2013年3月12日(火)
TPPと歯の治療
日記×84
健康保険は一度保険外を使用すると、そこから全て保険外になる。これが健康保険の決まり。そして混合診療とは保険と保険外が混じっている事。日本では一部を除いて混合診療を認めていない。これを認めると保険が使えなくなる恐れがあるからだ。お金がない人は治療を受けられなくなる恐れがあるからだ。
TPPはその国民皆保険を壊す恐れがある。TPPにはISD条項があり国内問題と言い切れない。今の健康保険は車で言えば自賠責の様なもの。車の保険は自賠責では足らず任意保険入っているのが現状。TPP参加になれば健康保険もきっと、今までの健康保険では足らず、保険料のアップに繋がり、健康保険に入れない人が出て来ます。確かに年金53兆円、医療保険が32兆円、危機的な数字になっているが、この国民皆保険を辞める様になったら日本は悲惨だ。例えば麻酔して1本の歯の神経取るのに何万もかかるようになる。
TPPはその国民皆保険を壊す恐れがある。TPPにはISD条項があり国内問題と言い切れない。今の健康保険は車で言えば自賠責の様なもの。車の保険は自賠責では足らず任意保険入っているのが現状。TPP参加になれば健康保険もきっと、今までの健康保険では足らず、保険料のアップに繋がり、健康保険に入れない人が出て来ます。確かに年金53兆円、医療保険が32兆円、危機的な数字になっているが、この国民皆保険を辞める様になったら日本は悲惨だ。例えば麻酔して1本の歯の神経取るのに何万もかかるようになる。
2013年3月11日(月)
入れ歯にまつわるエピソード
日記×84

質問(患者)
『夜は入れ歯を外すんですか』
答え(歯科医)
『そう、夜は外して下さい。呑み込んだら危ないし、夜は歯肉を休ませてあげましょう。外した入れ歯は義歯洗浄剤につけておいて下さい』
「東北大震災で外した入れ歯をなくして困った人が大勢いた」と聞いて、どうも入れ歯の扱いに歯切れが悪くなってしまった。十勝も地震が多い国だからだ。
例外として、夜も入れ歯を入れてもらうこともある。義歯を入れていないと落ち着かないと言う患者などである。“入れ歯を外して寝ると怖い夢を見る”という人もいる。眠っている間、歯がないと顎が宙ぶらりんになると不安感に感じる様だ。
入れ歯を入れたままの歯磨き、これは論外である。歯肉は赤くただれ、痛みや出血を引き起こし、残っている歯はむし歯になってしまう。
歯切れが悪いけれども「できれば外しておいてください」と言うしかない。
『夜は入れ歯を外すんですか』
答え(歯科医)
『そう、夜は外して下さい。呑み込んだら危ないし、夜は歯肉を休ませてあげましょう。外した入れ歯は義歯洗浄剤につけておいて下さい』
「東北大震災で外した入れ歯をなくして困った人が大勢いた」と聞いて、どうも入れ歯の扱いに歯切れが悪くなってしまった。十勝も地震が多い国だからだ。
例外として、夜も入れ歯を入れてもらうこともある。義歯を入れていないと落ち着かないと言う患者などである。“入れ歯を外して寝ると怖い夢を見る”という人もいる。眠っている間、歯がないと顎が宙ぶらりんになると不安感に感じる様だ。
入れ歯を入れたままの歯磨き、これは論外である。歯肉は赤くただれ、痛みや出血を引き起こし、残っている歯はむし歯になってしまう。
歯切れが悪いけれども「できれば外しておいてください」と言うしかない。
2013年3月8日(金)
電動注射器「オーラスター」
日記×84

約15年前から抜歯や下顎大臼歯部抜髄に電動注射器オーラスターを使用している。とにかく患者さんには『痛くない、注射器らしくない』と評判が良い。
普通の注射器は麻酔時に少し力が必要で、患者さんの痛みを伴う。それと、私自身の右の手首に負担があり、何度も腱鞘炎になった。
ところがこのオーラスターを使用してからは患者が痛がらない。しかも麻酔液の量は通常の約半分の1.0ml。この量で充分抜歯も可能。最初信じがたかったが事実抜歯出来るのである。注射針はデントロニクスの31Gを使用。
※痛くない麻酔の打ち方
1.浸麻速度はゆっくりと一定で注入
2.細い針で
3.麻酔液の温度は人肌
普通の注射器は麻酔時に少し力が必要で、患者さんの痛みを伴う。それと、私自身の右の手首に負担があり、何度も腱鞘炎になった。
ところがこのオーラスターを使用してからは患者が痛がらない。しかも麻酔液の量は通常の約半分の1.0ml。この量で充分抜歯も可能。最初信じがたかったが事実抜歯出来るのである。注射針はデントロニクスの31Gを使用。
※痛くない麻酔の打ち方
1.浸麻速度はゆっくりと一定で注入
2.細い針で
3.麻酔液の温度は人肌
2013年3月8日(金)
「STOP!インフルエンザ これが新予防法だ」
日記×84

ある介護福祉施設で、2年前に週1回、歯科衛生士が高齢者に歯みがきや舌磨き、歯垢の除去を行ったところ、インフルエンザの発症率が10分の1に激減した。
原因は、インフルエンザウィルスが増殖するには、ウイルス表面の突起が切られている必要があり、その突起を切るのがプロテアーゼという酵素。
プロテアーゼは口腔内の気道の上皮でも作られ、同時に口腔内の細菌も作り出す。そこで歯磨きや口腔ケアによって口腔内の細菌を減らしたところ、プロテアーゼが減りインフルエンザの発症も抑えられたのです。
このことから、口腔内の細菌がインフルエンザ感染を手助けしているのではと推測、やはりインフルエンザ予防にはうがい(うがい薬)が一番。 紅茶の中のカテキンも良いようです。
原因は、インフルエンザウィルスが増殖するには、ウイルス表面の突起が切られている必要があり、その突起を切るのがプロテアーゼという酵素。
プロテアーゼは口腔内の気道の上皮でも作られ、同時に口腔内の細菌も作り出す。そこで歯磨きや口腔ケアによって口腔内の細菌を減らしたところ、プロテアーゼが減りインフルエンザの発症も抑えられたのです。
このことから、口腔内の細菌がインフルエンザ感染を手助けしているのではと推測、やはりインフルエンザ予防にはうがい(うがい薬)が一番。 紅茶の中のカテキンも良いようです。