わんこご飯(10)


2016721(木)

わんこの水分摂取量について


こんばんは♪

前回は栄養バランスについて書きましたが、今日は水分摂取量について書きたいと思います。

手作りご飯に興味をもってもなかなか始めることができない理由の一つが前回書いたように「栄養バランス」について不安がある場合が多いと思います。

でも、私達「人間」も含めて動物が生きるために摂取する必要がある栄養素で最も大切なものは「酸素」です。
そして次に必要な栄養素は「」です。

「タンパク質の量が・・・」とか「ビタミンがどうこう・・」という前にもっと水分のことを気にしたほうが良いということになります。

手作りご飯の場合、食材に含まれている水分やおじやにしたりする場合も多いので「水」として飲まなくてもかなりの量の水分摂取ができています。
でも、ドライフードのみの場合みなさんが思っているより多分多いであろう量を「水」として摂取する必要があります。
なぜなら、ドライフードの水分量は10%程度のためだからです。


ちなみにわんこに一日に必要な水分量については有名なところで2パターンの計算式があります。


◎ 「NRC飼養基準」

これによると犬の場合、1日摂取カロリー数値と同じ数値の水分量が適切とされています。

例えば、1日の必須摂取カロリーが400kcalのワンちゃんには、適切な水分量は400mlということです。

◎  獣医師会の見解

日本の獣医師会が発表している1日の適正水分量は、計算式になっています。

その計算式は、「132×体重Kgの0.75乗」です。これにあてはめて計算すれば、愛犬の適切な1日の水分量が分かります。


どちらの基準にあてはめても結構な量になりますよね?

ということで、最初にも書きましたが水分を摂取することは栄養バランスを考えるよりずっと注意し、考えたほうが良いことだと思います。


といっても、お水として飲ませるのはなかなか難しいですよね(;'∀')
そういう時にはドライフードをあげている方は食べる時にお水またはぬるま湯を入れてあげるのも良いと思います。
(ふやかす必要はありません)

もし、「トッピング程度ならやってみたい」と思っている方はトッピングに使った野菜やお肉などの茹で汁を一緒にあげるのもお勧めです♪

私も普段からこんな感じで数種類の野菜や海藻類を一緒に煮て、汁ごと保存しています(^^)

毎回作るのが面倒なときは、製氷機や卵の入ってるケースなどを利用して小分けに冷凍しておくのも手軽で便利ですよ!

今年は7月でもあまり気温が高くない十勝地方ですが、今後の暑さや熱中症予防のためにも水分摂取に注意してくださいね!


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2016719(火)

栄養バランスについて


こんばんは!

今日はわんこの手作りご飯を作るときに心配なことの一つ、「栄養バランス」について書きたいと思います。

まず、栄養学的に見た栄養バランスがとれた食事というのは

○ エネルギーが十分摂取できている
○ 各栄養素が少なすぎず多すぎず、ちょうど良い

という食事を指します。

この二つを満たしたとき「栄養バランスがとれている」となりますが、実際には「各栄養素が少なすぎず多すぎず、ちょうど良い」ということを指す場合が多いのではないでしょうか?

ですが、生き物の観点から考えると「エネルギーが十分摂取できている」ことが最も重要だといえます。

そして、飼い主さんが心配する「栄養素の過剰・欠乏」についてですが・・・よほど偏った食事を続けない限り心配するような過剰または欠乏という状態にはなりません。

なぜかというとほとんどの栄養素が「許容量」があるからです。

栄養素の過剰・欠乏について気にすることは大切なことですが、実際には「どのくらいの程度でそのような症状・状態になるのか」を併せてもつことが重要です。

そして、栄養バランスを心配して市販のドッグフードをあげている方も多いと思いますが、それについてこそ気にしなくてはいけない部分が多いかもしれません。

(この件についてと許容量についての詳細はブログには書きません。今後講習会や座談会などでお話しする機会があればお伝えしたいと思います。)

上記のことを踏まえて結論から言うと・・・「栄養バランスが心配だから手作りは難しい」という考えは持たなくても良いかと思います。

また、完全手作りではなく「ドライフードにトッピング」というの
はより手軽に始めることができるので、食いつきが悪い子に試してみるのも良いかと思います(^^)



最初にお伝えした通り、私はドッグフードを否定するつもりはありません。
ただ、「栄養バランスが心配だからバランスがとれたドッグフードをあげている」という方には知っておいていただきたいことがあるのは事実です。

知っていて「選ぶ」のと、知らないで「選ぶ」のでは意味が違うと思うので(^^)

そして、手作りご飯も完璧な食事だと思ってはいません。
不要な心配はする必要ありませんが、やはり多少の知識と手間がかかることも事実です。
どんなに良い食事であっても続けることができなければ意味がありません。

飼い主さんの生活環境・家庭環境等にあわせてドッグフードと手作りを上手に使い分けることが大切だと考えています(^^)

たぶん、手作りを作っている方やこれから作ろうと思っている方々は「自分で選んだ食材を使う安心感」があると思います。

愛犬のことを考えて少しでも良い食事を・・・安心してあげれる食事を・・・という考えは素晴らしいと思います。
でもあまり頑張り過ぎると疲れてしまうこともあるのではなでしょうか?

私が一番大切に思っていることは「自分も楽しく、そして愛犬が喜んで食事を楽しみにしてくれるご飯」を作ることです♪

自分に置き換えて考えると、毎日同じものより違うものを食べたいという気持ちが強いので(笑)

少し話しがそれてしまいましたが、「栄養バランス」はそれほど気にしなくても問題ないので手作りご飯を始めたい、興味があるというかたは是非トライしてみてください!



2016628(火)

わんこご飯・・・野菜編 No.2


こんばんは♪

前回更新してから間が空いてしまいました(^-^;

さて、今日も我が家のわんこご飯をご紹介したいと思います♪


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この日は・・・

※ もやし
※ 人参
※ 大根
※ 小松菜
※ キャベツ
※ ひじき (鍋と同化してわかりにくいです・・・)


前回は最後に吉野葛を使いとろみをつけましたが、今回は野菜スープとしてそのまま使いました♪

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煮込んだ野菜をスープと一緒に容器に入れて冷蔵庫で保存しました。
これでだいたい三日分くらいです!


前回は大根について詳しくお伝えしましたが、今日は人参について書きたいと思います。
といっても、わんこのご飯に興味を持たれた方はネットや本などでいくらでも手に入る情報ですが・・・(^-^;


人参は緑黄色野菜の代表格でビタミン・ミネラル・食物繊維が豊富で特にβカロテンの含有率はトップクラスです。
(わんこはβカロテンを体内でビタミンAに変換できます!)

また、リコピンというカロテンの一種である赤色の色素も含んでおり抗酸化作用があり、最近では生活習慣病の予防や治療にも用いられるそうです。

一年中安価で手に入る食材の一つで、低カロリーですが自然な甘みがあるためダイエット中のおやつにも利用できますよ!
ただし、ビタミンC分解酵素のアスコルビナーゼが含まれているので加熱したり酸(お酢など)と混ぜて効力を失わせてから使うことをお勧めします。
(人参自体は生でもあげて問題ない食材ですが、消化しにくいわんちゃんも多いので私は細かく切って煮込むか、すりおろしたものをあげるようにしています)


★ここで一つ豆知識★

消化しにくいということは栄養素がきちんと吸収されていないことがあります。
でも、私たち人に置き換えて考えるとおわかりになると思いますが・・・例えばトウモロコシを食べて未消化で排泄されたからといって体に重大な問題が発生したりものすごい害があるわけではありませんよね?
なので、もし人参や他の食材が多少未消化で排泄されたからといってそんなに心配する必要はありません(^^)

ただし、場合によっては胃腸が荒れるわんちゃんもいることもあります。
そのあたりは飼い主さんが様子を見て判断してくださいね♪


最後に・・・先日とても良いご縁がありました♡
詳細は次回にお伝えします(^^)/



2016618(土)

わんこご飯・・・野菜編


おはようございます♪

BLOGを立ち上げたばかりですが、スマホからの投稿がうまくできず更新が滞ってしまいました(^-^;

さて、今日は我が家のわんこご飯の一部をご紹介したいと思います。


毎食ごとに野菜を何種類も用意するのはめんどうなので、私は2、3日分作り置きすることが多いです。
といっても詳細な量を測ったり計算しているわけではなく、毎回使う小さいフライパンに入る分の野菜等を適当に入れてるだけです!


こんな感じです♪

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これには下記のものが入っています。

※ 葉大根
※ ラディッシュの葉
※ 白菜
※ かぼちゃ
※ 干し椎茸
※ ひじき
※ 切り干し大根

これらを煮込んで最後に吉野葛でとろみをつけました。


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こんな感じです♪

上記の食材を使った理由は特にありません(≧∇≦)

たまたま友人にいただいた家庭菜園の葉大根や同じく家庭菜園で栽培した無農薬のラディッシュが手に入ったのと、残りは家にあった食材です。
白菜やラディッシュなどは生でも食べれるので酵素を摂取するのに効果的なので、場合によっては煮込まずみじん切りにしてトッピングすることもあります!


大根にはビタミン・ミネラル・食物繊維がたくさん含まれていて、わんこには人より多く必要とされているカルシウムも豊富に含まれています。
また、ジアスターゼという消化酵素がデンプンの消化を助けてくれるのでお腹に優しい食材です。
なので、手作りやトッピング初心者さんには使いやすい食材ですよ!
そして、イソシオチアネートという辛み成分は抗がん作用などでも注目されているんですよ!
食当たりなどを起こす可能性が非常に低く、様々な有効な成分が含まれているので我が家では頻繁に登場する食材です(^^)


これからの季節、十勝では新鮮な野菜が安価で手に入ったりいただくことも多くなるが嬉しいです♪

安くて安心、そして一番はわんこが喜ぶご飯!
・・・これが私の目標です(^^)



2016614(火)

わんこご飯♪


こんばんは♪

早速わんこご飯についてお話ししたいと思います。

まず、我が家で気を付けていること。

それは 

「自分で選んだ食材を使う」
「人が食べれる鮮度のものを使う」

たったこれだけです♪

もちろん、食材によっては残留農薬などが含まれている場合もありますが、あまり神経質になりすぎると手作りご飯を続けることが苦痛になってしまうため私は上記のことをクリアしていればあまり難しく考えていません。
ただ、生であげる食材などで不安がある場合ちょっとだけ手間をかけてその不安を取り除くこともあります(^^)

そんなほんの少しの手間で安心を得ることができるほど今は色々便利なものがあるんですよ♪

詳しいことはここでは書きませんが、基本的には自分たちの食事をつくるのと何も変わらないと思っています。

わんこのご飯のために特別な食材や食品を用意しなくても全く問題無く作ることができますよ!

とはいえ、最初のうちはどんなものをどれくらいあげれば良いか?など不安もあると思います。
慣れてくるまではとても便利な手作りご飯用の商品がたくさん売っているのでそれらを上手に使うこともお勧めです(^^)

具体的な商品名はこの場では公表しませんが、私もそれらの商品を色々利用しました。
今でも常備して忙しい時はそれをあげたりすることもあります。
興味のある方は「犬 シリアル」等で検索してみてくださいね♪



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ドッグホームケアアドバイザー
十勝で二匹のトイプードルとのんびり暮らしています♪
わんこの手作りご飯やメディカルアロマ・ドッグマッサージ等を広めていきたいと思いBLOGを立ち上げてみました。

興味をお持ちの方はお気軽にお問合せください♪

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