201757(日)

4ヶ月


4ヶ月

ご無沙汰をしておりました。
飼育展示係7です。
こんばんわ。

今年のゴールデンウィークは天候にも恵まれ、多くのお客さまにご来園いただき、ありがとうございます。
今日で連休も終わり。
明日からまたいつもの動物園が戻ってきそうです。

さて、本日はピナの生後4ヶ月となる日。

お陰様で順調に成長している・・・と思います。
しかし、どこから見てもプヨさまそっくり!!!!

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父ちゃんの面影はどこへやら…

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ついに上下の前歯が生えてきました。
それに伴い、いずいからかロープを噛んだり、檻を噛んだり、プヨの腕を噛んだり…

からの、ついにオレンジやにんじんを口に咥えるようになってきました。

あとは、キャベツとかにもかぶりつこうとします。

なんでも口に入れたい頃なのかしら?

もちろん、まだ食べてはいないです。
咥えては、こぼす、落とすという感じ。


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そして、起きている時間が多く、いろいろなものに興味を示すようになっています。

これからも、健やかに成長してほしいものですね。

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すごくレアな4頭ショット。

やっぱり外に出られると、彼らも気持ちがいいんです。
何しろ、室内は新サル舎とよぶ建物の中でも一番北側。
ガラスも西向きで、通路に面しているから外光がほとんど入らない…。

だから、外に出られる季節になって、外に出すことができる季節になって、私も嬉しいのです。


一方、去年のおチビさんは、今や大御所の雰囲気。
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ただいま入院中のコンデジの代わりに久々にミラーレス一眼を持って歩いていると、写真撮るのが楽しくなっている飼育展示係7でした。


また、そのうちピナの成長をお届けしたいと思います。



2017331(金)

平成28年度、ありがとうございました。


平成28年度、ありがとうございました。

この1年、やっぱりなかなか更新できずに終えることとなりました。
申し訳ありません。
飼育展示係7です。

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1才を迎えたゴマフアザラシのマシロは、カイ・モモに先立ち早くも換毛終了間近。
ほぼほぼ生え変わりました。

1年前は、まだ産まれて2週間もたたないころ。
産毛の換毛が始まった頃でしょうか。

日本動物園水族館協会のデータによると、ゴマフアザラシの死亡率は1才までがおよそ5割!

この恐ろしい数字にどう立ち向かえばいいのか悩んでいた時期でした。

正確には生後半年までの死亡率が5割ということで、半年を超えて1才までの間の死亡率は上がらないんですね。
つまり、新生子の時の死亡率が非常に高いんです。

ということで、秋を迎えるころに一安心したことを思い出されます。


そして、今年度はもう一丁。

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ご存知、チンパンジーのピナさんの誕生。

間もなく生後3ヶ月を迎えます。

コチラも、生後3ヶ月頃までは死亡率が高いと言われており、未だに不安が募っている次第。

ですが、当のピナさん、そして育てるプヨさんは着実に成長を遂げています。

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産まれてから、片時もプヨから離れることのなかったピナさん。
少しずつ、ハイハイ?の練習が始まりました。
まだまだ、おすわり状態ですが。

そんなピナの特訓の傍ら、なぜかコウタも特訓を…



このように、お陰様でこの1年、新しく誕生した命を見守りながら過ごすことができました。
ありがとうございました。








まるで、これで動物園を去ります。と言わんばかりの内容にみえますが…






残留決定です(笑)




来年度も、どうぞよろしくお願いいたします。
ほそぼそ…と、頑張ります!!!!



2017221(火)

視察報告会のお知らせ


視察報告会のお知らせ

2月ものこり1週間。
あっというまに年度末。
今年度のことは今年度のうちに!!


ということで、本日は今年度の私の一大イベントの1つでもあったアフリカ熱帯林の視察訪問に関する報告会のお知らせです。

よく考えたら、この1年は一大イベントの目白押しでしたけどね…

昨年3月22日には念願のゴマフアザラシの出産。
昨年11月末から12月にかけてのアフリカ訪問
1月7日のチンパンジーの出産。

アザラシとチンパンジーはスポットガイドでもお話できますが、アフリカ訪問時のお話はなかなか機会が…

ということで設定しました。

★3月18日(土) 14:00〜15:30
★帯広百年記念館 2号室
★参加無料
★申し込み不要

ぜひお越し下さい。

なお、このアフリカ訪問は帯広百年記念館の学芸員さんと2人で行ってきました。
ですので、百年記念館との連携事業の1つになります。
会場が百年記念館になっておりますので、お間違えなく〜。

動物園はこの期間…閉園中です(笑)


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目にする物が、どれも興味深く。

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頭の記憶装置だけでは不安と、デジタル機器に記録を納め。

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樹上を眺めたり、地面に這いつくばってみたり…


どんな話が飛び出てくるか、是非ご参加ください。
お待ちしております。



2017218(土)

「ピナ」です


「ピナ」です

ご無沙汰ぶりの更新でございます。
昨日までの驚くほどの暖かさ。
あっという間に雪が溶け…
アザラシのプールも、ステージ以外の氷はすっかりなくなり…


でも、昨日の雨には参りました。
雨を吸った雪がズブズブ。
軽トラのタイヤがとられ、運転もままならない。

そんな暖かさから、もう春ね。と浮かれたかったところ…

そうはいかんと本日からの真冬日です。
しかも、風が強い!

皆様、お風邪など召しませんように…


さて、チンパンジーの誕生からはや1ヶ月。

その間にプヨ様は誕生日を迎え、10歳になりました!

でも、そのめでたさを全力でかっさらっていくのが、生まれたての「ピナ」さん。

先週末まで来園者の皆様にご投票いただき、ついに名前が決まりました。

私としては、「マロンボちゃん」が可愛いなぁと思っていたのですが…。

「ピナ」です。
コンゴ共和国の先住民の言葉で「ハチミツ」を意味するそうです。

チンパンジーはハチに集られながらも、そのハチミツを喜んで食べるのだそうです。
もちろん、先住民の方もハチミツは大好物だそうです!!

チンパンジーと異なり、先住民の方は連携プレーでハチミツを採取するのだそう。
木に上り、ハチミツをとった人は、カゴにハチミツの塊を入れて下で待つ人に下ろすのだそうです。
が、大好物を目の前に、木の上でこっそり食べてしまうのだとか(笑)

平等主義の森の先住民の皆さんですが、目の前のごちそうは、さぞ魅力的なのでしょう。


さて、そんなピナさんの成長の様子。

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プヨのあやし方が次第にアクロバットになってきました。
産まれたばかりの頃は、こうして両手を持ち上げられると、すぐに泣き出し。
プヨも慌てて抱きかかえていましたが…。

今や、こんなところで持ち上げられてもへっちゃら。


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今日に至っては、何と片手持ち(笑)
さすが、チンパンジー!!!!

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母のお腹で踏ん張る練習をしたり、着々と成長しています。

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プヨ様のあやし方もさすがでございます。
旭山動物園で、たくさん学習してきたことがよくわかります。
やっぱり、群れの中で育つってとても大切なことですね。


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今日のおおあくび。

いつ頃歯が生えてくるのかな〜



2017118(水)

出産祝い


出産祝い

最強寒波が抜けたとはいえ、毎日続く真冬日予報を見てアザラシプールの氷割りをどうしようか…と悩む飼育展示係7です。
こんばんわ。
たいして何かしているわけでもないように感じるのですが、毎日早く眠くなるのは、年齢的な問題なのか、はたまた寒さでエネルギーを使いすぎているのか…。

そんな私とはウラハラに、チンパンジーの子どもは順調に育っている…と思います。

そして、生後8日目となる1月14日に、一般公開をしました。
ただし、多くの人の視線にさらされることが大きなストレスとなり、最悪育児放棄に繋がる可能性も無きにしも非ず…ということで、一部避難場所を用意しました。
何しろ、野生のチンパンジーは人に見られて育児することなんかありませんからね。
仮に私が子どもを産んで、ガラス越しにたくさんのチンパンジーに見られたら…そりゃ、隠れたくもなります。
まるで猿の惑星の世界!!

でも、そういうことなんです。

ですので、せっかくご来園されたにも関わらず、ちびっこチンパンジーが見られなかった方は、ごめんなさい。
どうぞ、懲りずに何度となく足をお運びください。



そして、14日には出産祝いとしてたくさんの果物を頂戴しました。
ありがとうございます!
特に、毎日エサとして与えられないブドウやイチゴ・キンカンは大喜びでした。
母乳がよく出ているのか、食欲も上がってきて、普段あたらないものなのに、躊躇することなく食べていました。

もうですね、私には何が好物で、何がそうではないかのわかりません。

というのも、
ヤワラとコウタは、もらえる物は何でも好き!!!って感じなんです。
でも、プヨさんは目新しい物は「いらない」
たぶん、先日私が差し入れた柿は見向きもしてないはず〜。
さらに、嗜好性にこだわりがあり、こちらが食べてほしい物は食べてくれないというジレンマです。
なので、プヨさんに出会って初めてチンパンジーの投薬ってこんなに難しいのね!!!と実感しました。
それまで、ヤワラとコウタはヨーグルトに入れておけば何でもOKだったので。


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プヨさんにキンカン。
お子さんは足の間とお腹の間で抱えています。

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コウタとヤワラもおこぼれに。
何しろ、よく見ていますからね。
プヨさんにしかあたらないとなれば、一体全体どうなることやら…。
ということで、均等に味わってもらっています。


こうして、プヨさんの出産祝いをチンパンジーたちに堪能してもらいながら考えていたことは野生のチンパンジーのことでした。

こうして動物園で誕生した動物は、たくさんの人に祝われ、お祝いの品を頂きました。
とてもありがたいのです。
一方で、この瞬間にもアフリカで新たなチンパンジーが誕生しているかもしれない。
当然、他のチンパンジーがお祝いの品を持ってくるわけでもない。
当たり前ですよね。


こうして、この世に生を受けた命のために、どうやったら”祝う”ことができるのだろうか。

ふとそんなことを考えました。

当然、野生動物ですから、直接的な「お祝い」は必要ありません。
むしろ、人間がそのような関わりを持てば、余計な干渉となるわけです。
仮にそれが果物だとすれば、いわゆる「餌付け」になってしまいますよね。

では私には新しく誕生する野生のチンパンジーのため、そして他の野生生物のために何ができるだろうか。と考えれば、
やっぱり彼らが暮らす森を守り、残せるようにすること。
そのために、日々の生活で「楽」に流されずに、生活のあり方を改善していけるかなんですよね。

ちょっとした我慢や節約が新しい野生生物の命への出産祝いと思えば、なんだかワクワクしませんか?
そんな風に、動物園の動物から、野生動物との関わりを考えてもらえと嬉しいな。と思った飼育展示係7でした。



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