ドッグトレーニング(4)


20131116(土)

わんこの心の傷と原因。


わんこの心の傷と原因。

今日もネタ切れ、その2です( ̄ー ̄;



わんこと暮らしていると、いろいろと悩みが出てくるもの。

巷では、犬のしつけ本などの中で

症状別に対処法が書いてありますよね。

「こういうときはこうする」と、ズバリと書いてあります。


だけど、わんこも千差万別。

性格も違えば、原因も様々です。


たとえば、噛みつき。

それが神経質で臆病なところから来ているのだということがわかったとしても、

その原因とはいったい何なのか。

考えうる原因をひとつひとつ探って、対処法を変えていきます。

[img:1_0000667288-500x375]


でも、犬の行動学を学び、犬に数多く接しているプロだとしても

なかなかその原因にたどり着かないことも。



特に、保護犬だったりすると、

過去にそのわんこに何があったのか、

どんな記憶があり、どんなことに傷ついたのか

想像力を働かすしかありません。



噛みつく状況を見、聞き、推測し、

対処を試し、変え、その子にあった方法が見つかってから

「ああ、たぶん、原因はこういうことだったのかな」

と改めて気付くことも多いのです。



遠回りすることもありますが、

それでもやっぱり原因に目をとめてあげたい。

何が怖かったの?と、心の痛みをわかってあげたい。

[img:1_0000667289-500x375]





わんこと話が出来る能力があったらいいですよね( ´艸`)





お知らせです。

明日は晴れそうですよ~♪

10日に予定しておりました「中級レッスン」は、

11月17日午後2時半からに変更となりました。


参加予定だったみなさま、どうぞよろしくお願いします。



また、同日午後1時半から、お散歩レッスンを行います。

十勝まきばの家キャンプ場にある、プライベートドッグランまでみんなでツケで歩きましょう!

現在4組のご予約をいただいております。


まだ枠はありますので、ぜひ参加してくださいね!



2013112(土)

犬と暮らすうえで一番大切なこと。


犬と暮らすうえで一番大切なこと。

トレーナーがトレーナーになったわけ、などで「叱らないで」と書いてきましたが、補足もさせていただきますね。


臆病で神経質なゆえに、恐怖性の噛みつきに発展したわんこには、叱るのはご法度ですが、

叱ることがいけないことではもちろんありません。


親が子供に教えるように、わんこに家庭内や社会のルールを教えるのは、オーナーさんの役割です。



何よりも一番重要なのは、信頼関係の上に成り立っているかどうかということ。

信頼関係が出来てさえいれば、叱ったとしてもなんの問題も起こりません。



わんこ育てって、子育てと似てますよね!

[img:1_0000663646-500x375]



いまだに犬のしつけの世界では、アルファシンドローム(権勢症候群)の話が出ていて、リーダー論がまかり通っているのが現状です。


確かに狼の群れの中では、順位が決まっており、アルファ(リーダー)に従いますよね。


でも、コンパニオンドッグと言われる家庭犬たちが、人に対してそんな意識はあるのでしょうか。

私が今まで見てきた犬たちに、家庭の中で支配性があると感じた子はいません。


むしろ、リーダー論の犬育ての中で、オーナーさん自身が犬に植えつけたということは、あるかもしれません。


[img:1_0000663645-500x375]
↑「フセ」と言われてフセるとろろと、ズルをしているコットン



噛みつきの問題行動を持っているわんこは、ほとんどが神経質で臆病なゆえの噛みつきです。


それでは、なぜそういうわんこが多いのでしょうか。

それはやっぱり、無茶な乱繁殖と社会化不足にあるのではないかと思っています。



ブームと言われる人気を誇った犬たちは、本来の犬種の性格から離れ、非常に神経質で臆病、吠えのひどいわんこが増えることがあります。

人気が出る前は、良心的なブリーダーさんによって、母犬の性格や遺伝疾患を見据えた繁殖が主だったにも関わらず、

ひたすらに産ませ増やす、繁殖業者が一気に増えるからなのです。


[img:1_0000663637-500x375]
↑もちろん甘噛みです



そして、我が家のとろろのように、ペットショップで幼い時期を長く過ごし、「子犬の社会化期」を学ばずに成長してしまったことも原因のひとつだと思います。

本当に子犬の社会化期はあなどれません。。。



だからと言って、臆病で神経質なわんこがダメなのではありませんよ。

そういう子たちでも、個性にあった適切なトレーニングによって、素晴らしいパートナーとなってくれるからです。

少々育てにくいことはありますが、手がかかる分、かわいさもひとしおかもしれませんね( ´艸`)




一部のわんこの中には、臆病や神経質では片づけられない噛みつきのあるわんこもいます。

そんなわんこであっても、相談に乗りますので、いつでもお問い合わせくださいね!



8日間にわたり、長々とした文章にお付き合いいただき、ありがとうございます(*´∇`*)

明日はドッグランへ行きますので、またドッグランと仲間たちをお送りしますね!


また、何か書くときはあると思いますので、その時はお付き合いくださいね!





お知らせです

11月のグループレッスンの予定が決まりました。


★11月3日(日)午後1時 初級レッスン

★11月10日(日)午後1時 中級レッスン

        午後2時 ディスク体験レッスン

★11月17日(日)午後1時 お散歩レッスン

★11月24日(日)午後1時 上級レッスン



以上を予定しております。

ある程度スワレやフセ、マテなどが出来るわんちゃんは、中級レッスンからでもOKです。


告知が遅く、集まってくれるのか不安なところです(^▽^;)

どうぞ、お気軽に問い合わせください♪



お問い合わせは、トレーナー携帯:080-5590-9133 または、HPのメールフォーム、ブログのコメント、FaceBookのコメントでもOKです(^▽^)/

ぜひ参加してくださいね!



20131030(水)

犬も人も楽しくトレーニング


犬も人も楽しくトレーニング

トレーナーがトレーナーになったわけ、ガウガウコットンのことなど書いてきましたが、

だからこそ、十勝ドッグラボのコンセプトは「犬も人も楽しくトレーニング」としました。



リーダー論は語りません。

あれもしてはいけない、これもしてはいけない、ダメダメばかりの中でわんこと暮らしていては、疲れてしまいますよね。




まずはわんことの暮らしを楽しんでもらいたい。

リーダーになる必要はありません。

「家族」それでいいじゃないですか(*´∇`*)


[img:1_0000662970-500x375]
↑こちらは「とろろ」



トレーナーの仕事は、完璧に服従できるわんこにするためではなく、

わんことオーナーさんが最高のパートナーになってもらうためのお手伝いをすることだと思っています。




トレーニングを通して、オーナーさんは愛犬の心を見ようとし、

わんこはオーナーさんの言いたいことを知ろうとします。


心が繋がっていく瞬間。



それをとても大切にしたいと思っています。



[img:1_0000662971-500x375]





ガウガウコットンから教えてもらったこと。


わんこの性質、個性を見ずに訓練を入れるのは、とても怖いということ。



神経質なわんこが吠えてしまうのに、物を投げつける天罰法を行ったら、

更に臆病になってしまうでしょう。



まだまだ遊びたい盛り、オーナーさんとの信頼関係も成立していないパピーに、甘噛みをするからと言って喉の奥に手を突っ込んだら、

オーナーさんへの信頼を取り戻すのに、時間が長くかかるかもしれません。



臆病ななわんこに、飼い主の力を誇示するために、マズルを掴んでひっくり返したら

取り返しのつかないことになってしまいます。





犬は、人と共に働くため、人の手によって意図的に交配されてきました。

共に生きるものとして、人が犬を選んだのは、人と似た感情と心を持っていたから。

社会性を持っているからです。



チョークチェーンで首を締め上げなくても、時間をかければ伝わります。

力で押さえこまなくても、あなたの笑顔の方に喜んで従うはずです。




犬は決して飼い主を裏切りません。

どうしてここまで人を愛するのだろうと思うほど、ひたすらにあなたを愛してくれます。




あなたを信頼し、あなただけを見つめるその瞳を

いつも輝かせてあげてください。




そして、悩むことがあったら、いつでも私たちに話しかけてくださいね。



2013423(火)

厳しいだけのトレーニングは時代遅れ?


TOKACHI DOG LABOのホームページを見ていただくと書いてあるのですが、

私が行う訓練のコンセプトを『ワンちゃんと飼い主さんが楽しいトレーニング』にしています。

そのコンセプトを実行するにあたり、私は厳しいしつけは必要ないと考えるのです。


日本は昔から「ドッグトレーニングは厳しく!」という考える人が多く、

また今もその考えが根強く残っています。

厳しいトレーニングには殴る・蹴る、もしくは棒で叩くなどの手荒い真似も多かったようです。

確かに、厳しいトレーニングが必要になる時があるかもしれない。

しかし、果たして『家庭犬のしつけ』にそんな厳しいトレーニングは必要になるでしょうか?

警察犬などの使役する犬(職を持つ犬)には失敗が許されないのでわからなくもないですが、

愛玩犬には酷だと思うのです。

それに愛犬に暴力をふるうのは飼い主さんもイヤでしょ?



今、日本のドッグトレーニングは変わりつつあります。

厳しいだけだったトレーニングが楽しいものへと変化しつつあるのです。

願わくば、私のコンセプトに賛同してくれる方が増えることを願います。



<<
>>




 ABOUT
十勝ドッグラボ
動物取扱業
(訓練)北海道 第121340179号 
(保管)北海道 第121320179号

性別
エリア十勝
属性事業者
 GUIDE
まきばの家わんわんトレーニングくらぶ
住所池田町清見144
期間1月上旬-12月下旬
(土・日曜祝日)
営業10:00 - 17:00
 カウンター
2013-03-31から
0hit
今日:0


戻る