2014927(土)

種の成長を見守る乙女心


つぶつぶクッキングエッセイ●●●●●●●●●●●●

10 耕す暮らし

10―4 種は必ず応えてくれる恋人

祈るような気持ちで種をまき、
芽が出るかなと土を見つめてはドキドキし、
小さな芽を見つけたときの感動は、恋愛気分に似ています。

行動すれば必ず応えてくれるので
何度も何度も恋心を満足させることができます。

お父さん太陽と風と雨と大地のエネルギーを
吸収してすくすく伸びる苗の成長を喜び、
熱い日差しの下で雑草と格闘し、
雑穀と雑草、双方のたくましい生命力に感嘆して
稔りを待つワクワク感いっぱいの毎日。

「穂孕み」と言って、たくましく育った茎がふくらみはじめる8月中旬の畑に行くとふくらんだ茎の間から、
まだつぶれたような殻をぎっしり着けた
穂の赤ちゃんが次々猛スピードで飛び出します。

しっかり開いた穂の赤ちゃんの殻は、
一粒一粒がひらいて、雌しべと雄しべをかわいくのぞかせます。

近寄ってよく見ないと見落としてしまう変化ですが、
青空に生える可憐な穀物の花を見ていると、
宇宙に吸い込まれそうな気分になります。

花びらのないこの花の一つ一つが、
9月末までには大地のミルクに変貌するのです。

最初は液体状でだんだんに硬い粒に変化して行きます。

こんなにも楽しんだのに、
秋にはずっしり重い収穫という楽しみが待っています。

収穫したつぶつぶたちが食卓に乗る日を思うと、
歓喜と感謝の気持ちがあふれます。

(4/5)

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 種をまく。真っ暗な地面の下で根をしっかり張った種はお日様を求め、芽を地上に向けて伸ばします。大地から芽を出した小さな種は、雨に、風に育てられてすくすくと成長します。穀物は数千倍の実をつけ、野菜たちは、それぞれの形で栄養を蓄えます。地面に穴をあけ、種を埋め、草を取り、土を寄せ、ずっしりと実った作物を収穫する。食べる前からたくさんの感動とエネルギーを大地からもらえます。耕すことはヒトにとって一番健康的な運動だと最先端の科学が解き明かしています。ベランダで、一種類でも、種をまくことを始めてみませんか。
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マザー養成講座で
山形のアトリエに行き
稔った雑穀の穂を刈り取り
束ねてかける作業と
脱穀の作業をしてきました

ほんのさわり程度で
楽しんだと言うのが実際で
本気で たくさんすると
足腰が痛くなるだろうと思います。


その日は
お天気も良くて
気持ちの良い風が吹いて
汗がうっすら
働いたなぁ~っていう感動があって
とても幸せな気分!


人は働けることで
誰かの役に立つのが嬉しい存在だそうですね

生きる糧になるそうです。


今日も元気にクラスが出来て
有難いことだと思います。

生徒さん達にも感謝です。


愛してる!大好き!







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hi-tyan
身体と心と地球に優しい料理教室「クッキングスタジオ帯広」を主宰し、自分と家族の健康を守るお手伝いをここから発信しています。
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