20111012(水)

ホビーコーナーから・・・9・11テロの追悼の船


ホビーコーナーから・・・9・11テロの追悼の船

今日はホビーコーナーより、今月発売の気になるキットから一つを紹介。

2001年9月11日・・あのアメリカ同時多発テロで、世界貿易センタービルに二機の旅客機が激突。そのシーンを目にした方はあの光景が今でも鮮明に焼きついているのではないでしょうか。

4機の旅客機を使ったこの同時多発テロでは三千人近い死者が確認され、乗客が機の奪還に立ち上がり格闘した記録など映画化されたものもありました。

トレードセンター跡地は現在グラウンド・ゼロ(爆心地)と呼ばれていますが、そこから回収されたビルの残骸を溶かした鉄を一部に使用して作られた船があります。

それがこのドック型輸送揚陸艦・LPD-21『ニューヨーク』です。ワールドトレードセンターから集めた24トンの鉄を艦首部分の構造に使っているそうです。

サン・アントニオ級ドック型輸送揚陸艦の五番艦として建造された LPD-21『ニューヨーク』対テロ活動に従事するこの船にこの名がつけられました。

この船の建造に際しては『Never Forget』という言葉のもとに、作業員は各部材の取り扱いも犠牲者に敬意を表すように丁寧に扱ったそうです。

ドック型輸送揚陸艦・LPD-21『ニューヨーク』は満載排水量が25,000t 全長:208.5 m 全幅:31.9 mの大型艦で、船体内にはLCACエアクッション型揚陸艇などの揚陸舟艇やヘリコプターを搭載し従来型から格段に機能的になり、大型化により貨物揚陸艦や戦車揚陸艦の機能も併せ持つ多機能揚陸艦となっています。


キットはサイバーホビーから10月発売したばかりの1/700・ドック型輸送揚陸艦・LPD-21『ニューヨーク』 定価¥3780

実際の船体が大きいだけに完成長も約30cmと、キットもボリュームたっぷりで作り応えは十分です。

テロ犠牲者の追悼の思いもこめて仕上げたいキットです。


ホビーコーナーでは『1/700プラモデル・復帰応援プロジェクト』を進行中!
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子供の頃に1/700ウォーターラインの軍艦を作った、と言うお父さんも多いかと思いますが、そんな懐かしい記憶をお持ちの方々の模型作りへの復帰をお手伝いしよう、というプロジェクトです。

ウォータラインの新しい世界の紹介や作り方ラインナップまでを知っていただき、少年の頃の夢だった、より完成度の高い作品作りお手伝いをさせて頂きます。

作品を仕上げたなら、当店で年に一度開催する >『艦船模型発表会』にも是非エントリーしてみてください。

今、1/700プラモデルの世界は一つの新時代を迎えています、手軽に組めるキットから、精密さにこだわると際限がない新金型の高精度モデルまで、進化した1/700プラモデルがどんなものか、新商品のラインナップを、是非一度、お確かめ下さい。


少年の頃の夢を、男のロマンに・・・本日もご来店お待ちしております。

船の模型と海雑貨・・STAR SHIP MODELS

店舗情報はこちら→http://www.obnv.com/interior/475外部リンク



20111010(月)

ホビーコーナーから・・・潜水艦『伊号一九』


ホビーコーナーから・・・潜水艦『伊号一九』

本日はホビーコーナーから・・・

あっと言う間に雲が広がり泣き出しそうな空に・・・
こんな日は部屋にこもって模型作りというのがお決まりの過ごし方になっているお客様も多いようですが、是非お店のほうにも遊びに来てくださいね。

今日は最近気になっているキットを2点紹介します。

一つ目は上の画像、日本海軍が誇った潜水艦『伊19』のAFV Clubから発売の1/350キット 定価¥2625です。

別売の木甲板付きディテールアップパーツが仕上がりを完璧なものにしてくれます。


◎伊19について・・・『伊19』は正式には『伊号第一九潜水艦』と呼ばれ、伊一五号潜水艦の三番艦として1941年に竣工。

戦歴では1942年9月15日のサンクリストバル島南東での攻撃が有名です。
『伊19』が米空母『ワスプ』に対して行った魚雷攻撃6発のうち三発が『ワスプ』に命中。

しかし命中弾はそれだけではありませんでした。

ワスプからそれた魚雷はそのまま10km先にいた第17任務部隊まで到達し戦艦『ノースカロライナ』と駆逐艦『オブライエン』にそれぞれ命中。駆逐艦『オブライエン』は大破し後退中に沈没。戦艦『ノースカロライナ』には半年もの修理が必要なまでの損傷を負わせました。 航行不能となった空母『ワスプ』は味方駆逐艦の魚雷で自沈処分。

1943年米駆逐艦の攻撃を受けて戦没認定をうけるまで数々の戦果を上げました。


この『伊19』、先行で同じ1/350スケールのものがアオシマから発売されていますが、船体の表現にはいくつかの違いがあります。

最大の違いは常に水面下にあり写真などの記録が少ない魚雷発射管扉部分。その周辺の再現が両者の間でかなりの違いが見て取れます。

その他のモールドは全体に大きな違いが無いのですが、アオシマのものは左右分割の船体なのに対して、本商品AFVのものは上下分割になっています。

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こちらはアオシマ 1/350・アイアンクラッド『伊19』定価¥2940

両者の違いを見ながら作り比べるのも、また面白いでしょう。

秋の夜長は男のロマン『模型作り』に時を費やしてみては・・


ホビーコーナーでは『1/700プラモデル・復帰応援プロジェクト』を進行中!
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子供の頃に1/700ウォーターラインの軍艦を作った、と言うお父さんも多いかと思いますが、そんな懐かしい記憶をお持ちの方々の模型作りへの復帰をお手伝いしよう、というプロジェクトです。

ウォータラインの新しい世界の紹介や作り方ラインナップまでを知っていただき、少年の頃の夢だった、より完成度の高い作品作りお手伝いをさせて頂きます。


作品を仕上げたなら、当店で年に一度開催する >『艦船模型発表会』にも是非エントリーしてみてください。

今、1/700プラモデルの世界は一つの新時代を迎えています、手軽に組めるキットから、精密さにこだわると際限がない新金型の高精度モデルまで、進化した1/700プラモデルがどんなものか、新商品のラインナップを、是非一度、お確かめ下さい。



少年の頃の夢を、男のロマンに・・・


明日は当店お休みを頂きます。


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2011109(日)

ハワイの風を感じて・・ランチョンマット&マグネット

雑貨×502

ハワイの風を感じて・・ランチョンマット&マグネット

今日は快適度がこの秋最高とも言える日和でしょうか。
こんな日が続いてくれるとうれしいです。

こんな日は暑さが一段落して肌に触れる空気が柔らかいハワイでの一日が思い返されます。

今日はハワイアンコーナーに入荷したランチョンマットと温度計付きマグネットを紹介します。

10月に入り、ハワイ諸島はちょうど雨季に入った頃でしょうか、ハワイでは雨季といっても、さっとお湿りの雨が降ってはまた爽やかな風が吹きすさぶ心地よい季節です。
適度な湿度でその風も肌に優しい、そんな季節。

ひとときの雨を浴びて海岸でサーフィンを楽しむ人々、それぞれが一定のリズムで風に揺れるヤシの木、雨にぬれて気持ちよさそうな小鳥たち・・そんな光景が思い浮かびます。

そんなハワイを思いながら南国の気分を味わってくださいね!

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ランチョンマット(ハイビスカス)¥945完売しました

暖かみがあってこれからの季節にピッタリかな・・!

陽だまりのダイニングに・・ランチで、ディナーで・・・

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ランチョンマット(フラ・ハニー)¥945完売しました


フラを踊るフラガールが楽しげで可愛い。

ハイビスカス柄と組み合わせると食卓も盛り上がります。


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こちらはマグネット各種。¥980完売しました


フラガール・ハワイの島々・サーフボード柄の三種類あり、それぞれ温度計が付いています。ハワイに行った気分で、冷蔵庫にペッタンしてください。

この秋はハワイの爽やかな風を感じてください。


☆雑貨コーナーでは、三周年記念企画・第二弾『秋の海雑貨・イルカさんと海の仲間&ハワイアンの小物たち』も好評開催中(10/30まで)です。


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2011108(土)

海の仲間(シャチ・イルカ・クジラ)。陶器の置物

雑貨×502

海の仲間(シャチ・イルカ・クジラ)。陶器の置物

今日から三連休と言う方も多いのでは。
さて本日はお店の新商品の中から、陶器で出来た海の仲間たちを紹介です。上はオルカ(シャチ)親子です。

シャチと言うと海の狩人として、海では食物連鎖の頂点にいる海洋生物。前述のようにとかく獰猛なシーンが強調され紹介されがちですが、実は家族愛が深く、親子の絆がとても強いことでも知られています。アイヌ語でもレプンカムイ(沖の神)ほか多くの呼び方が残っていて、数々の伝説が残ります。乱獲で今でこそ目にする機会が少ないシャチですが、北海道にも縁の深い動物だったのです。その大きな体から受ける印象とは対照的に泳ぎの達人とも言われ、その泳ぎは繊細で時速60キロ以上で泳ぐ事も出来るそうです。

そのシャチ親子が陶器になりました。置き方によって、甘えるしぐさなど色々な見え方で楽しめます。

イルカや、クジラさんと一緒に並べて小さな水族館を作ってください。・・・オルカ(シャチ)親子 2頭セット¥950完売しました

※写真は2セット並べて撮っています。

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こちらはお馴染みのイルカが集まった4頭のセットです。全て違う姿勢のイルカ達で、1頭は立った状態で置くことができます。それぞれに動きが感じられる置物で、並べると楽しそうです。貝殻や、ビー玉なんかと並べれば、楽しい海の中のワンシーンを演出出来ます。・・・・イルカ4頭 ¥800完売しました


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最後はザトウクジラの家族(親子3頭)です。
ザトウクジラは大きなジャンプ(ブリーチング)をする映像でおなじみのクジラです。集団で餌をとる『漁』をすることでも有名で、集団で魚群の周りに円を描いて回り込み泡を出して小魚を追い込みます。ザトウクジラはとても社会性に富んだ頭の良いクジラです。その他に歌を歌うクジラとしても知られていて、その歌声は宇宙に放たれた無人宇宙探査機ボイジャー1号、2号の地球外知的生命体宛てのレコードにも録音されているそうです。・・ザトウクジラの家族 ¥950完売しました


皆さんのアイデアで素敵な海中世界を演出してみてください。

☆雑貨コーナーでは、三周年記念企画・第二弾『秋の海雑貨・イルカさんと海の仲間&ハワイアンの小物たち』も好評開催中です。


本日もご来店お待ちしております。


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2011104(火)

船の科学館が公開を休止・青函連絡船『羊蹄丸』最後の一日!


船の科学館が公開を休止・青函連絡船『羊蹄丸』最後の一日!

東京お台場にある船舶・海運についての啓蒙に役立ってきた博物館『船の科学館』が9月30日(金)公開最終日を迎え、無期限の公開休止に入りました。

施設の老朽化や展示内容が古くなってきている事が主な理由で、再開には施設の補修と展示物の総入れ替えなど、多額の費用もかかるからでしょう、当分の間公開を休止する事となりました。

それに伴い、上の画像手前に写る青函連絡船『羊蹄丸』も年間の維持費が高額に上るため無償譲渡先を選定中で、いずれ今の場所を離れて行く事になります。隣に並ぶ南極観測船『宗谷』はこれまでどおり展示が続けられますが『宗谷』とともに東京お台場のシンボルともなっていた『羊蹄丸』がこの場所を去ると聞くと、特に連絡船を身近に感じてきた北海道民としては寂しさを感じます。

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公開最終日、沢山の見学者が来館、関心の高さが伺えました。この博物館は1974年(昭和49年)に開館、日本の海運・造船・海洋開発・周辺海域の保安などに関する展示を、実物や模型を駆使して伝える文字通り船が主役の博物館で、日本財団が主に競艇の収益金を元に海事振興を目的に運営してきました。船について学ぶ事のみならず、海運国でもあり海運依存率の高い日本を知るにはとても優れた施設でした。

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海運・船の歴史についてのコーナーを食い入るように見る来館者達。世界の船の歴史に始まり、日本の船舶輸送の大型化や戦争に翻弄された歴史などを、数え切れない船の模型を使い説明しています。一点一点を納得行くまで見てまわるととても一日では足りませんでした。

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こちらは、実際に動かされた、大型船のエンジン部分、3階建て程の高さにそびえる巨大なエンジン。今にも動き出しそうで、見ているだけでその鼓動が伝わってっくるようです。

模型だけでなくこのような巨大構造物もスペースを惜しまず実物をつかってわかりやすく説明しています。その他の船舶用エンジンや、船に使われる鋼材の断面など、実物そのままの展示は迫力がありました。

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こちらは、軍艦史の展示コーナー。上の画像は50分の1の縮尺で作られた、戦艦『大和』の模型です。大和の全長が263mですからこの模型の全長は実に5m以上、幅と高さを感じながら目にするとそれ以上に感じます。呉の大和ミュージアムの10分の1の『大和』模型が出来るまでは国内で精密さでは一番の『大和』の模型でした。その他同じ50の分の1のスケールで作られた『三笠』を含め多数の軍艦模型が展示されていました。

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タイタニックが進水して100年となる今年、企画展としてタイタニックの企画展示も行われていました。処女航海が1912年ですから、あの事故からは来年がちょうど100年目となります。

このコーナーでは、進水式の模様や、船内備品の展示、就航時の絵葉書や乗船券なども展示。処女航海で沈んでしまった船だけにほとんどが海の藻屑となったことからも残った資料は少なく、数少ない貴重な資料がならぶこの展示は内容の濃いもで、最終日を締めくくるのにはふさわしい展示だったように思います。

『船の科学館』はリニューアルの準備に入るようですが、再開はまだ未定とのこと、『船の科学館』が更に内容の濃いものとなってオープンする事を祈りつつ、この場所では見納めとなった、青函連絡船『羊蹄丸』とは、新天地での変わらぬ形での再会が叶う事を祈りたいものです。

今日は、東京お台場『船の科学館』最後の一日の模様でした。


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STAR SHIP MODELS(雑貨&模型)
十勝・帯広に『海』を広めるお店をオープン。海辺のギフトショップをイメージした店内には『海・雑貨コーナー』と『ホビーコーナー』が同居。雑貨好き・模型好きともに楽しめるお店です。海・雑貨はマリン雑貨をはじめ、アクセサリー小物、ハワイアンまで取り揃えています。ホビーコーナーは船が中心のプラモデルから木製キット、完成品まで取り扱い。海・船・雑貨・模型の記事をランダムにブログにしていきます。

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