鶏の飼育(29)


201428(土)

青い卵のアロカーナ孵化始める


青い卵のアロカーナ孵化始める

世界で随一青い卵を産む鶏南米チリ原産アラウカナ族が飼育していた鶏がアメリカを経由して日本に渡り、ずいぶん交配がなされ、今では日本には原種がいないとも言われています。

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原種に近いアローカナの雄と別系統の雌4羽、白色レグホンとの交配FI白いアロカーナ4羽を、別の部屋に入れて一ヶ月が経ちました、すでに他の雄鶏と交尾をしていましたので、10日を過ぎれば交尾の効果が無くなるが、あえて20日を過ぎたので2月4日からの卵を低温保管して置いた物を5日分浮卵器に今日セットしました。
色の薄い水色がF1の卵で、緑が濃いのが原種に近い卵で、原産地のアローカナは草むらに産卵するので、外敵から目立ない様にする為の保護色だと言われています、私は鶏に聞いていませんよ。

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これは今日の昼の画像ですが、毎日昼頃、種鳥や採卵鶏も30分位の交代で雪中散歩でストレス解消しています。
左の大きく茶色が原種に近い雄のアローカナ。
手前のグレーや茶色の雌鶏が原種に近いアローカナ。
奥の白色の雌鶏が白色レグホンとのF1アローカナ、この雌の卵から生まれてくる雛はF2アローカナだけど遺伝の法則によりどちらかに偏ったり固定種が生まれるかは半年後に判明する。

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狩人農園の鶏はおばあちゃん鶏の他は10m~20m位飛ぶことができるんです、5㎏もある雄も飛ぶんです。
寝ると時はミンク等の外敵から守るため自然に高い所に止まって寝る様になってきました。
この部屋は3畳半位しか無いのに2mの扉の上の鴨居に軽く飛び乗ります。

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今日は寒く鶏舎内は昼の時間で-5℃しかありませんでした。

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食用卵5個凍結で割れてしまい、この画像の卵は中身が汚れなかったので、明日の朝食の目玉焼きにします。


この記事のURL2014-02-08 22:17:43

2014112(日)

青いアローカナ鶏卵を食べる


青いアローカナ鶏卵を食べる

お正月の間アローカナ卵の販売をストップしていたので、自分で食べたり、親戚に試食に渡したりしておりましたが、何時も卵かけご飯や目玉焼きなどで食べていたが、今回まとまってゆで卵にして見ました。
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ゆで卵用の気泡部分に小さな穴を開ける器具、中札内村の道の駅で夏に購入した物、最近は近くの100円ショップにもありました、これでぽちっと、画鋲のピン位の穴が開けるだけで新鮮な卵も殻が綺麗にむける優れ物。
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メイン画像でも判るがアローカーナは他の鶏卵より卵は少し小さめですが黄身の盛り上がりや、白身より黄身の割合が多いのも特徴です。

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南米チリ原産の世界で随一青い「アローカナ」鶏卵は一般的な卵と比較して、栄養価が高い事も大きな特徴です。

レシチンが約2倍、老化防止成分が普通の鶏卵のおおよそ2倍。
ビタミンBが約10倍~20倍、疲労回復、免疫力増加。
ビタミンEが約11倍、血液サラサラにする、新陳代謝が活発になる、などと、ネットで検索しても沢山出てきました。

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アローカナの特徴は鶏冠が小さく3枚になる、耳羽毛と言うか頬羽毛が左右に伸びたり首の後ろに広がって伸びたりします。
足はグレーや鉛色の黒っぽいのが多くいます、この3羽は昨年8月に孵化した5ヶ月目の原種系アローカナの若鶏、左端は雄鶏になります。

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このアローカナは白色レグホンの雌にアローカナの雄と交配した「F1」に成ります、白色の遺伝子で産卵率を高め青緑色の卵も薄い水色と綺麗です、アローカナの特徴の、鶏冠、頬羽毛、足の色等の遺伝はちゃんと受け継がれています。

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原種系のアローカナ雄鶏、4ヶ月の若鶏です。

狩人農園には、この外、青森県の地鶏「軍鶏ロック」天然記念物(原種系)「比内鶏」「ポリスブラウン」等も飼育しております。


この記事のURL2014-01-12 18:31:39

20131229(日)

天然記念物比内鶏を食べる


天然記念物比内鶏を食べる

メイン画像は今回の主人公「比内鶏の雄」(比内地鶏じゃありません)平成25年5月10日、種卵10個空輸してもらい、狩人農園で孵化させ、9個孵化しそのうち1羽足が奇形で処分、7日目で1羽逝った、無事7ヶ月成鳥に成りそのうち卵を産んでくれる雌は1羽のみ後の6羽は雄です。
種鶏として1羽残せば良いので残り食用?、もったいない気がします、クリスマスに隣町幕別の友人がウコッケーのF1を作りたいと言って婿に出しました。


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比内鶏の雌です、現在卵を1週間に4~5個産んでくれます。


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左の赤茶の卵はポリスブラウンの卵。
次の白に近い薄いベージュ色卵が天然記念物「比内鶏」の卵。
左から3番目のくすんだ青緑の卵が原種に近いアローカナの卵。
一番右端の明るいウグイス水色の卵が白色レグホンとアローカナ雄のF1の卵です、すべて狩人農園の放し飼い、平飼いの有精卵です。


比内地鶏は原種の比内鶏の雄と雌のロードアイランドレッドを掛け合わせた一代限りの雑種、「F1」を品種として固定したのが比内地鶏で、狩人農園の比内鶏は10年前に秋田県から他県に移動した天然記念物原種比内鶏を大事に種を守っている養鶏場様から種卵で高額購入した正規品です。
(現在は原種比内鶏やその卵を県外に持ち出し禁止の様です)

クリスマスにはアローカナのF1雄鶏を幕別の友人と2羽ずつ計4羽潰してご馳走さんしました。

狩人の蔵はクリスマスまで超急がしでエゾ鹿肉捌きと本州レストラン様向けに鹿肉や羆肉の荷造り発送と時間が無く、深形フライパンでロースト醤油とみりん砂糖のタレを掛けながらローストチキンで簡単に済ませてが、今回は本格的な燻製を作りました。


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羽根毛をムシリ、内臓を綺麗に処理、3リットルのソミール液を作り、この比内鶏丸ごとジッパー付きの袋に入れ24時間漬け込みました。

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ソミール液から出して、殺菌と肉の芯まで確り熱を通すように85℃の蒸気で30分蒸して加熱殺菌処理後風乾、表面の水分が消えた所で燻製庫へ。

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65℃で1時間ほどで確認、少し色付いてきました、ゆるい煙で長時間燻煙する事で渋みやイガミを無くし美味しく仕上げるコツです。

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6時間ほど燻煙して完成しました、蒸気で蒸した時余分な脂が落ちべた付かない良い仕上がりでした。

今日は狩人の蔵、看板のヒキチ工芸も仕事収め、従業員と美味しく食べて夕方解散に成りました。


この記事のURL2013-12-29 00:05:19

2013320(水)

大きくなった青い卵のひよこ


大きくなった青い卵のひよこ

2月27・28日、3月3日各1羽孵化、3月8・9日10羽孵化したアローカナ交配種のひよこ元気に育っています。
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約1週間違うと大きさが全然違うよ。
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向かって、左が2月28日・右の白っぽいほうが3月8日生まれの兄弟ひよこちゃん。

青い卵を産む鶏はアローカナ原種に採卵を良くする為白色レグホンを交配したり、卵の栄養を重視して烏骨鶏と交配をしています、いずれも青い卵が生まれます。
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3月15日に関東地区のアローカナブリーダー様より原種の種卵と16日に関西地区のブリーダー様よりアローカナの原種の種卵を送ってもらい近親交配にならない様各地から少量ずつ取り寄せて今年2回目の孵化をしております。
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こちらの小型自動転卵孵化器は湿度や温度管理が難しく、部屋の温度などの影響を受けやすい、前回関西から頂いた高価なズアカカンムリウズラの孵化、失敗しました、10日目で光による検卵で8個が成長しているのを確認しましたが、15日目に部屋の温度が上がり死滅してしまいました、今回左側の肌色の烏骨鶏の卵4個をサービスして頂きました、今回は無事にひよこになる様部屋の温度確り管理し、初の烏骨鶏飼育が出来るかな?。
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私の大きい方の孵化器は鶏の卵60個が一度に孵化できますが温度や湿度は部屋の温度などの影響をあまり受けない。
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又温度も0,1℃刻みで上下調整が簡単です。

4月上旬には又20羽位のひよこが生まれる予定です。


この記事のURL2013-03-20 13:01:00

201331(金)

青い卵の「ひよこ」生まれた!


青い卵の「ひよこ」生まれた!

世界で随一青い卵を産む「アローカナ」は南アメリカのチリ原産のニワトリの品種で、殻の色が薄い水色かウグイス色をしている、チリのアラウカノ族が飼育していたらしい。

昨年関西から有精卵を仕入れて孵化器で雛にして、昨年末から産卵をしていた有精卵を2月8日から順次2個~3個を2月16日まで孵化器に追加をし毎日3回手で卵を回転していたものが、今日昼に1羽ひよこになりました。
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又、2月23日に小型の自動転卵の孵化器を関西より購入した際、サービスで高価で珍しい「頭赤カンムリウズラ」の有精卵を10個送って頂いたので孵化をしていますが、孵化率70%位といっていましたが、私のミスで入浴中、部屋のストーブの温度が上がりすぎて2℃以上高い温度が1時間以上あった様で、最初の段階でダメージを与えた様で孵化するか心配です、上手くいけば3月16日~18日頃には生まれるかも?。

でもウズラの卵は小さいので、生まれる雛は鶏の5分の1位で育てる自信が無い。
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ウズラは30年位前に野生種を半年程飼っていたので何とかなると思いますが、孵化してから1週間生き延びれば育てれると思うが、問題はひよこになる方が先だよね。

狩人農園の鶏小屋の中でアローカナ2羽が、2月の24日と26日にそれぞれ抱卵を始めました。
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親鶏が卵を暖めてくれると昨年は、90%位の確立で雛になりましたが、昨年はひよこになってから3羽逝った。

3月の20日前後には狩人農園のひよこラッシュになっているかもしれない。

その頃になると気温も上がるので、ひよこ達も元気に育つと思う。


この記事のURL2013-03-01 20:32:41

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 ABOUT
狩人
狩猟で得たエゾ鹿、羆「ひぐま」等の食肉処理場を保健所の許可を受けて営業しています、ひぐま肉やエゾ鹿肉は関東や関西の飲食店様にジビエのブームもあり長年同じお店からの依頼が多くなって居ます。最近はヒグマの脂や、ペットフードが良く、リピータの方が多くなり、ワンちゃん用のおしゃぶり角は超人気中。

ひぐま肉や、エゾシカ肉の缶詰なども人気が出ています。

性別
年齢60代以上
エリア帯広市
属性事業者
 GUIDE
狩人の蔵
住所帯広市西20条南4丁目51-5
TEL0155-36-2738
営業08:00 - 17:00
時間外電話確認で深夜でもOK
定休土曜、日曜、祝日(電話確認で販売可能)
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