グルメ、食べ歩き(0)


2011128(木)

私にとって幻の 味噌ラーメン「トチロヲ」さん


私にとって幻の 味噌ラーメン「トチロヲ」さん

何年も前から行きたかったお店です。
「トチロヲ」さん。
場所は、帯広市南の森西8丁目1-1 です。

お店の前はよく車で通っていましたが、ラーメン目当てに向かうと、閉まってたり、休んでたりで、店に入ることができていなかったのです。

私にとっての印象は「幻のお店」。追い掛けると消えてしまう「陽炎のようなお店」でした。

しまいには、閉店されたとの話を聞き、残念に思っていました。

が、再び開店されたとの情報を得て、「また休んでいるかも」と不安に思いながらも、車で向かいました。

営業していました。

店の外観は、ぼけっとしていると気付かないような佇まいで、赤いのれんが目印ですが、ラーメン店であることの分かりやすい標記がありません。
しかし、あの「赤いのれん」は人の心をひきます。

店内はやや狭めで、既に数組お客さんがいらっしゃいました。
清潔できれいな店内。カウンターからは店主の方も近くに見えます。
奥様らしき方と、店を切り盛りされています。

店主の方は以前の同じ方なのかは定かではありませんが、今まで休みが多かったので、リタイアした方がマイペースでお店をやられているのかと思っていましたが、ご夫婦はとても若い方でした。

以前はしょうゆラーメンなどもあったようですが、味噌ラーメン専門店となったようです。

ラーメンは、赤身のある味噌スープに、炒めたもやし、ニンジン、キクラゲ、ひき肉などが載っています。
コクのあるとろり系のスープと、たっぷりの野菜大きめのチャーシューがうまい具合に調和しています。

ニンニクの風味もして、全体的に私にはドンピシャリの味噌ラーメンでした。

また、伺わせていただきます。



2011123(土)

手打ち十割そば「kisan 紀山」


手打ち十割そば「kisan 紀山」

↑芽室町役場の東側に店を構える「kisan 紀山」


芽室町の蕎麦屋「kisan 紀山」に行ってきました。

12月1日にオープンしたばかりのお店です。

場所は芽室町役場の東側、道をはさんだ分かりやすい場所にあります。

清水町御影で営業されている蕎麦屋「紀山」の芽室店にあたるお店です。

まず感じたのが、店の外観はおしゃれなこと。
入り口からは店内が見えない作りで、隠れ家的な印象
店に入る期待度を上げてくれます。

最近は、東京などでも、隠れ家的な店構えで、こだわりの蕎麦を出しているお店が増えているように思えます。
こちらのお店も、店の名刺を見ると「隠れ家そば家」をコンセプトにお店づくりをされたようです。

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店に入ると店主の太田さんが笑顔で迎えてくれる。

以前もともと芽室で「紀山」という蕎麦屋を経営されている方がおられたのですが、店主を師匠として蕎麦打ちの習得をされたのが、今の店主なのです。

その方が病気でお亡くなりになる前に現店主がのれんを引き継ぎ、まず清水の地でお店を開き、そして今回、弟子が師匠の地、芽室で店を開くことになったのです。
全店主にすると、師匠への恩返しでもあるのです。

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趣のある小物が店内に並ぶ

店主の打つ蕎麦は、お客さま、そして今は亡き師匠にもささげる物でもあります。

kisanの蕎麦は、御影在来種自家栽培・自家製粉された物を使った、手打ち十割蕎麦です。
蕎麦の感触は十割を感じさせないつやと、つるっとした喉ごしの良さが特徴です。

今回は「にらそば」をいただきました。

にらそば

十勝産の新鮮なニラをゆでて載せた「にらそば」。
これは、栃木県のご当地グルメとして知られているそうです。管内のそば店でもメニューにしているお店はきわめて少ないといいます。

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頂いた感想は「ニラと蕎麦の風味が非常に合う!」
そして、ニラの豊かな風味と歯ごたえ
新鮮なニラを使用していることと、ゆで時間にも気を遣われていることが感じられます。

家で蕎麦を食べるときもまねてみたいと思いました。


やまべ天麩羅付きもりそば

おまけの画像です。

このメニューの正確な名前は覚えていませんが「やまべ天麩羅付きもりそば」です。

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カウンターの隣の席に座った年配の女性が、私が一生懸命に写真を撮っているのを見て「私が食べる前に撮影していいわよ」と言ってくれたので、カメラに収めました。



お昼の時間でもあり、店内はお客さんでにぎわっていました。
私がいたときだけでも、お店に顔を出し駐車場の場所を聞く方も何人もいて、評判を聞きつけ遠くから車で訪れる人がたくさんいるのでしょう。

身近な場所に、お気に入りのお店が増えることは、大変うれしいことです。


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「kisan 紀山」
定休日  当面は日曜日休業。年末年始
営業時間 11:00~(そばが無くなり次第閉店)
芽室町東2条2丁目9番地



20111128(月)

焼きそばが絶品 中華料理「ますや」


焼きそばが絶品 中華料理「ますや」

↑秘伝のソース「焼きラーメン」


帯広市東1条南11丁目の 中華料理「ますや」さんです。

店の外観は古びていて、探していても、つい車で通りすぎてしまうようなお店なのですが、多くの根強いファンを持つお店です。

もちろん、私もファンの一人です。

店内は、くの字形のカウンターに4席ぐらいとテーブル席が3つ。そして、横に座敷があるらしいふすまがあります。
店の雰囲気は、昭和を感じさせるような、どことなくレトロな感じ。

カウンターには亡くなられた先代のお写真が置かれ、笑顔で中華鍋をふるう姿が私たちを迎えてくれます。

先代亡き後は、娘さんが料理を担当し、もう一人の補助する女性は顔立ちを拝見すると娘さんの娘さん、先代のお孫さんではないかと思います。(あくまで私の推測です)

お勧めは、「焼きそば」(あんかけ焼きそば)と「焼ラーメン」です。

このお店の「焼きそば」「帯広で一番おいしい」と話し、足しげく通われる方も多くいらっしゃいますが、その言葉に偽りはありませんでした。

両面しっかり焼き上げられた麺の上に、うすい醤油色のアンがかかってます。
もやし、白菜、ニンジンなど細長く切られた野菜に、イカ、豚肉などの具材もたくさん入っています。

別の日にいただいた「焼ラーメン」ですが、世間で言う「ソース焼きそば」です。
調理の様子を眺めていましたが、業務用しょうゆのプラ容器(取っ手が付いてる)に秘伝のソースが調合されていて、全体をある程度炒めきったあとに、たっぷりとソースが投入されます。

しっかりとした味付けで、腰のある麺の感触とソースうまみが絶妙。次から次へと胃袋に入っていきます。

友人が話すには、先代からの味が見事に引き継がれているとのこと。

昼の時間には、近くのサラリーマンが昼食に来られ、座敷で昼寝をする風景も見られるそうです。

正に、料理の味と懐かしい雰囲気が共に最高な、庶民にに愛される大衆中華食堂といえるでしょう。





20111125(金)

札幌すすきの 居酒屋「一休」


札幌すすきの 居酒屋「一休」

↑左:あわびの煮付け 右:あんきも(写りが悪くてすみません)


札幌すすきの、居酒屋「一休」さんです。

以前から名店として知られていたようですが、私が知ったのは今年の春のこと。

人づての話なので名前は伏せますが、某有名歌手やお笑いタレントの方が札幌に来られた時にお忍びで来店したり、公演会場に料理の仕出しを頼んだりしていたというお店です。

私も札幌には数回行っていたのですが、今年の7月にようやく「一休」さんを訪れることができました。

実はこの「一休」さん、以前は同じススキノの別の場所にありました。
朝方まで営業していてススキノ住人にも愛されていたお店でしたが、一昨年の年末に火事で全焼してしまったのです。

その半年後、昨年6月に多くのファンの応援により現在の場所で復活
場所は、札幌市中央区南6条西3丁目 東亜会館2階
行列のできる人気ラーメン店のすぐ隣です。

狭い階段を上っていくのですが、はじめはなかなか勇気が出ないのです。
お客さんはいるかな? 雰囲気はどうだろう?‥
これまで、すすきのに来る機会があっても、こんな感じで数回断念していたのです。

階段の上り口の頭上に、白地に「一休」と書かれた大きな看板。
その階段を上ってガラスから店内を覗くと、静かでこじんまりした店内。
カウンタの向こうにいる店主が見えます。

客は私だけかな?‥
そして、また下がってくる。

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こんなことを3回ぐらい繰り返して、“突撃”とばかりに勇気を出して扉を開けました。

カウンターと広めの座敷がある店内。
常連らしき1組の客が座敷にいて、店主を親しげに会話をしています。

カウンターに座り、店主との対面。 緊張‥
無口で、笑わない店主。
しかし、目尻の下がった優しそうな顔が印象的。

カウンター周りには、ゴチャゴチャと多少物で散らかっているが、店の雰囲気とマッチしてるので、良しとしよう。

店内には、1人の高校卒業したてのような若い女の子がテキパキと動いています。

早速、生ビールと料理を注文。
奮発して、高級食材を頼みました。

しかし、この女の子、どことなく店主に似ているな‥


あわびの煮付け
 柔らかくて、酒のつまみにはぴったり。

牛すじとホルモンの煮込み
 大根などの具材もしっかり自己主張してます。

レバ刺し
 世の中では絶滅寸前か。この店の噂に聞いていたレバ刺し。箸でつまんで眺めて、食べて分かる新鮮さ。言うことなし。

あんきも
 あわびと共に奮発して注文したあんきも。あわびの煮付け同様に濃いめの味で煮付けられており、ビールなどと共にいただくにはちょうどいい。


店主一人ですべての注文をこなすお店。
若者向きのおしゃれさはないが、隠れ家的な魅力的があります。
ススキノに来たときに寄れる、知っていて損はないお店です

帰りに酔った勢いで話し掛けてみました。
「おねえさんは、マスターの娘さんなの?」
「ちがいますよ~」と顔の前で手を振り否定する女の子。

違うのかな~?
目尻の下がった愛嬌のある感じがそっくりだ。
真実は分からずじまいだった。

ふと、主人を見ると満面の笑顔。
目尻がますます下がっている。

なんだ、恥ずかしがり屋なだけなんだ。

私は、すがすがしい気持ちで店を出た。

「また、来ます!」



20111124(木)

よし乃 アピア店


よし乃 アピア店

「よし乃」さんは、旭川市を中心に多くの支店を構える、人気のラーメン店です。
旭川ラーメンには珍しく「みそラーメン」をウリにしているお店です。

Facebook仲間から、写真と共に「おいしいよ」と報告をもらってから、ぜひ行ってみようと思っていました。

旭川に行く機会は少ないので、札幌市内の支店を探して「よし乃 アピア店」に行くことに決定。
場所を調べてみると、いつも出張の際に通る地下街にあることが分かりました。

正確な説明は難しいのですが、札幌駅地下から道庁方面に行くときに通る飲食店街をその方向に歩いて行くと、端のほうにあります。少し寂しげな場所です。

アピア店って言うぐらいですから、あの飲食店街はアピアと言うのでしょうね。

お店は非常に目立ちます。
赤い大きな看板赤いのれん。そこに「みそラーメンのよし乃」を大きく書かれています。
さすが、みそラーメンで勝負しているだけあります。

価格は750円で、無難な価格設定と言えるでしょう。
ちなみに、しょうゆラーメンと塩ラーメンもあります。

みそラーメンには、モヤシがタップリ載っています。
その他の具材は、多めのネギとチャーシュー、メンマ。

チャーシューは、昔の堅めのもの。メンマはかすかに味が付けられています。

モヤシと一緒に、少量のひき肉タマネギも炒められていて、私は、このひき肉の感触がみそラーメンっぽくて好きです。

スープは、みそがしっかり主張していて、甘めニンニクの風味がきいています。唐辛子もはじめから少し入っています。

さらに、とんこつ系スープのまろやかさ(?)も併せ持っていて、「しっかりまろやか系」が好きな私にピッタリでした。

最初、もやしの多さに、食べているうちにスープが薄まってしまわないかと心配でしたが、そんなこともなく最後まで麺ももやしもおいしく完食できました。

全体としては、非常に完成度が高く、お勧めできるラーメンです。

と言っても、お勧めできないものは、このブログには書きませんがね。





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 ABOUT
ひらっち
ランニング、食べ歩き、映画などが趣味。各地のマラソン大会に出場しては、ご当地グルメを味わい、帰りは温泉につかるのを楽しみとしています。

性別
年齢50代
エリア十勝
属性個人
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