2013822(木)

腸内洗浄の巻


腸内洗浄の巻

さてさて、検査食を食べ、昨夜飲んだ下剤との相互作用で前処理の完了した我が腸内。

6月24日午前6時。
病院から処方された「スクリット配合内用剤」を2リットルの溶液として、冷蔵庫内で冷やしたそいつを飲み始める。
○カリスエットから甘みを抜いて苦さを足したようなお味のそいつは、なかなかの強敵であった。

スクリットとは?外部リンク

15分で200ml、指定されたペースで飲んでいく。
「冷やすと飲みやすいよ」という知人のアドバイスがあったが、美味しいものではなくのどに引っかかる感じもあり、飲みにくかった。 ・・・正直、不味かった。

ネットによると、飲み始めて15分でトイレに駆け込む、その後は便座と親密な関係に・・・。という情報が氾濫していたので期待していたら全く肩透かしを食わされ、効果が現れ始めたのは飲み始めて1時間後の午前7時過ぎ。

その後は飲んでは出し、飲んでは出る、の繰り返し。自分が完全に1本の「管」になったと実感した。

が、これが辛かった、というネット情報とは裏腹に「こんなもん??」と余裕の自分。

この余裕はどこから来るかというと、3月中旬に「ノロ」にやられて大変な目に遭っていた経験からであった。

あの時は身体全体に激痛があり、高熱も加わって震えが止まらなかった。 意思には関係なく上からも下からも水分が失われていき、「死ぬかも」と本気で戦慄した。

ウイルスによる攻撃で身体から水分が失われていく恐怖に比べれば、薬品による腸内の洗浄などは取るに足りない作業であった。

ノロウイルス恐るべし、をこの時まさに再認識したのであった。

午前8時に「スクリット」を飲み終えた後もトイレには行き続け、固形物は全く無い薄い黄色の水分が出るようになった頃には手足の先がだんだんと冷たくなってきた。 寒くて手をごしごしとこすって指先の感覚を取り戻そうとしていた。 これはノロにやられた時と少し似た症状だったかな、と思う。

飲み始めの6時から9時45分までにトイレに行ったのは17回。
ウオシュレットが無ければ大変な事になっていたと思う。

9時45分に荷物を抱え、カミさん運転の車で病院へ。
9時55分、病院到着。

センチネルクリニック、事前の打ち合わせでは1週間から10日ほどの入院期間の予定。

センチネルクリニック外部リンク

受付の後、身長・体重・体温の計測があり病室へ。 13号室。

画像
病室からの空。

病室で問診と心電図計測があり、入院生活・検査・手術についての大まかな説明があった。

今日は内視鏡検査があり、午後になったら順番に呼ばれます、それまでは絶食です、とのことで全くやる事がなくなった。
せっかく午前中休みを取ってくれたカミさんはヒマなので帰ってしまった。

持参した文庫本を読んで昼寝する事にした。

入院生活は「ヒマ」との戦いであると知るのは数日後のことではあったが・・・






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