2008年8月25日(月)
アザラシ舎 が 空っぽに
飼育係2×237

題名にあるとおり、
現在、アザラシ舎が空っぽの状態になっていて、

こんな看板が貼ってあります。

なぜ、アザラシがいないのかというと・・
アザラシがいつもいるプールの底を修理するためです。
普段は 水の中であまりみなさんの目にはふれていないのですが、
アザラシのプールの底は こんな感じでした。

というか、今もまだこのままの状態です。
なので、このままではまずいので、
プールの底を修理をすることにしました。
でも、
「ちょっと あっちに移動してほしいな」
といっても アザラシたちは 動いてはくれません。
可哀想でも、多少 力づくでも
アザラシたちを移動しなければなりません。
昨日の夕方。
まずは 小さめのメスの 「モモ」 から。
アミの上にきた時に みんなで網をしぼり、

そして、そのままトラックの上に乗せて

さあ、出発です!!
同じ要領で、大きめな オスの 「カイ」 も。
アザラシの普段の姿からは想像もつかないほどの
力強さ に苦戦しながらも、
無事に 2頭とも移動することができました。

最初の写真が 早くも新天地に馴染んだ雰囲気のある
「カイ」で、
そして、こちらが「モモ」です。

早速プールは汚れていましたが、
それでも 元気に泳いでいました。
現在、アザラシ舎が空っぽの状態になっていて、

こんな看板が貼ってあります。

なぜ、アザラシがいないのかというと・・
アザラシがいつもいるプールの底を修理するためです。
普段は 水の中であまりみなさんの目にはふれていないのですが、
アザラシのプールの底は こんな感じでした。


というか、今もまだこのままの状態です。
なので、このままではまずいので、
プールの底を修理をすることにしました。
でも、
「ちょっと あっちに移動してほしいな」
といっても アザラシたちは 動いてはくれません。
可哀想でも、多少 力づくでも
アザラシたちを移動しなければなりません。
昨日の夕方。
まずは 小さめのメスの 「モモ」 から。
アミの上にきた時に みんなで網をしぼり、

そして、そのままトラックの上に乗せて

さあ、出発です!!
同じ要領で、大きめな オスの 「カイ」 も。
アザラシの普段の姿からは想像もつかないほどの
力強さ に苦戦しながらも、
無事に 2頭とも移動することができました。

最初の写真が 早くも新天地に馴染んだ雰囲気のある
「カイ」で、
そして、こちらが「モモ」です。

早速プールは汚れていましたが、
それでも 元気に泳いでいました。
この記事のURL|2008-08-25 15:10:52
2008年8月23日(土)
かわった クジャク。
飼育係2×237

少し前の写真で申し訳ないのですが、、
飼育係1で紹介していたインドクジャクのオス、
飾り羽が落ちて、ついにはこんな姿になりました。
べつに病気でもなんでもない、
ただの 時期的なものなのですが、
この姿がみょうに珍しく、写真を撮ってみました。
でも、こんなに小さい 姿になっても・・・
クジャクの オスは
頑張るんです!

頑張るんです!!!

こんな姿でも、小さくなった飾り羽を震わせて
一生懸命 メスにアピールしていました。

でも、

やっぱり相手にされないようです・・・。
普段から メスには あまり相手にされてはいないので、
いつもと同じ感じなだけなんですけどね。。。

いつもより
ちょっと迫力のない インドクジャクでした。
そして、ついでの面白写真。
何かに悩んでいる カンガルー。。。

では、なくて !!
なぜか 横になって 頭を抱えるような格好になっていました。
この姿が おもしろくて つい写真に撮りました。
でも、このあとすぐ、すくっと起きて、
元気に跳ねていったので心配はいりません。
飼育係1で紹介していたインドクジャクのオス、
飾り羽が落ちて、ついにはこんな姿になりました。
べつに病気でもなんでもない、
ただの 時期的なものなのですが、
この姿がみょうに珍しく、写真を撮ってみました。
でも、こんなに小さい 姿になっても・・・
クジャクの オスは
頑張るんです!

頑張るんです!!!

こんな姿でも、小さくなった飾り羽を震わせて
一生懸命 メスにアピールしていました。

でも、

やっぱり相手にされないようです・・・。
普段から メスには あまり相手にされてはいないので、
いつもと同じ感じなだけなんですけどね。。。

いつもより
ちょっと迫力のない インドクジャクでした。
そして、ついでの面白写真。
何かに悩んでいる カンガルー。。。

では、なくて !!
なぜか 横になって 頭を抱えるような格好になっていました。
この姿が おもしろくて つい写真に撮りました。
でも、このあとすぐ、すくっと起きて、
元気に跳ねていったので心配はいりません。
この記事のURL|2008-08-23 17:35:07
2008年8月16日(土)
シカ しかでてきません。
飼育係2×237

さっそくのダジャレからはいりましたが、
題名の通り、今回のネタは 「 エゾシカ 」 です。
エゾシカは、飼育係3の担当動物なのですが、
おびひろ動物園にとっては、
まさに 「 旬 」
というわけで使わせてもらいました。
夏の時期の 突然の出産ラッシュ!
ビックリしましたが、、
仔ジカ ・・・かわいい。
お母さん鹿の 後ろを付いて歩く姿なんか、、
もう、、 反則です。
ですが、エゾシカの子供は、
いつもお母さんの後ろを付いて歩いている訳ではありません。
最近は 付いて歩く姿をみかけますが、
生まれてすぐの頃は、
どこにいるのかを 探すのも難しいくらい!!
この写真の中のどこかに 仔ジカがいます。
さて、どこにいるのか わかりますか??
その、、
正解はぁぁぁぁ
ここです。
持ち歩きようカメラのため、画像が乱れていますが。
こんな感じで、生まれてすぐの頃のエゾシカは、
お母さんにビッタリくっついて、外敵から身を守るのではなく、
崖などの 外敵に発見されにくい場所で
身を潜めてじっとしていることが多いのです。
で、ここまでが、1頭目の 仔ジカの写真です。
そして、出産ラッシュとなった
2頭目の 仔ジカも生まれました!
当日の 8月13日の写真です。
草食動物らしく、出てきた胎盤は
親がすぐに食べて、匂いを消し、
子供が生まれたことが 外敵に知れるのを防ぎます。

そして、仔ジカは しっかりと自分の身を隠します。

隠している つもりです・・
題名の通り、今回のネタは 「 エゾシカ 」 です。
エゾシカは、飼育係3の担当動物なのですが、
おびひろ動物園にとっては、
まさに 「 旬 」
というわけで使わせてもらいました。
夏の時期の 突然の出産ラッシュ!
ビックリしましたが、、

お母さん鹿の 後ろを付いて歩く姿なんか、、

ですが、エゾシカの子供は、
いつもお母さんの後ろを付いて歩いている訳ではありません。
最近は 付いて歩く姿をみかけますが、
生まれてすぐの頃は、
どこにいるのかを 探すのも難しいくらい!!
この写真の中のどこかに 仔ジカがいます。

その、、
正解はぁぁぁぁ
ここです。

こんな感じで、生まれてすぐの頃のエゾシカは、
お母さんにビッタリくっついて、外敵から身を守るのではなく、
崖などの 外敵に発見されにくい場所で
身を潜めてじっとしていることが多いのです。
で、ここまでが、1頭目の 仔ジカの写真です。
そして、出産ラッシュとなった
2頭目の 仔ジカも生まれました!

草食動物らしく、出てきた胎盤は
親がすぐに食べて、匂いを消し、
子供が生まれたことが 外敵に知れるのを防ぎます。

そして、仔ジカは しっかりと自分の身を隠します。

隠している つもりです・・
この記事のURL|2008-08-16 18:56:53
2008年8月15日(金)
最強 の 「 どうぶつ 」
飼育係2×11
「地上最強の動物は なんでしょうか?」と質問されたら、
皆さんは どんな動物を思い浮かべるでしょうか??
「百獣の王」ライオン でしょうか?
それとも、ネコ科最大の シベリアトラでしょうか?
最大の肉食獣ホッキョクグマや、アフリカゾウでしょうか?
私が最強だと考えるのは アフリカゾウです。
そして、肉食獣の中では、
ホッキョクグマのオスでしょうか。
でも、この「最強」は、陸の上、そして 1 対 1 で戦ったら・・という
限られた条件の中だけでの「最強」です。
現に、この2つの最強の動物、
アフリカゾウは、象牙のために人間に殺され、
人間の開発のために棲む場所を奪われ、絶滅の危険があり。
ホッキョクグマにおいては 地球温暖化で、北極の氷が少なくなり、
こちらも絶滅の危険が迫ってきている動物だといえます。
エサを探して、ナワバリを守って、寝て、繁殖して・・
動物の本能は、動物たちのありとあらゆる行動を引き起こしますが、
その本能、行動の全ては、
最終的に 「 種 」 を守ることに集約されます。
1 対 1 の戦いで強くても、その 「 種 」 を守るたたかいにおいては、
アフリカゾウや ホッキョクグマは 、決して最強ではありません。
逆に、 「最弱」 の側に近いのではないでしょうか。。。
空想の上の「 1 対 1 異種動物戦 」ではなく
地球上で 今も実際に行なわれている
「 種 」 を守るたたかいの 「地上最強の動物」 は、
体の小さなネズミ のような動物なのかもしれません。
――――――――――――――――――\r
さて、話しは変わって、
私たち人間は、動物の中では 何番目に強いでしょうか?
1 対 1 の戦いでは、武器さえ持てば まさに「最強」です。
でも、「 体ひとつで 」という条件で戦うと、
私たち人間のライバルは・・・
せいぜい ヤギや ヒツジなどの 小さめの草食獣です。
そして、「種を守るたたかい」の場ではどうでしょうか?
少し先の未来のお話し、、
地球の環境破壊が極限まで進み、
地球の環境が激変してしまったら・・・
私たちはどうなるでしょうか?
地球上にある自然は限られています、
地上の面積も限られていて、もちろん 海の広さも。
でも、世界中の人口は増え続け、
便利な物も増え続けています、
人が増えれば、食料が必要になる、だから森を切り開いて農地を増やす。
農地を増やせば 森が減り、地球温暖化が進み、天候が荒れる、
天候が荒れて 作物が採れなくなるから、農地を増やす。
農地を増やせば 森が減り、地球温暖化が進み、天候が荒れる、
天候が荒れて 作物が取れなくなるから、農地を増やす、、、
そして、それを繰り返す・・・
その間も 世界の人口は増え続ける。
便利な物も 増え続ける。
そして最後に、地球上から 森がなくなってしまったら、、、
地球上に増えるものは 農地や、工場や、学校ではなくて、
「戦争」という醜い争い なのかもしれません。
これは、ものごとを全て 極端に悪い方、悪い方へと考えていった
たとえばの お話しですが、
私たち「人間」という「種」は、
以前、私たちが思っていたほど 「最強」 ではないみたいです。
もし、食べ物があまり育たない世界になったら、、
もし、現在の流通のシステムが機能しなくなったら、、
もし、世界中から全ての「物」が不足しだしたら、、
そうなる前に、
今は 私たち「ヒト」という「種」が 向かうべき方向を
探さないといけない 時期なんだとよく感じます。
皆さんは どんな動物を思い浮かべるでしょうか??
「百獣の王」ライオン でしょうか?
それとも、ネコ科最大の シベリアトラでしょうか?
最大の肉食獣ホッキョクグマや、アフリカゾウでしょうか?
私が最強だと考えるのは アフリカゾウです。
そして、肉食獣の中では、
ホッキョクグマのオスでしょうか。
でも、この「最強」は、陸の上、そして 1 対 1 で戦ったら・・という
限られた条件の中だけでの「最強」です。
現に、この2つの最強の動物、
アフリカゾウは、象牙のために人間に殺され、
人間の開発のために棲む場所を奪われ、絶滅の危険があり。
ホッキョクグマにおいては 地球温暖化で、北極の氷が少なくなり、
こちらも絶滅の危険が迫ってきている動物だといえます。
エサを探して、ナワバリを守って、寝て、繁殖して・・
動物の本能は、動物たちのありとあらゆる行動を引き起こしますが、
その本能、行動の全ては、
最終的に 「 種 」 を守ることに集約されます。
1 対 1 の戦いで強くても、その 「 種 」 を守るたたかいにおいては、
アフリカゾウや ホッキョクグマは 、決して最強ではありません。
逆に、 「最弱」 の側に近いのではないでしょうか。。。
空想の上の「 1 対 1 異種動物戦 」ではなく
地球上で 今も実際に行なわれている
「 種 」 を守るたたかいの 「地上最強の動物」 は、
体の小さなネズミ のような動物なのかもしれません。
――――――――――――――――――\r
さて、話しは変わって、
私たち人間は、動物の中では 何番目に強いでしょうか?
1 対 1 の戦いでは、武器さえ持てば まさに「最強」です。
でも、「 体ひとつで 」という条件で戦うと、
私たち人間のライバルは・・・
せいぜい ヤギや ヒツジなどの 小さめの草食獣です。
そして、「種を守るたたかい」の場ではどうでしょうか?
少し先の未来のお話し、、
地球の環境破壊が極限まで進み、
地球の環境が激変してしまったら・・・
私たちはどうなるでしょうか?
地球上にある自然は限られています、
地上の面積も限られていて、もちろん 海の広さも。
でも、世界中の人口は増え続け、
便利な物も増え続けています、
人が増えれば、食料が必要になる、だから森を切り開いて農地を増やす。
農地を増やせば 森が減り、地球温暖化が進み、天候が荒れる、
天候が荒れて 作物が採れなくなるから、農地を増やす。
農地を増やせば 森が減り、地球温暖化が進み、天候が荒れる、
天候が荒れて 作物が取れなくなるから、農地を増やす、、、
そして、それを繰り返す・・・
その間も 世界の人口は増え続ける。
便利な物も 増え続ける。
そして最後に、地球上から 森がなくなってしまったら、、、
地球上に増えるものは 農地や、工場や、学校ではなくて、
「戦争」という醜い争い なのかもしれません。
これは、ものごとを全て 極端に悪い方、悪い方へと考えていった
たとえばの お話しですが、
私たち「人間」という「種」は、
以前、私たちが思っていたほど 「最強」 ではないみたいです。
もし、食べ物があまり育たない世界になったら、、
もし、現在の流通のシステムが機能しなくなったら、、
もし、世界中から全ての「物」が不足しだしたら、、
そうなる前に、
今は 私たち「ヒト」という「種」が 向かうべき方向を
探さないといけない 時期なんだとよく感じます。
この記事のURL|2008-08-15 19:02:48
2008年8月12日(火)
(続)トラは トラでも・・・
飼育係2×237

さて、本当に 前回の続きからスタートします!
シベリアトラの「 ストロング 」 は
ついに 大物に興味をしめし 匂いをかぎ始めました。

そして、ガブリと 持ち上げると、、、

あれっ!?
どうやらプールの中に落としてしまったようです。
場所を変え しばらく じっと見ていると・・・

いきなりの ネコアタック!!

どうやら 水に浮いて プカプカと動く氷に
ネコ科の 本能が刺激されたようです!
でもって、そのまま ガブリ。

その後も、テンションが上がったようで、、
なかなか入っているところが見られない
プールの中で 動き回っていました。


そして、
もう中には
何も ないんだなぁ・・
と、わかると プールから出ていきました。

でも、夕方見に行くと、全身プールに浸かっていました。
最初の写真も この日の夕方のものです。
実は、私は
ストロングが全身プールに入っているのを
実際に見のは このときが 初めてで・・・
暑いから、氷。
きっと、それだけではなくて、
時々、普段とは違った刺激が
トラには 必要なんだなぁ、と感じました。
最後に、今回 たくさん撮った
写真の中で 私の1番の「お気に入り」です。
ストロングの顔は 見えませんが、
シベリアトラの強力な前足の 力強さの源
たくましい筋肉が 体毛の上からでも よく見えます。
獲物を しとめるときには、
まずは 獲物の体に 鋭い爪を
この強力な前足の筋肉を使って くい込ませるんです。
この大きな大きな前足、
そして、この巨体。
まさに 「 森林の王者 」 です。
シベリアトラの「 ストロング 」 は
ついに 大物に興味をしめし 匂いをかぎ始めました。

そして、ガブリと 持ち上げると、、、

あれっ!?


場所を変え しばらく じっと見ていると・・・

いきなりの ネコアタック!!

どうやら 水に浮いて プカプカと動く氷に
ネコ科の 本能が刺激されたようです!
でもって、そのまま ガブリ。

その後も、テンションが上がったようで、、
なかなか入っているところが見られない
プールの中で 動き回っていました。





そして、
もう中には
何も ないんだなぁ・・
と、わかると プールから出ていきました。

でも、夕方見に行くと、全身プールに浸かっていました。

実は、私は
ストロングが全身プールに入っているのを
実際に見のは このときが 初めてで・・・
暑いから、氷。
きっと、それだけではなくて、
時々、普段とは違った刺激が
トラには 必要なんだなぁ、と感じました。
最後に、今回 たくさん撮った
写真の中で 私の1番の「お気に入り」です。

シベリアトラの強力な前足の 力強さの源
たくましい筋肉が 体毛の上からでも よく見えます。
獲物を しとめるときには、
まずは 獲物の体に 鋭い爪を
この強力な前足の筋肉を使って くい込ませるんです。
この大きな大きな前足、
そして、この巨体。
まさに 「 森林の王者 」 です。
この記事のURL|2008-08-12 19:36:43