20201111(水)

湯治に行って来ました


湯治に行って来ました

トムラウシにある東大雪荘という温泉宿へ4泊5日。

音更から91キロ。


目的は原因不明の胸の詰まり感を少しでも緩和する為。

それ以外は何の目的もなし。


結果は・・・「全く良くなりません」でした。



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初日。

私を見送るブー。

4泊も離れた事がない。

寂しいが何より体を治したい。

さようなら、ブーよ、おねーちゃんは行ってくるよ。




午前中に掃除洗濯銀行回り全て終わらせる。

前日は仕事は半日のみ。

朝、いつも通りの詰まりはあったものの、
何故か段々治って退社時には今までにない絶好調。

翌日の今日も体調がとてもよく、サクサクと家事が進んだ。


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少し早めに出発して久しぶりに新得駅まで
ムーブで行く。5日間も放置する為。

新得駅に14時にくる温泉宿の送迎バスに乗る為だ。


送迎バスがなければパスする温泉だった。

あんな山道を運転して行く勇気がなかった。
道中具合が悪くなったら厄介だし。




イメージはマイクロバス。

でもきっと乗る人は少ない。

予約が必要ならもしかしたら結構な人かも・・・
という予想が大きくハズレた。


乗用車(多分オデッセイ?)のボンネットには
デカデカと温泉宿の文字が・・・。

・・・あの・・・これですか・・・?



3列シートの2列目に案内され、恐縮に乗り込む。

すると助手席に謎の青年が座ってぱたんとドアを閉めた。


「じゃ行きますね~」とドライバーが笑顔で言う。


・・・ん?


え・・・私一人ですか?!


どーやら、乗客は私1人でした。笑。


謎の青年、というのは、客なら助手席に乗らないし、
ドライバーのおじさんと仕事の話をずっとしているからだ。


私は「リザーブドライバー」だと思った。(F1かよ)


客一人でも控えの運転手をつけるなんて、
ちゃんとした温泉宿だな、とか、
もしかしたら、そういう決まりがあるのかも、とか。

色々と考えたけれど、何せその青森出身の
リザーブドライバーはドライバーにやたらと質問をする。

「ここら辺は原生林ですか?」とか

「あの黄色は落葉の松ですか?」とか

「それは北海道だけの木なんですか?」とか。

質問が専門的かつ、同じ会社とは思えない質問をする。


ドライバーはちゃんと答えていた。

そんな会話もラジオのように聞き流していると

いきなり「どちらからいらっしゃったんですか?」
とか質問が来る。


中々、酷な時間だった・・・。


そんな気を抜けない時間も小一時間も過ぎると
どうやら到着したようだった。


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おお。

ネットで見たままだ。

2年前に日帰りで来て以来だった。

雪はまだ積もっていないようだった。


フロントで手続きを済ませて部屋へ行く。


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和室10畳。

広すぎる。

夕食は3回に分けるらしい(密にならない様に)。

私は18時30分からにした。


時間があったのでまずは温泉に入る。


少し硫黄の臭いがするが本当にいい湯。

温泉自体が久しぶりだった。

体内に何かがジュワーっと満たしていくのが分かる。

私は疲れるとこの何かが減っていくらしく、
もしかしたら、この満たされるものが十分に満たされた時、

私の病気?は治るのだろうか、と本気で考えた。


だったら、何十回も入ってやると思う。




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夕食を見てビックリ。(写真はHPより)

・・・本格的やん。

私はこんな温泉宿(失礼)なんて、キャベツの千切りに
とんかつと味噌汁くらいしか出ないと勝手に想像していた。

(別にそれでも充分)


・・・こんな料理を毎晩、食堂で一人で食べるなんて。

なんか恥ずかしいな・・・と思いながら

30分もかからず完食・・笑。


キッチリ食べ終える。



この辺りから詰まり感が出て来た。

やっと来たかと思いながらも、
夕食後、部屋に戻ると何もすることがない事に気が付く。


というもの、何点か誤算があった。

最初の誤算はコロナが北海道に激増してきた事。

フロ上りに休憩するいい場所に本がたくさんあり、
そこで私は過ごす予定だった。

でもここまで広がると
人が集まる場所に長居なんて出来ない。

部屋に籠らずにはいられない。


もう一つ。

眠れないのだ。


予想通り、初日に眠りについたのが3時。

起きたのが4時。


つまり初日に寝れたのは1時間だけ。




見知らぬ場所で部屋で、

猫たちがいないのに、

一人で眠れるはずがないのだ。





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2日目。

朝食を終えて朝の散歩+写真を撮りに宿を出る。

昨日は1時間しか寝ていないので、

頭が朦朧としている。


ここで第2の誤算が発生。

私は午前いっぱい、写真を撮りに体を動かす予定だった。

だが3日前に会社で午後中掃除をやらされたせいで
骨折した足が酷く痛むようになり、

思うように歩けなくなってしまっていた。

「こんなの、温泉行ったら治るっしょ」と軽く考えていたが、

今でも治っていない。


なので写真も宿付近しか歩く事が出来ず・・・。



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午後からは少しは眠くなるだろうと思っても
全く眠くならず。

詰まり感はマックスで体調がよくない(当然)。


横になってはテレビばかり見ていた。


夜、まだ眠気が来ず。

朝から腹が立って漢方薬を1.5倍にしていた。

そのせいか、やっと眠くなった。


夜中、何度か起きたり寝たりの繰り返し。





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3日目。

朝、あまりの頭痛で起きる。

寝ぼけ眼で鏡を見て二度見する。


顔のむくみがヒドイ・・・。


目の下がぷっくりふくれて、まぶたが特に左が

誰かに殴られてようにはれている・・・。


やっべー、勝手に薬増やしたせいだ・・・。

漢方といえど恐ろしいのだ。


昨日から雪が降っていた。

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窓から見た景色は山しかみえず。

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こんなに降っていた。


冷蔵庫から飲み物のペットボトルを出して顔を冷やす。



フロントで見つけた新得窯のアマビエ様。

アマビエ様の何かがほしいと思っていた。

そしたら出会った。

会うべき時に会った気がして即買った。


私のこの詰まりが治りますようにと何度お願いした事か。
(でも全く治らなかった)


アマビエ様でも治す事が出来ないなら
何にお願いしたらよいのでしょうか。


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旦那にはモンベルとトムラウシ山が
コラボしたTシャツをお土産に買った。

可愛い。




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4日目。


いつもの宿付近を散歩してたら、雄の鹿が目の前にいた。

こんなにりっぱなツノの鹿は撮った事がなかった。


ラッキーと思いつつ、付近を散歩。



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足が痛い。

運動靴も雪でべっしょり。



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面白いタンクローリーを発見。


ここの湯をどこかへ運んでいるらしい。

その逆ならヤバイが・・・(そんなハズはない)。



前日の夜から通常に眠れるようになった。

ヤクルト1000を持って行ったせいか。

これ本当にいいです。

眠れなさそう、と思っても目を閉じて30分以内に
自然に眠りにつくことが出来ます。

あんなに眠れなかった私が言うので本当です。





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5日目。

温泉宿10時出発。

9時30にはチェックアウトすると、

「お帰りはお客様だけなので、もう出発されますか?」

・・やっぱ1人かいっ(笑)!


帰りはリザーブドライバーはいなかった。

・・・やっぱあの青森くんは客だったのか?




帰宅後、ニーナはベッドの下に隠れるし、

ブーは逃げ遅れ、捕まった私を見る目が明らかに「誰?」状態。


・・・・おい、おい、おーーいっ!!


でも数時間後、ニーナはいつものベッタリ状態。

ブーもゴロゴロが鳴りやみません。



体調は今も何も変わりません。


でも何かやってみないと、何も進まないので、
やってみるしかないのです。


いい温泉宿でしたが、

宿泊しても体調が変わらなかったので
もう行く事はないと思います。

(急に冷たっ・・・)


って事で。

また・・・☆







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