タケちゃんへ

あんまり急だったからさ

結局

オレ、なんもしてあげられなくてごめんね。

セイカがいた頃に

毎日毎日、

アオゥ

アオゥ

っと大きな声で鳴くもんだから

タケ!

うるさい!

って言ってしまってごめんね。

クルッとした目で

人懐っこくて

セイカが大好き過ぎて

自分の子供に、セイカをとられるかも?

と

思って、焼きもちやいていたタケル

そんな、タケちゃんも

大好きだったよ。

あの日はちょうどお休みの日で

タケちゃんを見送ることができて

よかったよ。

オレはまだそっちには行かないと思うけど、

まぁ、そのうちそつちに行くことになるから

その時はよろしくね。

セイカはやさしいから

きっと、タケちゃんを

やさしくむかえてくれると思うよ。

いっぱい

セイカに甘えたらいいよ。

ダイちゃんとボスとムサシによろしくね。

大好きだよ。

また今度ね。