201762(金)

あまり知られていない生殖医療のリスク

健康×56

あまり知られていない生殖医療のリスク

不妊症に対する治療として近年急速に増えている生殖補助医療(ART:Assisted Reproductive Technology)。



自然な性交によらず、人工的に精子と卵子を受精させて妊娠に導く医療技術を指します。



今や日本では、21人に1人がこのARTで生まれているといわれています。

ARTには、大きく分けて

1.人工授精法


2.体外受精法


3.顕微授精法




の3つがありますが、中でも最近特に増加している顕微授精は、日本ではARTの8割を占めているようです。



精子と卵子を培養液に入れて自然に受精するのを待つ体外受精に対して、

顕微授精は、顕微鏡とガラス針を用いて卵子と精子を人工的に授精させます。



理論的には精子が1匹いれば受精可能なので、

「精子の運動率が極端に低く、卵子の中に入り込めない」

「著しい受精障害がある」

など、男性不妊が重度の場合に選択される方法です。



この顕微授精が日本で急速に普及している背景には、男性側の問題による不妊症の増加、顕微授精の技術の発達などが考えられますが、

一つの問題として、そのリスクについてはほとんど知られていないという状況があります。



2015年3月19日、

「顕微授精に代表される生殖補助医療による妊娠で生まれた子は、そうでない子に比べ、自閉症スペクトラム障害であるリスクが2倍である」

という衝撃的なニュースが世界で流れました。



しかし、どういうわけかこの話題は日本には伝わっていません。



ちなみに、この報告はアメリカ政府のアメリカ疾病対策予防センターに所轄されている疫学調査によるものですが、他にもこれと同様の研究データはたくさんあります。



欧米では、顕微授精のリスクに対する認識が定着している一方で、日本においてはその危機管理意識が極めて乏しい現況といえます。



念のため言っておきますが、顕微授精を否定するつもりは全くありません。

それによって子どもを授かり、幸せな家庭を築いている人たちも大勢います。



ですが、このようなリスクを知らされないまま高額な治療を受けるというのはフェアじゃないですよね。



どんな治療でもそうですが、そのメリット、デメリットを知った上で決断し、納得のいく治療を自ら選択することが最良の結果をもたらしてくれるのだと思います。





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