グルメ、食べ歩き(0)
2012年8月28日(火)
最高のパフェ 札幌市「ピープル・ピープ」

↑ラム酒とカスタードのプリングパフェ
「北海道マラソン」への参加のため、前日に訪れた札幌市。
仕事やマラソンで訪れた際の楽しみに「食べ歩き」があります。
最高のパフェが味わえるお店「ピープル・ピープ」。
今回は、久しぶりにこのお店でパフェを食べることを目当てにしていました。
場所は、札幌市中央区南四条西6丁目。
ススキノの東側。ネオンの光が暗くなってきた辺りにお店はあります。
まず、驚くのが店の外観。
廃屋のような古い見た目。入り口の上に「パフェとケーキ」とテープで貼ったような文字があります。
開店はだいたい午後7時。
だいたいというのは、マスターがパフェなどを毎日5~6時間かけて仕込んでいるからです。
時には準備が間に合わず、開店が遅くなったり、また材料がなくなると早くに店を閉めてしまうのです。
店内には、手書きの注意書きがあちこちに張ってあります。
「風邪を引いている方の入店を控えていただく」内容や「注文から提供までに時間がかかる」などのことが書かれています。
実際、調理や後片付けなどマスター一人で切り盛りしているため、この日も注文してから運ばれてくるまで1時間待ちました。待つのが苦手な方は、最初から入店されないほうがいいでしょう。
とにかく、さまざまな種類のパフェがあります。
全種類制覇したくなるような個性的なものばかりです。
さまざまな種類のパフェが並ぶメニュー表
私が前回食べたのは「クリームチーズパフェ」。
溶けたチーズの塩気とクリームがベストマッチ。
「チーズが固まってしまうので5分以内にお召し上がりください」との言葉と共に提供されます。
それから何度となく、お店を訪れているのですが、何しろ人気店です。開店前にすでに列ができていますし、狭い店内なので次々を席が空いては、すぐに埋まってしまうのです。
そんなことを繰り返し、約1年が過ぎたでしょうか。
今回は、ちょうど席が空いていて待たずに座ることができたのです。
今回食べたのが「ラム酒とカスタードのプリングパフェ」。
上には四角いプリンが載っていて、そこにはラム酒が少量たまっています。
上からプリンとクリームをいただき、途中からそこのラム酒とクリームを混ぜる。
もう、至福の瞬間とはこのことでしょう。
これほどのパフェを食べられるのは、ここを置いてほかはありません。
マスター手作りの最高のパフェが食べられるお店。
これからも通い続け、全品味わってみようと思います。
「北海道マラソン」への参加のため、前日に訪れた札幌市。
仕事やマラソンで訪れた際の楽しみに「食べ歩き」があります。
最高のパフェが味わえるお店「ピープル・ピープ」。
今回は、久しぶりにこのお店でパフェを食べることを目当てにしていました。
場所は、札幌市中央区南四条西6丁目。
ススキノの東側。ネオンの光が暗くなってきた辺りにお店はあります。
まず、驚くのが店の外観。
廃屋のような古い見た目。入り口の上に「パフェとケーキ」とテープで貼ったような文字があります。
開店はだいたい午後7時。
だいたいというのは、マスターがパフェなどを毎日5~6時間かけて仕込んでいるからです。
時には準備が間に合わず、開店が遅くなったり、また材料がなくなると早くに店を閉めてしまうのです。
店内には、手書きの注意書きがあちこちに張ってあります。
「風邪を引いている方の入店を控えていただく」内容や「注文から提供までに時間がかかる」などのことが書かれています。
実際、調理や後片付けなどマスター一人で切り盛りしているため、この日も注文してから運ばれてくるまで1時間待ちました。待つのが苦手な方は、最初から入店されないほうがいいでしょう。
とにかく、さまざまな種類のパフェがあります。
全種類制覇したくなるような個性的なものばかりです。

私が前回食べたのは「クリームチーズパフェ」。
溶けたチーズの塩気とクリームがベストマッチ。
「チーズが固まってしまうので5分以内にお召し上がりください」との言葉と共に提供されます。
それから何度となく、お店を訪れているのですが、何しろ人気店です。開店前にすでに列ができていますし、狭い店内なので次々を席が空いては、すぐに埋まってしまうのです。
そんなことを繰り返し、約1年が過ぎたでしょうか。
今回は、ちょうど席が空いていて待たずに座ることができたのです。
今回食べたのが「ラム酒とカスタードのプリングパフェ」。
上には四角いプリンが載っていて、そこにはラム酒が少量たまっています。
上からプリンとクリームをいただき、途中からそこのラム酒とクリームを混ぜる。
もう、至福の瞬間とはこのことでしょう。
これほどのパフェを食べられるのは、ここを置いてほかはありません。
マスター手作りの最高のパフェが食べられるお店。
これからも通い続け、全品味わってみようと思います。
2012年8月22日(水)
札幌市「成吉思汗 だるま4・4店」

↑テーブルの上には七厘
成吉思汗の名店「だるま」の「4・4店」に行ってきました。
場所は、札幌市中央区南4条西4丁目、ススキノにあります。
だるまさんは、以前から、ジンギスカンと言えば誰もが知る名店として知っていました。
しかし、ススキノに行ったときは、いつもどのお店も人でいっぱい。
しかも、煙とにおいが店の外まで漂っていて、かなり入るのに勇気がいりました。
いままで別の機会に行けばいいさと、入るきっかけを逃している状況でした。
今回は、夕食を済ませて、なんだかんだで午前1時を過ぎたころ、宿泊のホテルに戻ることに。
そんな状況で小腹がすいて、そのまま帰ることに物足りなさを感じていたとき、だるまさんの前を通りかかりました。
中をのぞいてみると空席が。
思い切って、初めての入店となりました。
カウンターに赤々とした炭の入った七厘が収まっていて、その上にジンギスカン鍋を置きます。
鍋には細い筋状の穴が空いていて、鍋からの熱と穴からの直接の火で肉を焼きます。
切り込み状に穴の空いたジンギスカン鍋
店員のおばさんが無造作に、鍋にタマネギとネギをバラバラと入れ、上にふくらんだ鍋の頂点に白い油の固まりを置きます。
油が溶け始め、鍋の表面に油をまんべんなく塗ってから、肉を焼き始めます。
つけだれは、なめてみると、以外とシンプルなしょうゆだれ。ごまが入っています。
そこに各自で、お好みで韓国唐辛子とニンニクを入れます。
肉は「二人前」を注文。
周りの会話を聞いていると、二人前などとは言わずに、「一枚」「二枚」と注文するようです。
肉には下味はいっさいついていません。
丹念に手切りされた肉が小さな皿に入ってきます。

七厘の火力は十分強く、すぐに肉が焼けます。
器にたっぷりと入ったタレに浸して口に運びます。
猫舌の私には、肉の熱さが治まるので有り難いです。
肉は、ジンギスカンの特有の臭みがなく(私は臭みが嫌いではないが)、かむと肉のうまみが十分感じられます。
ご飯も進みます。
そうしているうちに、鍋の縁に置かれていた野菜も食べごろになります。
女将さん特製のキムチもいただきました。
今時の甘みの強いキムチではなく、酸味が感じられる昔懐かしい味でした。
ビールに、肉、キムチ、ご飯をいただいて、会計は2000円台。
舌にも財布にもうれしいお店です。
ふと思い出したのが、だいぶん昔に父を言い争ったこと。
父は「タレに漬け込まれていない成吉思汗を焼いて食べたい」と言いだし、私たち家族は「どこも肉には下味はついているんだよ」と言い返したのでした。
父は札幌で働いていたことがあり、おそらく私たちが幼かったその時期に「だるま」に通っていたのでは、と思ったのでした。
その時、父を全否定したことを心の中で詫びたのでした。
成吉思汗の名店「だるま」の「4・4店」に行ってきました。
場所は、札幌市中央区南4条西4丁目、ススキノにあります。
だるまさんは、以前から、ジンギスカンと言えば誰もが知る名店として知っていました。
しかし、ススキノに行ったときは、いつもどのお店も人でいっぱい。
しかも、煙とにおいが店の外まで漂っていて、かなり入るのに勇気がいりました。
いままで別の機会に行けばいいさと、入るきっかけを逃している状況でした。
今回は、夕食を済ませて、なんだかんだで午前1時を過ぎたころ、宿泊のホテルに戻ることに。
そんな状況で小腹がすいて、そのまま帰ることに物足りなさを感じていたとき、だるまさんの前を通りかかりました。
中をのぞいてみると空席が。
思い切って、初めての入店となりました。
カウンターに赤々とした炭の入った七厘が収まっていて、その上にジンギスカン鍋を置きます。
鍋には細い筋状の穴が空いていて、鍋からの熱と穴からの直接の火で肉を焼きます。

店員のおばさんが無造作に、鍋にタマネギとネギをバラバラと入れ、上にふくらんだ鍋の頂点に白い油の固まりを置きます。
油が溶け始め、鍋の表面に油をまんべんなく塗ってから、肉を焼き始めます。
つけだれは、なめてみると、以外とシンプルなしょうゆだれ。ごまが入っています。
そこに各自で、お好みで韓国唐辛子とニンニクを入れます。
肉は「二人前」を注文。
周りの会話を聞いていると、二人前などとは言わずに、「一枚」「二枚」と注文するようです。
肉には下味はいっさいついていません。
丹念に手切りされた肉が小さな皿に入ってきます。

七厘の火力は十分強く、すぐに肉が焼けます。
器にたっぷりと入ったタレに浸して口に運びます。
猫舌の私には、肉の熱さが治まるので有り難いです。
肉は、ジンギスカンの特有の臭みがなく(私は臭みが嫌いではないが)、かむと肉のうまみが十分感じられます。
ご飯も進みます。
そうしているうちに、鍋の縁に置かれていた野菜も食べごろになります。
女将さん特製のキムチもいただきました。
今時の甘みの強いキムチではなく、酸味が感じられる昔懐かしい味でした。
ビールに、肉、キムチ、ご飯をいただいて、会計は2000円台。
舌にも財布にもうれしいお店です。
ふと思い出したのが、だいぶん昔に父を言い争ったこと。
父は「タレに漬け込まれていない成吉思汗を焼いて食べたい」と言いだし、私たち家族は「どこも肉には下味はついているんだよ」と言い返したのでした。
父は札幌で働いていたことがあり、おそらく私たちが幼かったその時期に「だるま」に通っていたのでは、と思ったのでした。
その時、父を全否定したことを心の中で詫びたのでした。
2012年7月19日(木)
鹿児島ラーメン「櫻島 ススキノ店」

「櫻島 ススキノ店」さんに行ってきました。
ラフィラのすぐ南側、細い路地のライラック通りにあります。
赤い暖簾が目立ち、食欲をそそります。
飲んだあとの締めということで、入店。
何より、暖簾や看板に書いてある「櫻島」「鹿児島」の言葉が興味を惹きます。
櫻島ラーメン900円をいただきました。
ごろっとしたチャーシューと、薄切りのチャーシュー2枚、計3種類が載っかった、ボリュームのあるラーメン。
高菜と煮卵丸々一つも入っています。
スープは、白濁が薄めで、とてもあっさり。
食べやすくて、特に夜遅くにいただくにはピッタリです。
塩ラーメンと言っても通じるようなスープです。
麺は九州ラーメン特有の細麺。
スープとの相性も抜群です。
夜遅くにチャーシューの量を敬遠される方は、素ラーメン700円もあります。
あえて札幌で九州ラーメンをいただくのも、いつもと気分が違っていいものです。
ラフィラのすぐ南側、細い路地のライラック通りにあります。
赤い暖簾が目立ち、食欲をそそります。
飲んだあとの締めということで、入店。
何より、暖簾や看板に書いてある「櫻島」「鹿児島」の言葉が興味を惹きます。
櫻島ラーメン900円をいただきました。
ごろっとしたチャーシューと、薄切りのチャーシュー2枚、計3種類が載っかった、ボリュームのあるラーメン。
高菜と煮卵丸々一つも入っています。
スープは、白濁が薄めで、とてもあっさり。
食べやすくて、特に夜遅くにいただくにはピッタリです。
塩ラーメンと言っても通じるようなスープです。
麺は九州ラーメン特有の細麺。
スープとの相性も抜群です。
夜遅くにチャーシューの量を敬遠される方は、素ラーメン700円もあります。
あえて札幌で九州ラーメンをいただくのも、いつもと気分が違っていいものです。
2012年7月16日(月)
元祖美唄やきとり「福よし すすきのどまんなか店」

↑一串でさまざまな部位が味わえる「美唄やきとり」
たらふく飲み食いしたあと、宿泊ホテルに帰ろうとしたところに前をとおったお店。
思わず暖簾をくぐってしまいました。
それが「福よし すすきのどまんなか店」さんです。
場所は、札幌市中央区南5条西3丁目 五條ビル1階 です。
福よしさんは、ススキノの中心から離れた場所にも支店がありますが、あとにできたのが、この「すすきのどまんなか店」。
本店は、美唄(びばい)市にあり、東京・銀座にも支店を出しています。
美唄やきとりを代表するお店といってもいいでしょう。
美唄やきとりの特徴は、鶏ももとタマネギのほかに、レバーや内卵、砂肝、心臓などの内臓も一串で味わえること。
鶏全体の部位を無駄にしない知恵から始まったとも言われています。
いただいたのは、やはり「モツ串」。
そして「とりめし」も。
「とりめし」と「モツ串」
モツ串は、塩コショウの味付けに、部位ごとのさまざまな食感や味が楽しめ、得した感じ。
とりめしも、しっかりと味が付けられ、鶏のダシの甘みが感じられます。
美唄では、最後にモツをそばに入れて食べて締めるようで、その文化からきた「もつそば」というメニューもありました。
今度はいただいてみようと思います。
美唄やきとりを、全国に紹介する福よしさん。
しっかりと責任を果たしておりました。
たらふく飲み食いしたあと、宿泊ホテルに帰ろうとしたところに前をとおったお店。
思わず暖簾をくぐってしまいました。
それが「福よし すすきのどまんなか店」さんです。
場所は、札幌市中央区南5条西3丁目 五條ビル1階 です。
福よしさんは、ススキノの中心から離れた場所にも支店がありますが、あとにできたのが、この「すすきのどまんなか店」。
本店は、美唄(びばい)市にあり、東京・銀座にも支店を出しています。
美唄やきとりを代表するお店といってもいいでしょう。
美唄やきとりの特徴は、鶏ももとタマネギのほかに、レバーや内卵、砂肝、心臓などの内臓も一串で味わえること。
鶏全体の部位を無駄にしない知恵から始まったとも言われています。
いただいたのは、やはり「モツ串」。
そして「とりめし」も。

モツ串は、塩コショウの味付けに、部位ごとのさまざまな食感や味が楽しめ、得した感じ。
とりめしも、しっかりと味が付けられ、鶏のダシの甘みが感じられます。
美唄では、最後にモツをそばに入れて食べて締めるようで、その文化からきた「もつそば」というメニューもありました。
今度はいただいてみようと思います。
美唄やきとりを、全国に紹介する福よしさん。
しっかりと責任を果たしておりました。
2012年7月15日(日)
本格スペインバル「Bar espana」

↑最初はやっぱりスペインビール
いい場所を見つけてしまいました。
ススキノの駅前通に面する「Bar espana(バル・エスパーニャ)」。スペイン・バルのお店です。
札幌市中央区南6条西3丁目 ニューオリンピアビル1階 にあります。
店の前をとおると、店内には洒落た音楽がかかり、お客の賑やかで楽しい雰囲気が感じられます。
エキゾチックな雰囲気を味わえるお店はないかと探していたところ、このお店をネットで見つけ初の訪問となりました。
店に入ると、早速ドリンクのオーダー。
やはり、スペインビールです。
「グラスは使いますか?」と聞かれたので、おかしいなと思いながらも「使います」と答えたところ、バルではラッパ飲みが様になるとの情報をあとで知りました。
今度はラッパ飲みをしようと誓いました。
客層がまたエキゾチックです。
店先にテーブルを囲みながら談笑するスペイン人のグループ。
店内にも日本人に混じって異国の方がいます。
半分以上が外国の方です。
それだけ、母国を感じさせる本格的なバルということなのでしょう。
店員と交わされる言葉も、スペイン語や英語とさまざまです。
スペイン本場のバルメニューも豊富です。
まだ、夕食を取っていなかったこともあり、次々と食欲に導かれるままに注文をしました。
本場スペインバルのメニューが並ぶ
まずは「小海老のにんにくオリーブオイル煮」です。
ニンニク風味の油で食材を煮た料理で、スペインでは「アヒージョ」と呼ばれる料理です。
えびのプリプリ感とニンニクの風味が最高です。
小海老のにんにくオリーブオイル煮
「ツブ貝のエスカルゴバター風」
香草がたっぷり入った緑色のソースにバターがさらにコクを添えています。
ツブ貝のエスカルゴバター風
「フォアグラのソテー」
生まれてから一度ぐらいしか食べたことのないフォアグラを、空腹と勢いにまかせて注文してしましました。
おいしかったです。
茶色のソース、そしてフォアグラの下のタマネギなどをホワイトソースなどで絡めたような物など、文句の付けようがありません。
フォアグラのソテー
「イベリコ豚のステーキ」
ジューシーなイベリコ豚はもちろん、マスタードソースや付け合わせのグラタンも最高です。
イベリコ豚のステーキ
「イベリコ豚の生ハム」
これまで海外の生ハムを食べた経験から、しょっぱい物を想像していましたが、ちょうどよい塩加減で食べやすかったです。
口の中に入れると、体温でとろける脂身の感覚と、広がるうまみ。酒のつまみにはばっちりです。
イベリコ豚の生ハム
夕食を取らずに、メニューを手当たり次第に注文し、しかもフォアグラまでいただいたこともあり、1人にしては高額になりましたが、この店の雰囲気や料理では満足です。
やはり、料理にガッツクのではなく、どこかで夕食を取ったあとに、酒のつまみとともにお酒を味わう。
そんなスマートが利用が、バルには合うのでしょうね。
スペイン本場のメニューと味、お店の雰囲気、評判どおりのすてきなお店でした。
いい場所を見つけてしまいました。
ススキノの駅前通に面する「Bar espana(バル・エスパーニャ)」。スペイン・バルのお店です。
札幌市中央区南6条西3丁目 ニューオリンピアビル1階 にあります。
店の前をとおると、店内には洒落た音楽がかかり、お客の賑やかで楽しい雰囲気が感じられます。
エキゾチックな雰囲気を味わえるお店はないかと探していたところ、このお店をネットで見つけ初の訪問となりました。
店に入ると、早速ドリンクのオーダー。
やはり、スペインビールです。
「グラスは使いますか?」と聞かれたので、おかしいなと思いながらも「使います」と答えたところ、バルではラッパ飲みが様になるとの情報をあとで知りました。
今度はラッパ飲みをしようと誓いました。
客層がまたエキゾチックです。
店先にテーブルを囲みながら談笑するスペイン人のグループ。
店内にも日本人に混じって異国の方がいます。
半分以上が外国の方です。
それだけ、母国を感じさせる本格的なバルということなのでしょう。
店員と交わされる言葉も、スペイン語や英語とさまざまです。
スペイン本場のバルメニューも豊富です。
まだ、夕食を取っていなかったこともあり、次々と食欲に導かれるままに注文をしました。

まずは「小海老のにんにくオリーブオイル煮」です。
ニンニク風味の油で食材を煮た料理で、スペインでは「アヒージョ」と呼ばれる料理です。
えびのプリプリ感とニンニクの風味が最高です。

「ツブ貝のエスカルゴバター風」
香草がたっぷり入った緑色のソースにバターがさらにコクを添えています。

「フォアグラのソテー」
生まれてから一度ぐらいしか食べたことのないフォアグラを、空腹と勢いにまかせて注文してしましました。
おいしかったです。
茶色のソース、そしてフォアグラの下のタマネギなどをホワイトソースなどで絡めたような物など、文句の付けようがありません。

「イベリコ豚のステーキ」
ジューシーなイベリコ豚はもちろん、マスタードソースや付け合わせのグラタンも最高です。

「イベリコ豚の生ハム」
これまで海外の生ハムを食べた経験から、しょっぱい物を想像していましたが、ちょうどよい塩加減で食べやすかったです。
口の中に入れると、体温でとろける脂身の感覚と、広がるうまみ。酒のつまみにはばっちりです。

夕食を取らずに、メニューを手当たり次第に注文し、しかもフォアグラまでいただいたこともあり、1人にしては高額になりましたが、この店の雰囲気や料理では満足です。
やはり、料理にガッツクのではなく、どこかで夕食を取ったあとに、酒のつまみとともにお酒を味わう。
そんなスマートが利用が、バルには合うのでしょうね。
スペイン本場のメニューと味、お店の雰囲気、評判どおりのすてきなお店でした。