2018722(日)

ぴっくーのこと


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先日のブログでもお知らせしましたが、
7月20日にちびっこふぁーむにて飼育していた
ピグミーヤギのぴっくーが亡くなりました。


解剖の結果、消化管の通過障害と肺の変異がありました。



ぴっくーは2002年6月24日おびひろ動物園生まれ
先月16歳になったばかりでした。

ヤギの寿命が12年ほどと言われていますので、
もうかなりのおじいちゃんでした。


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生まれたばかりのぴっくー。
当時はお母さんのローラが妊娠していることに気付かず、
ぴっくーが生まれてみんなびっくりしたようです。




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ぴっくー生後1か月のころ(左から2番目)。
まだ長靴の高さほどしかありません。



若いころはバイソンの隣にいたり、
トカチと今のラマ舎にいたりと転々としてきましたが
今のちびっこふぁーむができてからは
のんびりと過ごしてきました。



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2年半前のぴっくー13歳の冬、
体調を崩して園内の動物病院に入院したこともありました。


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立ち上がることができなくなり、オムツをして。
毎日のオムツ替え、時には汚れた体を拭いてやったり。

獣医さんからは、
もう長くないかもしれない。
食べるもの、ぴっくーが好きなものをあげてあげて。
と言われました。

お客さまからのお見舞いのブドウやリンゴなど
ぴっくーが好きなものを食べさせました。

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すると、だんだんと立てるようになり
元気になっていくぴっくー。

食欲が落ちなかったことが何よりよかったようです。



3か月ほど入院しましたが、
無事に元気になってちびっこふぁーむに戻ることができました。


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ぴっくー14歳の誕生日
おからケーキでお祝いしました。


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ヤギのユズとまったり。


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敬老の日にはイベントで
たくさんのお客さまがお祝いしてくれました。


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年とともに肌にできものができやすくなってきたので
暖かい季節は薬用シャンプーで洗ったり

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体重測定も定期的に…





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15歳の誕生日。
この後新しい赤い首輪をプレゼントしました。
赤がよく似合っててかわいかったよ。





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そして16歳の誕生日。







亡くなる前日は、朝から体調を崩し
獣医さんに点滴をしてもらっていました。

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これが最後の写真になってしまいました。




いつどうなってもおかしくない年齢に達していたのは
分かっていたはずですが、
心のどこかで
きっとぴっくーはまた元気になってくれる
と思っていました。


あっという間にお星さまになってしまいました。



寂しがり屋で、人の気配がすると鳴いて呼んで
ユズのことも大好きでいつもぺろぺろなめてあげていたぴっくー。


私が飼育員になって、
たくさんのことを教えてくれました。
特に、動物たちにとって何が幸せなのか
ぴっくーと過ごして深く考えるようになりました。


最期まで教えてもらうばっかりだったね。


これからはぴっくーとの思い出と経験を糧に
私も成長していきたいと思います。



たくさんの人に愛されたぴっくー。
人を引き付ける魅力を持っていました。


ぴっくーをかわいがってくださり、
ありがとうございました。


ぴっくー、
本当にありがとう!
長い間お疲れさまでした。


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