2017年9月19日(火)
カフェインと眠気の関係
健康×56

眠気覚ましといえば、コーヒーなどに含まれるカフェイン飲料です。
私もコーヒーや紅茶は大好きなので空いた時間によく飲みますが、飲む量や時間帯には配慮しています。
というのは、カフェインは上手に摂取すれば、眠気覚ましや集中力アップにつながりますが、飲み方によっては夜の眠りが浅くなったり、寝つきが悪い、といった状態を引き起こす可能性があるからです。
ところで、カフェインはなぜ眠気に効果があるのでしょうか。
まず、眠たくなるメカニズムについてですが、眠気にはアデノシンという物質が関与しています。
アデノシンは、アデノシン受容体という場所にくっつくことで作用します。
アデノシンの具体的な作用としては、睡眠を誘発する、ノルアドレナリンの分泌を抑える(痛みを誘発する)、血管の筋肉(平滑筋)を緩めることで血管を広げる、 心臓を休める(心拍数を低下させる)、などがあります。
要は、アデノシンがアデノシン受容体に結合すると眠くなる、ということです。
カフェインは、体内に入るとアデノシン受容体に結合します。
それにより、アデノシンがアデノシン受容体に結合できなくなるため、眠気を防ぐ効果があるといわれているのです。
つまり、覚醒作用を期待してカフェインを摂取するのであれば、眠気が起きてからでは遅いということになります。
眠気が起きているということは、すでにアデノシンがアデノシン受容体に結合しているということなので、眠気覚ましに対しては、眠気を感じる前にカフェインを摂取するほうが効果的です。
ただ、眠る前にカフェインを摂取してしまうと不眠の原因にもなるため、飲む時間帯には注意が必要になります。
また、カフェインには利尿作用もあるため、寝る前に摂取することで夜中トイレに起きる回数が増えると、睡眠の質の低下につながります。
夕方以降はなるべく摂取を控えるのが望ましいでしょう。
また、眠気覚ましのためといってカフェインを過剰に摂取するのも問題です。
交感神経が優位になるため、血管が収縮し、女性にとっては冷えの要因となることもありますし、心臓の収縮力も増すため血圧があがったり動悸が生じることもあります。
コーヒーであれば、1日1~2杯が適量といわれていますね。
カフェインには依存性もあるので、大量のカフェイン摂取を長期間続けていると、カフェインがないといられない状態になってしまいます。
このように、カフェインは上手に摂取することで、その効果をより良い方向へ向けることができます。
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北海道河東郡音更町宝来仲町南2丁目10-11
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まず、眠たくなるメカニズムについてですが、眠気にはアデノシンという物質が関与しています。
アデノシンは、アデノシン受容体という場所にくっつくことで作用します。
アデノシンの具体的な作用としては、睡眠を誘発する、ノルアドレナリンの分泌を抑える(痛みを誘発する)、血管の筋肉(平滑筋)を緩めることで血管を広げる、 心臓を休める(心拍数を低下させる)、などがあります。
要は、アデノシンがアデノシン受容体に結合すると眠くなる、ということです。
カフェインは、体内に入るとアデノシン受容体に結合します。
それにより、アデノシンがアデノシン受容体に結合できなくなるため、眠気を防ぐ効果があるといわれているのです。
つまり、覚醒作用を期待してカフェインを摂取するのであれば、眠気が起きてからでは遅いということになります。
眠気が起きているということは、すでにアデノシンがアデノシン受容体に結合しているということなので、眠気覚ましに対しては、眠気を感じる前にカフェインを摂取するほうが効果的です。
ただ、眠る前にカフェインを摂取してしまうと不眠の原因にもなるため、飲む時間帯には注意が必要になります。
また、カフェインには利尿作用もあるため、寝る前に摂取することで夜中トイレに起きる回数が増えると、睡眠の質の低下につながります。
夕方以降はなるべく摂取を控えるのが望ましいでしょう。
また、眠気覚ましのためといってカフェインを過剰に摂取するのも問題です。
交感神経が優位になるため、血管が収縮し、女性にとっては冷えの要因となることもありますし、心臓の収縮力も増すため血圧があがったり動悸が生じることもあります。
コーヒーであれば、1日1~2杯が適量といわれていますね。
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