日記(703)


2007228(水)

千の風になって・・・

日記×703

先日民放の映画番組で、「ローレライ」が流れていたのを斜め視?していました。

話の設定は、2度の原爆投下後、終戦前日に東京へ投下される3発目の原爆投下を阻止する話なのですが、その中で出てくる潜水艦に装備されている新型レーダーの名がローレライと言う、少女の体に装着された人体兵器と言うのがこの話の中心です。悪い映画じゃありませんから見逃してる方はどうぞ。

つい先日NHKでも千の風になって…が特集されていましたね。

私は、最近話題になっていたいじめ問題や、教育基本法、有事に発展しそうな北朝鮮問題、そして千の風になって…、どれもが関連した一つの興味につながっています。

子供達に命の大切さを教える事の重要さを上に挙げたどれもが指し示していると思うのです。

一昨日、君が代を演奏しなかった事で懲戒解雇された教師の最高裁判決が出ました。

この先生は、自分の行為が子供に対してどれだけの影響があるかを考える前に、自身の思想信条とスタンドプレーを選んだのでしょう。

話は戻りますが、先生達は、小中学生達に、前の戦争のことをどの様に伝えているのでしょう?

歴史的な事実、始まりから終わりまで、部分的な表現の争点はあるでしょうが、たくさんの人命を奪った事は事実です。

そして、戦争は絶対にいけないと教える事に異論はありません。

が、人の死については、子供達に考える機会を与えていないと思うのです。

私が子供の頃は、神風特攻隊の話をよく聞かされていました。

それは決して美化されたものではなく、もう少し生々しい、命の吐露みたいなものだったと思います。

終戦前日の8月14日、その日に特攻へ旅立った兵士達がいるのです。
あと一日で終戦だったのに。

これを誰か私に説明してください。

子供達はどんな風に考えてくれるだろ?

アニメに慣れた子達は、「カッコいい、あこがれる」と言うかもしれないし、「僕なら逃げた」とか、「かわいそう」とか、色々出るはずです。
上手い事言う子もいるでしょうが、大方は正直な子供の目線で感想を言ってくれるはずです。

スピリチュアル何とかのおでぶさんやオカマ爺さんならどの様に説明してくれるのでしょう?

10代の兵隊達、彼らの気持はどんなだったでしょう。


そのことを全く念頭に置かず、国歌国旗に対する憲法と個人の思想信条問題、勝手に話す自由はありますが、都合よく歪曲するなと言いたい。

彼らの魂は靖国に帰ってきたのでしょうか?それとも千の風になって、愛する家族の元に吹き帰ってきたのでしょうか?


平和や愛を訴える時、最近の日本人は、必ずと言って良いほど、悲惨な死を交えて訴えてきます。
不治の病や、過酷な運命、戦争、抗争、そんなのばっかり。
そうまでしなければ伝えられない事でしょうか?

アメリカが終戦間近の日本に原爆を投下した事を、簡単に許していいのでしょうか?ブッシュのやり方が日本が受けた悲劇と同じような状況を今も作りだしています。

私が言いたいのは、だから政治的な要求があると言うことではなくて、
子供達に命の大切さ・道徳教育をもっとしっかり行なって欲しいということです。
先生の資質云々が言われていますが、先生だって成長するんです。
若い先生が、年配の先生と同じ能力があるわけない。経験だってないんだから。

学校の式典で君が代は流れず、スポーツ会場では大合唱。
これでは子供に説明がつかない。

子供に説明のつかない事ばかり。政治も経済も。

ついには道徳も同じように失うのか?

それが心配の種です。

大人たちに言いたい、人から癒される事ばかり考えていないで、少しは人を癒す事を考えたらどうだって。

私の大切な人達は、風でも星でも光でもなく、私の心にいるのだと、いつも生きる自信を与えてくれているのだと、そう信じています。




2007226(月)

愉快な動物ビデオ!

日記×703

最近、折り紙作ったことありますか?

小さなお子さんがいたら、一緒に作ってみて下さい。

これはOOじゃないの?と思ったら、さすが外国はちょっぴり違う所に着地します。子供より、大人の受ける事間違いなし!

http://www.metacafe.com/watch/254377/flying_paper_bird/外部リンク


※昨日の動画と違って、大人の喜ぶシーンはありません、念のため。

http://www.metacafe.com/watch/448563/funny_animals/外部リンク

さすがに外国では、動物までもが豪快に笑わせてくれます。



200727(水)

パパと呼ばれて

日記×703

私、パパと呼ばれています。



セーラがウチにやって来て、犬仲間にセーラパパと呼ばれています。今では犬が側にいる時は、家でも動物病院でもパパと呼ばれています。

慣れると、とてもうれしい。



18年連れ添った、ネコのマイケルと暮らしていた時は、パパとは呼ばれていませんでした。

私が小さい頃から、母親をママ、父親をパパと呼んでいたのですが、残念ながら、パパと呼んでいた記憶がありません。父親の記憶もおぼつかない、幼い頃に父は他界しました。

家の中に父親のいない生活しか知りません。

友達が、「お父さんに叱られる」などと怖がっている様子は子供こころに不思議さと、ちょっとだけ寂しいような、複雑な思いもあったと思います。



今と違って、父親がいない家庭が、しっかりと差別されていた時代。何かあると「母子家庭だから」とか、「父親がいないから」などと平気で言われた時代です。
悪気はないんでしょうけど。
進学や就職にだって少なからず影響した。
当時金融機関には片親の子は就職できないとも言われていました。



どうしてこんな日記を書いた?って言うと、
夕食にカレーを作る準備でスーパーへ行った時、
3歳ぐらいの女の子、ピンクのアノラックにピンクの長靴。言葉を覚えたヒバリのように、お母さんにピーチクパーチク話しかけています。「ママ、これはね…、」お母さんは知らんぷりで買ったものを袋に詰めている。
僕にも子供がいれば、こんな風にパパ、パパ、と呼んでもらえるのになぁ。
そう思ったからです。

生まれて数ヶ月間、毎日お風呂に入れて、大人が疲れて眠りたい頃から泣き出す赤ん坊。授乳の為に、母親は、この数ヶ月間を慢性的な寝不足と戦わなければなりません。抱けば泣きやみ、下ろせばまた泣く。
やがてアウアウと言葉を発し始めると、パパやママと、呼んでくれる日がやってきます。
元気に暴れていたと思ったら、急にぐったりしたり。
ミルクを飲まない、飲んでも戻した。
救急病院に走る事もあります。
そんな時、この子が死んでしまったら…。
小さな命の火が消えてしまったら…。
子を持つパパとママは何時だって胸をきゅっと締め付けられる思いです。


そんな、振り返る事のない日々の過ぎるのが、気付かないほど、子供の成長は早い。眠れない日があったことを忘れてしまうのかなぁ。可愛い盛りの我が子。

「パパ、ママ」そう呼ばれていることがなんでもない、毎日が幸せなのかも。




もしも幼い子を急な病で失う事があったら。

もしも朝出かける時に、元気な声で「パパ、ママ」と呼んでくれていた幼い子を突然の事故で失ったら。

駆けつけた、変わり果てた我が子を前にして、

最後の事切れる瞬間に「パパ、ママ」、そう呼ばれたら。

今の私なら、二度と立ち直れないほど生きる力を失ってしまうだろう。

マイケルが逝く瞬間、最後の力を振り絞って僕を見た気がした。いま思えば、僕は必死になって「ここにいるよ、ここにいるよ…」そう叫んでいたように思います。

息絶えるその時、

「パパ・・・」

そんな風に聞こえた。体の力が抜けて、しばらく記憶が飛んでしまった。


セーラが来るまで、我が家は精気を失った家だったけど、やんちゃ娘は私達を随分慰めてくれたと思う。

またいつか、悲しい別れが来るのだけれど、その日が来るまでは、一生懸命セーラパパでいたいな。

できたら、今日スーパーで見かけたような、可愛い我が子に「パパ」と呼ばれる日が来ますように、神様、僕にもお嫁さん世話して下さい。



200727(水)

江頭マック!

日記×703

画像


おまけに黒いタイツもついてるそうです。

どか~ん!



200724(日)

本当に人を愛するって?

日記×703

今日は立春。

暖かな陽気に誘われて、昼ご飯をお弁当屋さんへ買いに行きました。(なぜ?)

豚生姜焼きデラックスをオーダーして、椅子に座ってふと!積んであった雑誌を手に取ったのです。

週刊誌に大人向け劇画があって、裸につられてついつい?読んでしまいました。

そこにはセリフで、「本当に人を愛した」という意味の一文が。展開されているストーリーは18禁なので書けませんが…、(ウッシッシ)

(-_-;ウーン

空腹だったせいでしょうか、妙に考えさせられました。

まず、僕のように独身だと、「本当に人を愛した」経験があるとは傍から思えませんよね。結婚していないし。

じゃあ、結婚していればそうかと言うと、「本当に人を愛した」と言える人は少ないんじゃないかと、予想しています。

ドラマや映画のセリフで、

「あなたは本当に人を愛した事があるのか?」

「あなたは本当に人を好きになった事があるのか?」

そんな言い方が最近流行の恋愛映画にもあるようですね。

ここでは、子供や動物に対して、ではなく、大人の男女という組み合わせに限った話なのですが、どうにも分からない。

どういう状態が本当に愛し合っている状態なのか?分かりますか?

上の物語は、まあ、18禁漫画なので、セックスに関係した話が中心でしたが、

今の時代、漫画だからと馬鹿にすると非難轟々ですからね。

半分以上は人をひきつける興味本位の話ですが、一言「本当に人を愛した」が入ると、まったく違った側面が出てきます。愛の流刑地だって中学生以下は見れない内容ですものね。



「本当に愛してる」のと「本当に愛し合っている」のでは意味も違うよね。
前者は一方的、後者は相互的です。

若いうちは、これは運命的な出会いだ、そう思って付き合ってみるのですが、どっちかが簡単に飽きちゃったり、お給料はいくら?お休みは何時?、みたいな話が始まると、結婚前とは言え、既に倦怠期を迎えた夫婦みたいな気持で結婚する事になりかねない。

既にご結婚されている方は、どんな風にお読みになりましたか?

独身で、これから結婚したい、そう思っている方はどう思われましたか?

やっぱり、愛し合っていれば自然に結婚と言う形やそれに近い生活をしちゃうものです。複雑なケースはここでは避けたいです。


僕自身に関して考えれば、そこまでお互いに思った愛はなかったように思います。だから独身なんだと。

今、女性に関する失言についても、厳しい発言が飛び交っていますが、

私の友人がブログで書いた一文に、

『こんな可愛い子も機械が産んだっつうのか? おら!』と言うのがありました。僕も同感です。

子供を生む、その事に焦点を絞る前に、「本当に愛し合っている」か否かを少しは問題にすべきです。

女性蔑視発言と同じくらい男性を揶揄する女性側の発言が世の中に多いはずです。男性はそんなこと問題にしてるでしょうか?

この役立たず、ろくでなし!

そんな事ばかり平気で言う女性が多くて、年金法改正を期に離婚の増加が叫ばれる世の中で、バOアOラが売れる理由は、なぜなんでしょう?

それはやはり、大事にされたいと思っている女性と同じくらい、大事にされたいと願っている男性も多いと言うこととは考えられませんか?

焼肉弁当がなぜこういう話になったのかは、お許しいただいて、

本当の愛に満たされている、餓えている方のコメントをお待ちしています。






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 ABOUT
maikyon
私は富山県在住で、知人が帯広に居り、とても親しみを持ってこれまで拝見させていただいておりました。富山の話なども織り交ぜながら、楽しく十勝とお付き合いさせていただこうと思っています。どうぞよろしくお願いします。
年に2~3度、十勝の空気を吸い、十勝サーキットを走り、防風林のある景色を眺めるのがライフワークです。

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