海・船ネタ記事(64)


201265(火)

『海猿』海上保安庁・観閲式・・・


『海猿』海上保安庁・観閲式・・・

6月3日(日)・平成24年度・海上保安庁観閲式の2日目。

雨の確率が高かった予報が見事にはずれ、一転じりじりと日差しが照りつける夏日になりました。

定刻どおり晴海埠頭から観閲船(式典の観覧者を乗せた船)が次々に出港。“すたーしっぷ”は巡視船『えちご』に乗船。

羽田沖に達すると、いよいよ観閲式の始まりです。

大小の巡視船艇、航空機、関係官庁や海外から参加の船舶、航空機が海を空を次々に通過していきます。

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隊列の先頭を務めるのは日本最大の巡視船にして、世界最大のコーストガードシップの巡視船『しきしま』です。

全長150mの船体は間近に行きかう姿を目にすると数字以上に大きく見えます。

すれ違う際の速度も意外に早く感動の瞬間が次々と訪れます。

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巡視船『おき』。鳥取県は境海上保安部からの参加です。
救難業務重視型巡視船というタイプの巡視船で救助任務などをこなすため潜水などの業務にも対応できる機能を持っています。

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下田からの巡視船『あまぎ』拠点機能強化型巡視船といわれる新機能満載の巡視船。

尖閣などでもそうでしたが、領海警備において前線基地として警備任務に当たる保安官の休息や、巡視船への物資補給も担う機能を持っています。防弾板で囲まれた構造物をふくむ船体形状がとっても速そうでカッコいいですね。

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徳島から参加の小型巡視船『びざん』、180トン型巡視船とよばれるもので、警備の最前線で活躍します。

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こちらは海上保安庁の船でも特殊な船の一つ、測量船の『昭洋』です。大陸棚の調査や地震・海底火山調査、その他の海洋調査と幅広く活躍します。船のデザインが優れているためシップオブザイヤーにも輝いた経歴があります。

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北海道(第一管区)からは巡視船『さろま』が参加、このほか巡視船『そうや』が観閲船を務め、航空機は千歳からビーチクラフトB300『えとぴりか』が参加。

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こちらは、はるばる沖縄からやってきた。巡視艇『おきぐも』です。

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海上自衛隊からの参加は、護衛艦『やまぎり』です。あさぎり型護衛艦の一隻で一昨年十勝港に訪れた『あまぎり』の同型艦です。

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海上保安庁の巡視船多数に、関係官庁の船艇も加わりました。上は神奈川県警からの参加『しょうなん』。

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つぎつぎと目の前を通り過ぎる船艇の数々に、息つく暇もありません。

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海上保安庁の大型ヘリコプターAS332スーパーピューマ。

海上でのパレードが続く中、空には航空機が行きかいます。

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海上保安庁の航空機ボンバルディアDHC-8『みずなぎ』。海上保安庁では、このような固定翼機も多く保有していて、沿岸から遠く離れた場所での初動に活躍します。

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今回の外国からの参加は、米・コーストガードの、輸送機C-130です。

国内ではなかなかお目にかかれない珍しい機体です。
洋上で見る航空機。こちらも迫力満点でした。

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観閲式のパレードの雰囲気、なんとなく伝わりましたか?
ここで紹介した船艇・航空機は今回参加した中のほんの一部です。

このあと公開訓練へと行事は続きました。

観閲式は毎年この時期に東京羽田沖で開催され、公募で当選者に観閲船の乗船券が郵送されます。

興味のある方は一度応募してみては・・・海上保安庁HP外部リンク


今日は“すたーしっぷ”一行の休日、海上保安庁・観閲式のもようでした。




模型作品・店内で展示中・・お客様製作の模型作品を店内模型コーナーで展示しています。


企画展『タイタニック展』延長開催決定!

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ご要望の多かったタイタニック号・処女航海100年企画『タイタニック展』の延長開催を決定。5/29(火)から開催しています。

期間:5/29(火)~9月末日

会場:店内企画展示室



入場は無料です。ご興味をお持ちの方は是非ご来場下さい。


船の模型と海雑貨・・STAR SHIP MODELS


店舗情報はこちら→http://www.obnv.com/interior/475外部リンク



201265(火)

“すたーしっぷ”in 東京 ・横浜・横須賀・・・よくばりツアー!


“すたーしっぷ”in 東京 ・横浜・横須賀・・・よくばりツアー!

2日から4日までお休みをいただきまして、お客様にはご迷惑をお掛けいたしました。

ビス営業部長も出勤して、本日から営業しております。

ご来店お待ちしております。

お休み中の3日間、東京、横浜へ行ってきました。

中身の濃い3日間で、一日に3万歩は歩いたんじゃないかと思うくらい歩き回りました。

目的は・・・・・




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海上保安庁の観閲式へ行ってきました!

3日は雨60%の予報だったので、カッパや防寒具も用意して

会場へ向かいましたが、厚い雲間から太陽が覗き奇跡の暑さ・・!日頃の行いがよいから?でしょうか??


『巡視船えちご』に乗船して晴海埠頭から出港。

海に出ると余計に日差しが強く、ジリジリと焼けてきました。

店員は初めての観閲式で、涙が出るほど感動してきました。



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『私も連れて行ってほしかったわ~』とビス部長・・・。

ビス部長へのお土産に・・・

118番のライフジャケットを着たイルカさんです。



横浜は開港祭の最中、こちらもいろんな所でイベントをやって、沢山の方が来場されていて、すごく賑わっていました!

その他に横浜港クルーズ、客船『LEGEND OF THE SEAS』歓迎、帆船『日本丸』、観測船『宗谷』&船の科学館ミニ博物館見学、横須賀軍港めぐり、戦艦『三笠』などなど船を巡るよくばりな旅でした。


観閲式・その他の模様はこれから少しずつアップしていきます♪お楽しみに!



そんなわけで、週末お休みを頂きご不便をお掛けいたしましたが、本日から通常営業しています。お近くへ起こしの方は是非ご来店下さい。




模型作品・店内で展示中・・お客様製作の模型作品を店内模型コーナーで展示しています。


企画展『タイタニック展』延長開催決定!

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ご要望の多かったタイタニック号・処女航海100年企画『タイタニック展』の延長開催を決定。5/29(火)から開催しています。

期間:5/29(火)~9月末日

会場:店内企画展示室



入場は無料です。ご興味をお持ちの方は是非ご来場下さい。


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2012514(月)

襟裳岬・シップ・ウォッチング


襟裳岬・シップ・ウォッチング

本日お休みを頂いた“すたーしっぷ”。今日はあまりの天気の良さに、じっとしていられず車を走らせました。

行き先は襟裳岬。目的は海の幸とアザラシ・ウォッチング、そしてお題の『シップ・ウォッチング』です。

襟裳岬から見られる船なんて、漁船ばかりでは??

いえいえそんな事はありません。

実は襟裳岬沖は北米と日本・アジアを結ぶ最短航路になっていて、今日のような天気の良い日はそこを行く世界各国の船たちが輻輳して通過していく様を見ることが出来るのです。

そう、襟裳岬はインターナショナルな場所でもあったのです。

上の画像の船はどちらも「ばら積み船」と呼ばれる石炭や鉱石、穀物などのばら荷を積む船で、手前はパナマ運河航行サイズで全長は225m幅32m、その奥を行く大きな船は全長290m幅45mとさらに大型の船です。

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こちらはコンテナ船との交差シーン。
ここに写るコンテナ船(右側の船)は定期的にこの海域を通過する船で、ヨーロッパから東京などの日本の寄港地を経由してアメリカ西海岸を結び、一航海80日に上る長旅をこなすドイツ船籍の定期船です。全長も300mに届く大きさ。

北太平洋を行く国際航路の船乗り達にとって、襟裳岬は久しぶりに陸地を間近に見る場所でもあり。天気が良い日にしか目に出来ないポイントでもあります。夜になると、この岬の灯台が船に位置を知らせています。

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三隻の大型貨物船が並んだシーン、ここに写るコンテナ船は韓国籍、これから釜山港を目指します。この3隻も全て300mに近いサイズの大型船です。

別々の目的地を持つ船であっても最短距離を行くために岬が突き出ている場所には船が集中します。多くの船がこの場所に集まり、通過後にまたそれぞれの目的地に進路をとって行きます。

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国内の港を行き来する内航船は、さらに岬に近いところを通過していきます。手前の岩礁ではアザラシたちが気持ちよさそうに日向ぼっこしていました。

強い風と濃い霧に包まれる事の多い襟裳岬ですが、今日のような良いコンディションに恵まれると、以外に賑やかな海の道を手に取るように眺める事が出来るのです。

襟裳岬で天気に恵まれたときは、是非、沖の方にも目を向けてみてください。

今日は、“すたーしっぷの”休日・・から襟裳岬でのシップ・ウォッチングでした。

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おまけ・・“すたーしっぷ”店員と沖を行くコンテナ船。

当店は、明日(5/15)もお休みを頂きます。ご不便お掛け致しますが、どうぞ宜しくお願いいたします。明後日(5/16)から通常営業致します。


船の模型と海雑貨・・STAR SHIP MODELS


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2012415(日)

まもなく・タイタニック号沈没から100年~日本時間14:20


まもなく・タイタニック号沈没から100年~日本時間14:20

タイタニック号が大西洋上で氷山に衝突、沈没した悲劇から100年。本日、その最後のときからちょうど100年を迎える時間がやってきます。

現地時間4月15日、午前2時20分・・日本時間では午後2時20分。

そう、もうまもなくその時間がやって来るのです。

あの悲劇から100年、世界各地で追悼セレモニーが行われ、多くの乗客が海にのまれた現場でも、タイタニックの航跡を辿るクルーズを行っている客船上で追悼セレモニーが行われます。

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タイタニック号は、1912年4月10日に、華々しい処女航海で多くの人々に見送られ英国のサザンプトンを出港しました。

大西洋横断航海の前半を消化した4月14日の夜、北大西洋上で氷山に衝突します。2300人余りの乗客のうち1500名が救命ボートの不備から、命を落としました。

今日はそんな犠牲者の冥福を祈り、海難事故にたいする備えを改めて認識する日ににもなりそうです。

当店でも、タイタニック展会場にて、沈没時刻の14時20分にあわせて霧笛を鳴らして追悼します。

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タイタニック号・処女航海100年企画・企画展『タイタニック展』開催中

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処女航海から今年で100年を迎えるタイタニック号を模型や写真、遺品レプリカなどでわかりやすく展示しています。

開催期間:3月1日(木)~4月20日(金)

会場:店内企画展示室

時間:店舗営業時間(10:00~19:00)休業日を除く

入場は無料です。多くの方のご来場お待ちしております。


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TITANIC GOODS.


ホビーコーナーから・・・

力作募集中!第二回・艦船模型発表会 開催!詳しくは・・こちら 作品エントリーを受付中です。







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2012414(土)

ノーチラス・・遥か深海からの使者


ノーチラス・・遥か深海からの使者

今日は海の生き物、『オウムガイ』についてのお話です。
オウムガイというとノーチラスと言う呼び名で有名ですが、世界には6種類の仲間がいるそうです。

オウムガイを意味するノーチラスはラテン語ですが、本来はフランス語で水夫や船を意味する言葉。日本語のオウムガイと言う名前は巻いた殻の形と模様がオウムのくちばしに似ているからです。

南太平洋からオーストラリア沿岸の水深100~600mを生息域としていて先祖はアンモナイトに近い仲間、分類上は頭足綱にわけられタコやイカに最も近い仲間とされています。

そのため体には多くの足が見えるのが分かります。しかし、その足の数はなんとなんと90本にも及ぶそうで、タコ8本・イカ10本のそれからは到底及ばない数なのです。

動きはゆっくりとしていて、機敏に餌をとることはせず、話によると数週間に一度餌にありつければ生きていける生物で、その餌も主なものは魚の死骸など動く事の無いもののようです。

オウムガイの特徴は自由に浮き沈みしながら海中を泳ぎ回る事ができる点かもしれません。オウムガイの殻は、貝類とは違い渦巻きに沿う形でいくつもの仕切られた部屋に分かれ、それぞれの部屋には空気が詰まっています。ここに体液を出し入れする事で空気の体積を変え浮力を調節します。

この原理は潜水艦の浮沈の仕組みとほぼ同じで、とても良く出来たシステムと言えますね。

そのためか潜水艦や軍艦などにはオウムガイの意味であるノーチラスと言う名前が付いているのを良く聞きます。海底二万マイルなどフィクションの世界でも有名ですね。

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店内在庫のオウムガイの殻

オウムガイが比較的長い生涯を終えると空気の詰まった貝殻のおかげで、海面へ浮かび上がりはるか遠い海岸まで運ばれて打ち上げられます。

遠く日本へ流れ着く事もあるとか、そのため標本としては勿論、細工工芸品の材料としてもしばしば用いられます。

深海から海面へ、そしてはるか遠い砂浜に打ち上げられる。
なんとも深い海のロマンが詰まっているのが、このオウムガイの殻なのでした。

今日は海の生き物から、オウムガイ(ノーチラス)のお話でした。



タイタニック号・処女航海100年企画・企画展『タイタニック展』開催中

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処女航海から今年で100年を迎えるタイタニック号を模型や写真、遺品レプリカなどでわかりやすく展示しています。

開催期間:3月1日(木)~4月20日(金)

会場:店内企画展示室

時間:店舗営業時間(10:00~19:00)休業日を除く

入場は無料です。多くの方のご来場お待ちしております。


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ホビーコーナーから・・・

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STAR SHIP MODELS(雑貨&模型)
十勝・帯広に『海』を広めるお店をオープン。海辺のギフトショップをイメージした店内には『海・雑貨コーナー』と『ホビーコーナー』が同居。雑貨好き・模型好きともに楽しめるお店です。海・雑貨はマリン雑貨をはじめ、アクセサリー小物、ハワイアンまで取り揃えています。ホビーコーナーは船が中心のプラモデルから木製キット、完成品まで取り扱い。海・船・雑貨・模型の記事をランダムにブログにしていきます。

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