201487(木)

つぶつぶの意味って源氏物語にも出てくるの?


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今日のキラキラワード

   つぶつぶ

意味:無限のエネルギーの豊満な美しさ

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「つぶつぶ」は、20数年前に雑穀につけた愛称です。

そのころ、雑穀のおいしさに感動した私が
雑穀の魅力を伝えようとしても、
雑穀と聞いただけでネガティブなイメージを持つ人がほとんどで、
全く何のことか分からない無関心派や、
自分には関係ない大昔の貧しい食べ物というとらえ方が大多数でした。

なんとか雑穀の生命力あふれるおいしさを伝えたいと、
一粒に秘められた生命創造の力の話を繰り返しているうちに、
雑穀のことを「つぶつぶ」と呼んでいました。

そして、「つぶつぶ」と呼ぶようになったら、
雑穀という言葉に染みついていたネガティブなイメージや重さが消えて、
興味を持ってポジティブに受け止めてくれる人が増えたのです。

ピンときて、雑穀が主役の創作料理を
「つぶつぶクッキング」と呼ぶことにしました。

そうしたら、「つぶつぶ」ファンの輪が一気に広がり、
雑穀の社会認知度がぐっとアップしたのです。
その謎が後から解明されました。

なんと、「つぶつぶ」は平安時代に
生命力あふれる豊満な美しさを表す形容詞として使われていた言葉だったのです。

源氏物語では「つぶつぶと」という形容詞で、
女性の豊かな胸や豊満な姿態を表したり、
赤ちゃんや小さな子に対して、
「つぶつぶと肥えて白う美し」と形容しています。

日本人の遺伝子には、「つぶつぶ」という言葉に、
はじける生命力、内からみなぎるまろやかなおいしさ、
美しさを感じる感性が入っているのです。

そして、3年前に、岩手の友人を訪ねた時にこの話をしたら、

友人:「私のおじいちゃん、この言葉使ってたよ!」

ゆみこ:「ど、どんなふうに?」

友人:「つぶつぶとした赤子だ!、それから、つぶつぶッズうめえ!とも言ってたわ。」


なんと、「つぶつぶ」という言葉は、現代まで続いていた、
エネルギーあふれるおいしさを表す言葉でもあったのです。

「だから、穀物や種を数える言葉が、一粒、二粒になったんだ!」

「一粒」は1つめのエネルギー、「二粒」は2つめのエネルギー、

そして、「つぶつぶ」は数え切れないほどのエネルギー、
「無限のエネルギー」という意味の言霊を持っているのです。

だから、私は、「つぶつぶ」を無限の生命エネルギーを秘めた
一人ひとりの集まりという意味でも使っています。


そういえば、粒の漢字は「米が立つ」、
米は穀物の粒の総称として使われてきた漢字です。

もともと、粒=つぶという言葉は、中国でも日本でも、
穀物のエネルギーを数えるために生まれた言葉だったんですね。


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ゆみこさんが 何気に出てきた「つぶつぶ」と言う言葉が
こんな風に昔からあって、使われていたなんて

そしてお米の意味にも使える可愛らしい言霊ということ

初めて知った時は驚きでした

粒より大きいものを毬と言うのよね
丸いものはエネルギーの完全体です

宇宙の天体たちも地球も丸い物ね

そのエネルギーを小さく凝縮して
雑穀の種に詰まっています。

凄くロマンがある感じです

雑穀は太古から白米よりも先に
日本に存在していたことが
考古学で分かっています。

昔々から
人間の発祥の時から
世界中に
雑穀があったとされているので
人間と雑穀はとても仲良しということなんですよ。


今日もお読みいただいてありがとうございます。
大好き!愛してる!
明日も良い1日を!







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