2017624(土)

月経前症候群(PMS)の原因

生理×10

月経前症候群(PMS)の原因

生理が始まる3~10日前に、イライラ、不安感、頭痛、むくみ、倦怠感などの心身の症状が起こる状態を月経前症候群(PMS)といいます。



「生理痛はそんなにないけど、生理前が辛い」という人がいますが、これはPMSの特徴で、

生理が始まるとそれらの症状は治まります。



なぜ生理開始により症状が治まるのかというと、昨日の記事にも書いたようにプロゲステロンという女性ホルモンが関与しているからです。



プロゲステロンは、生理開始から約2週間後に起こる排卵の後に分泌され、妊娠するための準備をします。



具体的には、着床しやすいように子宮内膜を厚くしたり、乳腺の発育を促したり、という働きをしてくれます。



妊娠が成立した場合、プロゲステロンは妊娠を維持するためにそのまま分泌され続けますが、妊娠しなかった場合は、それらの働きは必要なくなるため分泌量が減少し、再び月経のサイクルが始まります。



このように、PMSの症状はプロゲステロンが分泌している間に起こるため、このホルモンが原因であると言われているわけです。





では、PMSとプロゲステロンの間には具体的にどういう関係があるのでしょうか。



プロゲステロンがもたらす影響について、大きく3つに分けてご説明します。



①セロトニンの低下

プロゲステロンの作用により、脳内の神経伝達物質であるセロトニンの量が低下します。セロトニンは、人間の精神面に大きく影響し、心地よさや心の安定をもたらすため「幸せホルモン」とも呼ばれています。セロトニンの量が減少すると、イライラしたり、落ち着きがなくなったり、不安感に駆られたりと、精神的な不安定さを生じやすくなります。



②水分量の増加

プロゲステロンは、妊娠するために体を整えようと、体内の水分量を増やします。体の水分が増えると当然体はむくみますが、この時にどこに水分がたまるかによって症状が異なります。足の水分が増えれば足のむくみに、頭の水分が多くなると頭痛に、乳房にたまれば乳房の痛みを引き起こします。



③インスリンの効果を下げる

インスリンは血糖値を下げるホルモンですが、プロゲステロンによりこのインスリンの効果が弱まります。すると、血糖値を下げるために普段よりも多くのインスリンが分泌されます。その結果、体は低血糖状態となり、集中力が低下したり、眠気を感じるようになります。そして今度は、血糖値を上げるために甘い物が欲しくなるという悪循環に陥ってしまいます。





では、PMSを予防するためには何ができるのでしょうか?



それについては、次回の記事でご紹介します。





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