200825(火)

インターンシップがありました。


インターンシップがありました。

今日は、インターンシップで南商業高校の生徒さんが6人きました。


《 インターンシップ = 職業体験実習(のようなもの)らしいです。 》
                        勉強不足ですみません・・・


今日の実習では、飼育係1人に生徒さんが1人ついて

飼育係がその日に担当する動物の飼育を一緒にしてまわりました。


午前中は、とにかく飼育一筋 !!

真冬の朝から、動物の臭いに耐えて重いものを持ったり、

広い園内を歩き回ったりと大変だったと思います。


でも、午後からは飼育係長からのレクチャーの後、

午前に一緒だった飼育係と 少しゆっくり園内をまわります。

中でもやっぱり楽しそうなのは動物とのふれあいや、エサやり。


  
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カバにリンゴをあげてみました

  
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大きなお口にビックリ!

  
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ビーバーに柳の木をあげました。

 
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そして、飼育だってしっかりやります、この次はカンガルーです。

 
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インターンシップや、職場体験実習という形での体験は参加できる方は限定されますが、

おびひろ動物園では、毎年 開園中に小学生、中学生の「一日飼育体験」に加えて

「大人の一日飼育体験」も開催しています。


「一日飼育体験」では、必ず動物へのエサやりができるという訳ではありませんが、

飼育を体験する中で、今まで知らなかった動物たちの一面を知ることができ、

きっと、普段以上に動物たちとの距離が近づくことができるはずです。


興味のある方は、おびひろ動物園のホームページや

「広報おびひろ」などでお知らせしますので、気にして探してみてください。


最後に、インターンシップでこられた南商業高校の皆さん、本日は寒い中お疲れ様でした。



この記事のURL2008-02-05 18:35:03

200823(日)

これはなんでしょう?


これはなんでしょう?

 動物園内で見かけたなぞの物体です。



 これは何でしょう?



 丸くて、冬の北海道で、げじげじ、、 といえば「ウニ」でしょうか?



 おや? 少しだけ何かが見えてきました。



  
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 上のほうに耳と口のようなものと、下には足がすこしみえます。




  
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 おや、アライグマでした!!


私が担当している、「小獣舎」には、現在「アライグマ」2頭と「キタキツネが」1頭います。

残念ながら、冬の間の臨時開園でもほとんど見ることができない場所にいます。


最初の写真はオスが日なたぼっこしていたときの写真です。
カメラに夢中になりすぎて、日なたぼっこのじゃまをしてしまいました。

夏でも毛むくじゃらな体が、冬になるとますます毛深く、毛むくじゃらになり、

丸まった姿を後ろから見ると、、、


 ほとんど「毛だま」です。



 ついでに、下の写真が今のメスのようすです。


  
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暖かい時期より、体全体が毛深くなり、特に下毛が長く、

普通に歩いてるだけで地面にこすってしまいそうです。


この記事のURL2008-02-03 17:48:27

2008131(木)

「かわいい動物」 と 「安全な動物」


「かわいい動物」 と 「安全な動物」

 今回は「動物のかわいい写真」をそろえてみました。

            
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 おびひろ動物園には他にも、ゾウ、キリン、ヒツジ、ウサギや、モルモットなど

 よく「かわいい」といわれる動物たちがいます。

            
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 では、質問です。


 みなさんは 『  かわいい動物 = 安全な動物  』 だと思いますか?



 『ペット』には「安全な動物」といえるものもいますが、

 それ以外の動物についてあらためて考えると


 「ちょっと違うかな」と思われるかもしれません。


 おびひろ動物園では「ちびっこファーム」にいるウサギでも

 通常、皆さんはさわれません。


 中には「ウサギにさわりたいのに 何で?」と言葉にする子もいます、、

  
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  なぜなら、それはあくまでもウサギは動物だからです。


  野生は厳しい世界です。



 力が強い、すばやく動ける、木登りが上手、目や耳がとても良い、など

 何か優れた能力がなければ野生では生き残れず、子孫も残せないので

 自然とその姿を消していってしまうのです。



 そんなことを何百年、何千年、何万年と繰り返して・・・

 そして、現在も生き残っている動物は、

 どんなに小さく弱そうに見えても野生界のチャンピオンです。



 おとなしそうな草食動物だって、逃げるための脚力や、

 つかまったときに抵抗する手段は必ず持っているものなのです。


 野生ではどんな動物もがんばって生きているから。



 「ぬいぐるみのように可愛い動物」はいても、

 「ぬいぐるみのように安全な動物」は、動物園にもいないのです。


この記事のURL2008-01-31 18:58:34

2008129(火)

ラクダ舎の上から。


ラクダ舎の上から。

 今日は、ラクダ舎に先日積もった雪の屋根の雪下ろしをしました。

        
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 今シーズンも獣舎の雪下ろしは何度かこなしてはいるんですが、それほど屋根の雪下ろし経験の少ないない私は、今日屋根にのぼって、、、


    ・・・後悔しました。


 まさか、暖かい時にする屋根の雪下ろしがあんなにも滑るものだとは!!

 途中で、何度か屋根から落ちそうになって、しょうがないから自分からふかふかな雪の上に飛び降りました。


 そんな中、ちょいっと、ラクダに目を向けると、、

 「なにしてるの~」

 「エサくれるの~」

 と、いわんばかりにちらちらとこちらを気にしてます。


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  逆光を調整したので見づらいのですが、メスです。 上はオスです。

 (・・・でも、本当はめざわりだったんだと思います。)


 「こんなに滑る時を選んで失敗した」とは思いましたが、それでも天気がいい分、見晴らしも綺麗で、屋根から飛び降りたついでにカメラを取りに行ってハシゴを昇りました。

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 左が、ライオンやバイソンの方向で、右が、アシカ舎や観覧車がみえる方向です。

 ちょっと小さな写真じゃわかりづらいのですが、普段から見ている動物園の、いつもと少し違った景色はなんだか新鮮でした。


この記事のURL2008-01-29 18:09:09

2008128(月)

新獣舎の影で。


新獣舎の影で。

 仕事に追われ、写真も撮れずにもう冬の動物園が終わってしまいました、、、
 でも、「1」の方にいい写真があるので、楽しい冬の動物園の様子はお隣で楽しんでください。

 というわけで、話は変わって、「2」の方では、動物園の楽しくない部分のお話を少ししたいと思います。


 おびひろ動物園では現在「チンパンジー」と「マンドリル」「リスザル」の3種類のサルたちを飼育することになる「新サル舎」を建設中です。

 新サル舎を建設中の場所は以前までリスザル舎のあったところです。そのためリスザル舎は取り壊され、リスザルは皆さんの目には見えないところへ行ってしまいました。


 「皆さんの目には見えないところ」とはいっても、天国へ行ったり、よその動物園へ行ってしまったりした訳ではありません。

 今は場所を変えて、おびひろ動物園内にある「総合動物舎」という建物の中にいます。

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 左が、建設中の「新サル舎」で、右側が「総合動物舎」の写真です。


 去年まではペリカンや、オシドリたちも外ではプールが凍って泳げなくなってしまうのでこの建物の中で飼育していました。
 でも、今年は「傷ついたトビ」「保護されたオオタカの幼鳥」、そして「リスザル」がこの中にいます。

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 左が、ケガをしたトビで、右側がオオタカの幼鳥です。


 「総合動物舎」は調子の悪くなった動物を一時的に飼育したり、保護されてきた動物を飼育したりなど、名前の通り色々な動物を飼育管理しています。

 動物園にはこのように「バックヤード」と呼ばれる展示を目的としない、動物を飼育するためだけの獣舎も必要で、新獣舎建設のために獣舎を取り壊さなくてはならなかったリスザルも、今は元気に総合動物舎で暮らしています。

            
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この記事のURL2008-01-28 12:57:16

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飼育展示係 11
別名、悩める営繕班長です。

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