2013822(木)

大腸内視鏡検査


センチネルクリニックの病室は基本的に個室。

自分が入院したのも個室で、テレビ・冷蔵庫(有料)・洗面台・トイレ(ウオシュレット付き)が完備されていた。

病室の様子外部リンク

部屋に入る時に看護師さんから入院着と「T時帯」を渡され、すぐに着替えた。 入院患者の姿へと変身したのであった。

検査を受ける準備は完了して、何もする事がなくなった。
というわけで左わき腹から背中へかけての激痛のおかげで2~3日睡眠不足だったので、横になったらすぐにうとうとと寝てしまった。

「検査に呼ばれたので1階の検査室へ行ってください」
と看護師さんに言われたのが14時。
エレベーターで1階へ下り、検査室の前で待っていた。

レントゲン室から呼ばれ、腹部・胸部の写真を前と横から撮影された。
ここまでは何のことはない、楽勝な検査であった。

次は本日のメインイベント、大腸内視鏡検査。

検査室の入り口で満面の微笑みで看護師さんが迎えてくれて、しかも自分のどストライクな「目のなくなる笑顔」だったので即、惚れた。
ぽや~んとした気分のまま、検査台に上がり、左を下にした横向きのままその時を待った。

やがて先生が登場し、検査が始まった。
看護師さん二人、検査技師さん一人、の4人体制だった。

麻酔は肛門部分へゼリー状のものだけで、点滴などはなし。

カメラが入ってくる時は麻酔の為、特に痛みはなし。
撮影の為、腸内に空気を送られて下から腸が膨らんできた時は痛かった。○ンコが緊急で出ますよ!というあの感覚が下から順番に上がってくる感覚で「これは大変!!」と焦った。

さらにそれに追い討ちをかけるようにカメラが上がってきたが、S状結腸部分でスタック! 激痛に次ぐ激痛!
「結腸部分が少しねじれているのでなかなか入っていきませんね。 力抜いてくれれば通りますよ~」
と先生の声は聞こえるが、あまりの痛みに全身に力が入って汗も噴き出した。 看護師さんも耳元で「力抜いてね~」と言ってくれるが、抜けんわい!!と奥歯を食いしばるばかり。
仰向けにされ、膝を立てるよう体勢を変えられ、左の下腹(S状結腸付近)をぐいぐい押され、さらに脂汗と悲鳴も出た。
そうこうするうちに引っ掛かりをすり抜けたのか、カメラが上のほうへ動き始めた。
下行結腸・横行結腸・上行結腸を抜け、盲腸へ到達した。

大腸の図外部リンク

「はい盲腸の中へカメラが入りましたよ。ここから抜きながら撮影していきます。」という先生の声とともに小さいモニターを視界に入る場所に設置してくれた。
始めて見る自分の大腸は、「白かった」。
薄いピンク色の部分と、血管が見え、蛇腹状になっていた。
腸内の映像に気持ちが集中して、カメラが動く痛みはそれほど気にならなかった。

何枚か写真を撮りながらカメラは身体の外へ出て行った。

・・・やっと終わった・・・全身の力が抜けた。
下腹の痛みは続き、少しの間検査台の上でのびていた。

入り口で出迎えてくれた看護師さん(Aさん、とする)が、またしてもにこやかに「痛かったでしょう?お部屋へ歩いて帰れますか?」と聞いて来たので「・・・大丈夫っす」とのろのろと起き上がり、検査台を降りて、這うようにして2階の部屋へ戻った。

いでででで~!!とベッドに倒れこんだら、病棟の看護師さん(Bさん、とする)が「検査痛かったですか?お昼ごはん置いておきますね」とうどんを配膳してくれた。14時30分。

画像

痛くて食えねー!!と涙目になったが、昨夜から固形物を口にしていない空腹感が痛みを上回った。

何とかかき込んだが、味は良かった。大学イモもゼリーも残さずいただきました。 ナースセンターへ食器を下げに行き、ベッドへもぐり込んだ。
撮影の為に腸内に送られた空気が全て抜けると、今までの痛みは嘘のように消え、快適な入院生活となった。

それにしてもこの大腸内視鏡検査は今まで受けた検査の中でダントツトップの辛さであった。 自分の腸が「ねじれの位置」にあったのが原因のようではあるが、もう受けたくないな!!と心底思った。






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