2010223(火)

国民の森が今徐々に破壊・・・

狩猟×19

国民の森が今徐々に破壊・・・

↑メイン画像は国有林の急斜面で、エゾシカが、雪を掻き、堀出し、若木の樹皮食害、笹を食べ尽した跡。


北海道を代表する大型哺乳類の一つエゾシカですが、近年、個体数増加、成育地の広範囲拡大に伴い、希少植物や自然林等生態系への影響が顕著となると共に、農林業被害や交通事故の増加等、社会問題となっています。


これも、増えすぎたエゾシカの食害樹木。
到る所に樹皮食害が広がっています、すでに数年前から食害になり樹皮の剥された処は黒くなり、大方立ち枯れしています。↓
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数年にわたり植害された樹皮、黒い部分は前年に食害の跡、
今年も又残りの樹皮を全部剥いでしまいました、今年でこの木は枯れてしまいます。
植害中の雄大エゾシカ、沢の上からネックへワンショット、その場に崩れました。↓
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木の皮は1cm位の幅でも、ぐるっと一回り剥されると水が吸えなくなり、完全に枯れてしまいます。

エゾシカの食べる笹は、今年のように1月上旬から深い雪の下、、掘り出しやすい、南急斜面に集中、食べやすい所の笹は、食べつくし、葉の無い茎だけになり、仕方なく樹皮で飢えを凌いで春を待ちます。

捕獲した雄エゾシカの角、過日依頼があった日本刀鍛冶屋、刀匠からの依頼で、出来上がった日本刀の刀掛にちょうど良い物を送って欲しいとの事、早速輸送箱を作り、新潟までエゾシカ君の角が、第二の旅発ちになりました。↓
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エゾシカ解体用の専用ナイフの図面も添付したので、3月中旬には、4~5本出来てくる予定です。3月末までに捕獲した、エゾシカの角を取り付けて、牛革のシースを作って、と忙しい日が続きそうです。

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昨年刀匠の以来を受けて、エゾ鹿角を加工して取り付けた剣鉈の一部です、これも狩人の有効利用、仕事の一部です。






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狩人
狩猟で得たエゾ鹿、羆「ひぐま」等の食肉処理場を保健所の許可を受けて営業しています、ひぐま肉やエゾ鹿肉は関東や関西の飲食店様にジビエのブームもあり長年同じお店からの依頼が多くなって居ます。最近はヒグマの脂や、ペットフードが良く、リピータの方が多くなり、ワンちゃん用のおしゃぶり角は超人気中。

ひぐま肉や、エゾシカ肉の缶詰なども人気が出ています。

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狩人の蔵
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