2012120(金)

開村まで約1週間!「2012しかりべつ湖コタン」


開村まで約1週間!「2012しかりべつ湖コタン」

↑内装の作業が急ピッチで行われています。


「2012しかりべつ湖コタン」開村まで、あと約1週間です。

開村式は、1月28日(土) 午後7時から、然別湖畔で行われます。

式には、毎年スタッフや関係者、来賓や一般観光客など大勢が参加。
アイスホールで開村を祝って乾杯が行われたあと、コンサートが行われます。

今年はどのような開村式になるでしょうか。

そうそう、開村式にはある伝統があります。
その伝統とは、スタッフの一人が「赤いふんどし」だけの姿で登場し、開村宣言するというものです。

この伝統は、今年も間違いなく引き継がれるでしょう。


さて、今日は「しかりべつ湖コタン」の作業現場にお邪魔してきました。

今日は何が行われたかというと、毎年恒例の「作業スタッフ激励慰問」です。

作業には、実行委員会スタッフのほか、ボランティア、そして訓練の一環で陸上自衛隊から数名の隊員さんも参加されています。
ボランティアには、遠く台湾から参加している女性のグループもいらっしゃいます。

これら作業されている方々を激励するとともに、ジンギスカンや飲み物などの品物を差し入れして、今日の作業のあと、体を温めるとともに体力を回復してもらおうということです。

この日は鹿追町や町観光協会、そして陸上自衛隊鹿追駐屯地の関係者が作業現場を訪れました。



作業の進み具合を撮影してきましたので、ご紹介します。

写真の建物は、イグルーの中でも一番大きな、アイスバーやコンサートホールなどを備える、メインイグルーです。

メインのイグルーはその巨大さと重量のために、湖の脇に設置されています。


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内装作業が急ピッチで進められています。
雪のブロックを上に重ねていくのは、とても重労働です。
しかも、手元がすべります。


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外壁は天井まで完成。
そして、天井まで透き通った氷の柱がそびえ立っています。


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滑りやすい氷などを運搬するために使われるのでしょうか、木製の枠や、ソリが置いてあります。足場などの建設現場にあるような設備もありました。


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曲線や湾曲した面をうまく使って建物の強度を生み出しています。
実行委員会スタッフには、大学で建築学を学んだ専門家もいるようです。
安全設計は念入りに確認されています。


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氷結した然別湖の湖上にも、イグルーが何棟か完成しています。
一番左側のイグルーは、コタン名物、世界にここだけの「氷上露天風呂」です。


いよいよ1月28日に「開村式」が行われます。

2012しかりべつ湖コタン開村式

と き 2012年1月28日(土)午後7時~
ところ 然別湖畔



「2012しかりべつ湖コタン」公式WEBサイト

http://www.nature-center.jp/2012-kotan/kotan-top.htm外部リンク

こちらのブログで日々のコタン製作作業の様子が分かります。
しかりべつ湖コタン奮闘記!

http://kotan1980.blog18.fc2.com/外部リンク



2012119(木)

煮込みジンギスカン 鹿追町「大阪屋」


煮込みジンギスカン  鹿追町「大阪屋」

今日はちょっとした会合があり、鹿追町「大阪屋」に行ってきました。

鹿追町栄町1丁目9番地にあるお店で、郵便局のすぐ隣。
創業が昭和32年ですから、約55年の歴史があります。

前にもブログで紹介させていただきましたが、西部十勝地域は「ホルジン」と呼ばれる、ホルモンとジンギスカンを一緒に煮込むジンギスカン鍋の文化があります。

西部十勝独特?ホルジン文化 清水町「有楽町食堂」(2011年12月16日)

この地域では、芽室町は「駿河屋」、清水町は「有楽町」、新得町は「たこや」などのホルジンのおいしいお店があります。

こちらに赴任された転勤族の方に聞いたのですが、道内でもホルジンの文化があるのは、この地方の特色のようです。

こちらに住んでいると当たり前のように感じていたのですがね。

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まさに郵便局の位置にこの看板が。

「大阪屋」のジンギスカンも、焼くのではなく、煮込みジンギスカンです。

山のようになっているジンギスカン鍋ではなく、浅い器状の鍋で、厚めに切られたジンギスカンとホルモンを一つの鍋で煮込みます。

鹿追町では「ホルジン」とは余り呼びません。
いわゆるホルジンを頼むときには「ミックスちょうだい」と言います。

この店に来られた人で、煮込み鍋をほしがる方がけっこういて、いろいろなお店に行っても品物が見あたらないと言われます。

それは当たり前です。
この鍋は、地元鉄工所の特製なのです。

町民の中には、その鉄工所にお願いして同じ鍋を作ってもらい、家に備えてある家もあります。
「大阪屋」さんから肉をテイクアウトし、家でゆっくり味わおうということです。

この店秘伝のタレが、ジンギスカンとホルモンに染みこみ、タマネギの甘さも合わさると、それはもう何と言えないおいしさです。

ジンギスカン肉は臭みがなくて柔らかく、ホルモンはかんでもかみ切れない弾力性があります。
ジンギスカンからしみ出るうまみ、そしてホルモンのクリーミーと表現したくなるようなまろやかな味がたまりません。

肉厚の上ホルモンもありますが、私は並の薄いホルモンでなければ満足できません。それが一番おいしいのです。

お肉をある程度食べ終えたら、たっぷりの汁の中にうどんを投入して煮込みます。

うま味を含んだ汁をたっぷりと吸ったうどんが、また最高です。

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煮込むとこんな感じに。肉を食べるとうどんを入れます。

留意することをひとつ。
食べている間は、タレや肉の食欲をそそる香りが、部屋中を充満します。
服に少々においが付きますので、そのことを考慮したラフな服装で来ていただき、あとは思う存分おいしい煮込みジンギスカンを堪能してください。

先ほど、酔っぱらいながら走って家に帰ってきたので、今日はこの程度とさせていただきます。

実は、ジンギスカン鍋の発祥の地が鹿追町であるという話もあります。

この話は、明日以降にご紹介します。

では、また。



2012118(水)

復活!おばあちゃんが切り盛りする人気そば店「おふくろさん」


復活!おばあちゃんが切り盛りする人気そば店「おふくろさん」

↑昨年末に閉店した「そば処 おふくろさん」


鹿追町の人気そば店「おふくろさん」復活します

農家のおふくろさん(おばあちゃん)が打つそばが人気だった「そば処 おふくろさん」。

「そば打ち同好会」が始まりで、鹿追そばまつりに出店したところ、そばのうまさに「どこにお店があるの?」とのたくさんの問い合わせを受け、メンバーが話し合い店を構えたのでした。

それから10年店を切り盛りしてきましたが、メンバーの高齢と体力の限界などにより、町内外からのお客さんで繁盛していたのにもかかわらず、昨年末に惜しまれつつ閉店してしまいました。

私は、そばの味はもちろん、おばあちゃん方の温かい癒される接客がとても好きでした。

以前、私のブログでも閉店の情報をお知らせしたところです。

残念! おばあちゃんが切り盛りする 人気そば店が今年で閉店(2011年11月17日)


なんと、その「おふくろさん」が2月1日に営業を再開します。

はじめは店の設備や備品ごと、どなたかの後継者に譲り渡そうと募集していましたが、この店のファンや関係者の呼びかけで旧メンバーの一部と新メンバーが加わり再開するそうです。

営業日・時間は、以前と同じく、
火曜日が定休日の週6日、午前11時から午後2時までです。

2月1日の開店がとても楽しみです。



2012117(火)

開村に向けて作業進む! 十勝・鹿追町「2012しかりべつ湖コタン」


開村に向けて作業進む! 十勝・鹿追町「2012しかりべつ湖コタン」

↑昨年の「しかりべつ湖コタン開村式」(2011年1月22日)


「2012しかりべつ湖コタン」1月28日開村に向けて、現在、イグルーの製作作業が、鹿追町・然別湖畔で順調に進められています。

作業風景の写真を「しかりべつ湖コタン実行委員会」からお借りできましたのでご紹介します。

雪と水を混ぜたシャーベットをサンテナで凍らせた「ブロック」と、湖から切り出した透明な「氷」で、全てのイグルーが造られます。

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湖から切り出された氷が運ばれてきます。(実行委員会提供)

「アイスバー」や「アイスホール」などを有する一番大きなメーンイグルーのほか、さまざまなイグルーが凍り付いた湖上に出現します。

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シャーベットを固めたブロックが積み重ねられます。(同)

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イグルーの外観が整ってきました。(同)

冬の期間だけ湖上に現れる「幻の村」、春が近づくと、せっかく作ったイグルー全てが水となって湖水に消えていきます。

今年は1月28日に「開村式」が行われます。

2012しかりべつ湖コタン開村式

と き 2012年1月28日(土)午後7時~
ところ 然別湖畔




「しかりべつ湖コタン」の歴史などをご紹介します。

しかりべつ湖コタンのご紹介

北海道の冬の風物詩「しかりべつ湖コタン」

北海道のほぼ中心に位置する「大雪山国立公園」にある神秘の自然湖「然別湖」。
周りを深い森に囲まれ、手つかずの自然が今もなお残っています。

しかりべつ湖コタンは、自然環境に最も負担を掛けないイベントして、厳寒期の北海道を広く紹介する代表的な冬のイベントとなっています。

昭和55年、若者たち数名が北国ならではの楽しみを発見しようと然別湖上に氷の家(イグルー)を作成。
この氷の家は、春になれば自然に溶け、廃棄物による湖水汚染の心配がない遊び心満点の建造物でした。

昭和58年には地元青年や子どもたちも参加し、然別湖は冬も楽しめる環境として注目されました。そしてNHKのゆく年くる年の新年側のオープニングで紹介され一躍全国区に。

その後、湖上露天風呂やアイスバーも開設され、北海道の冬の風物詩として海外からも注目されるイベントに育っていきました。


春には消える「雪と氷のイベント」

「しかりべつ湖コタン」はアイスバーやアイスホール、氷上露天風呂をメインにしたイベントです。

特に「氷上露天風呂」は世界に例の無いものです。
建物や構造物の材料は雪と水と、湖から切り出してきた氷のみで、骨組みは一切入っていません、春にはすべてが融けて水になります。

再び同じものを作ることができない、その年だけのまさに「幻の村」の出現です。

白いブロックは農業用のサンテナに雪と水を混ぜた物を入れ、ひっくり返してサンテナをはずし、一晩おき、固めます。
それを積み上げていきます。

接着剤は水と雪を混ぜたシャーベットのみですから、この作業は気温の冷え込みが鍵となります。
冷えないとくっつかないからです。

氷上露天風呂のお湯はホテルから引いています、もちろん温泉です。
泉質は「ナトリウム塩化物炭酸水素塩泉」しっかり暖まれば、浴衣でアイスバーに来て一杯飲んで帰るというお客様もいらっしゃるくらいです。

結婚式も毎年行われています。
この実行委員会の中で知り合ったカップルなど、20組以上の方が挙式されました。毎年デザインの違うチャペルが誕生し、結婚式参列者もその仕上がりに感動するものとなっています。

近年では、アイスバーと併設で「アイスホール」が建設されていて、コンサートが開催されています。

雪と氷の中で音が不思議な広がりを見せ、幻想的な空間を醸し出しています。

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アイスホールでのピアノコンサート(昨年のコタン)


みんなで参加するイベント

19回目からは全国からボランティアを募集しています。
毎年40名くらいの方がいらっしゃるので、のべ300名以上のボランティアが参加しています。

過酷な作業ですが、建物が出来た時の喜びは何ものにも代え難い体験です。
毎年参加する方もいらっしゃいます。


環境にやさしい催し

然別湖は大雪山国立公園の南端に位置し、北海道の湖としては一番高い標高800mにあり、水深は最大で100mです。氷の厚さは80㎝にもなります。

最低気温は-37℃ととても寒いのでこのようなイベントが可能なのですが、2008シーズンは暖冬のため12月中旬に降った雪をかき集めて作業を進めました。

また、開催期間は毎年1月20日~3月31日までを予定していましたが、暖冬で3月15日に閉村した年もありました。

コタンは気候や自然環境と一体のものです。

然別湖は手付かずの大自然が魅力です。
素晴らしい自然環境を多くの方々にぜひ堪能していただきたいと願っています。

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コタン名物「アイスバー」でカクテルを楽しむ(同)


平成22年3月「大賞」の栄誉に輝く

平成22年3月、全国各地の地域の活力を生み出すイベントを表彰する「第14回ふるさとイベント大賞」の最高賞「大賞」(総務大臣賞)を受賞しました。
北海道十勝管内のイベントが大賞を受賞したのは初めてです。

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星空の下に浮かび上がる「しかりべつ湖コタン」(同)


以上、簡単に「しかりべつ湖コタン」をご紹介しました。

「1月28日に開村します」
皆さんのお越しをお待ちしています。


「2012しかりべつ湖コタン」公式WEBサイト

http://www.nature-center.jp/2012-kotan/kotan-top.htm外部リンク

こちらのブログで日々のコタン製作作業の様子が分かります。
しかりべつ湖コタン奮闘記!

http://kotan1980.blog18.fc2.com/外部リンク


↓然別湖の夜空にはこの曲が似合います。



2012116(月)

コクと辛さのバランス 滝川市「カレーハウス 盛」


コクと辛さのバランス 滝川市「カレーハウス 盛」

「カレーハウス 盛」さん。
滝川市街の北の端、国道12号沿いにあるお店です。

以前から行きたかったお店で、9月に「たきかわコスモスマラソン」に参加したときに訪れました。

姉妹店が芦別市にあり、地元グルメ「ガタタン」を提供するそのお店は以前利用したことがありました。

店の外観は、目立つ看板とのぼりが何本も立ちのぼり、いかにもカレー屋さんといった感じ。
車を走らせながら探していても、すぐにお店が分かりました。

店内は広めでゆったりしていて、カレーの種類が多く、写真付きのメニュー札が壁などにたくさん張られています。

私は、ちょっと背伸びして「カツカレー」をと思いましたが、まださらに背伸びして「特製カツカレー」をいただきました。

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店主の方に普通のカツカレーとの違いを質問すると、丁寧に教えていただけました。
特製は、北海道産の豚肉を使用してます。990円と価格も特製です。

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特製カツカレー

ご飯が見えないくらい全体にルーがかかっています。ルーの多さに感謝。
どうせルーをご飯に絡めるのだから、このほうが私も食べるのに専念できます。

カツは、さすが道産豚、ジューシーで、中からうまみがにじみ出てきます。

ルーは、一般の普通の辛さのカレーよりも少し辛みが感じられます。
一般の方には、一口食べると少し辛めのカレーと感じられるかもしれませんが、私にはコクとかすかな辛さのバランスは抜群です。

最初は、おいしさに釣られ、一心にカレーを食べ続け、最後の数口ぐらいになると、辛さを感じ始め水がほしくなる。そして、額には汗が出始める。

計算され尽くされているような、絶妙な味のバランスです。

今度、滝川市を訪れた時には、また行きたいお店です。


↓素晴らしい曲ですね。私の知人の奥さんの十八番だそうです。



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 ABOUT
ひらっち
ランニング、食べ歩き、映画などが趣味。各地のマラソン大会に出場しては、ご当地グルメを味わい、帰りは温泉につかるのを楽しみとしています。

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属性個人
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