンテナンス面において最強です。

しかし、最近は情報が手軽に手に入り、その辺に疑問を持たれるお客様が増えてきたのは事実です。

外観的には駐車スペースも住宅景観の一部であるのは言うまでもありません。
しかも2台平均のスペースはかなりの面積を占めます。
ここをお洒落に楽しみたいという欲求は必然とも言えると思います。

事例の写真は洗い出しという手法で、玉砂利が表面に浮き出したコンクリート舗装の一種です。
目地の曲線形状と色合いによって柔らかく暖かで、しかも恒久的なスペースが生まれます。
当然コストは高くつきますが、検討の価値はあると思います。



あなたの思いに通じる庭のカタチはスマイル・ガーデンにきっと。
>>スマイル・ガーデンの事例集







.

●植え込みを整理して管理しやすいお庭に

年数の経過と共に優勢する草本（事例ではマイヅルソウ）が群落化して、足を踏み入れる事もできなくなり次第に活用されなくなり放置状態になってしまう。
草花ならまだなんとかできるかもしれませんが、これが樹木になるとどこを切っていいのかわからないし、移動も自力でできない。亡くなった爺ちゃんの大切にしていたものだから切るに切れない。密林状態で結局放置してしまう。大きな庭石だとさらに大変。

よくお聞きする内容です。

足が遠のくという事は、目も行き届かないという事ですからとどのつまりは荒れ放題。ある意味ワイルドでいいかもしれませんが、庭としてある以上もったいないと思うわけです。


せめて、人一人通れる小径があれば目が行き届き、少しずつでも手がかけられるようになると思います。
そうすると愛着も湧き徐々にでも必ず素敵な庭へと、歩いて眺めたくなる庭へと変わっていくのではないでしょうか。


事例は、既存の草本・樹木・庭石を残すものと除去するものに区分して整理し、明確な小径を設けて庭内に元々あった野草や新規に奥様のお気に入りの山野草などを植え込んで、日々楽しみながら回遊できるお庭へのリフォームです。


ポイント設定と余白を残すという基本、葉や花色の色彩設定と花期計画、将来想定ボリュームなどを考慮して配置すると良いでしょう。
日陰なのか日向なのかも大切なポイントになります。



あなたの思いに通じる庭のカタチはスマイル・ガーデンにきっと。
>>スマイル・ガーデンの庭の事例集








.