2009629(月)

さらに上のギア ~フクイズミ


さらに上のギア ~フクイズミ

観客が声援を送るヒマもなく、目の前を通り過ぎてゆく!

第40回旭川記念 優勝
フクイズミ 牝8歳(重賞6勝目)
父コブラテンリュウ 母ヘイセイシルバー(母父アサヒダケ)
北海道旭川市産 01年5月6日生まれ
騎手・藤本 匠 調教師・松井浩文
馬主・トーヨーファーム 生産者・さくら牧場

神速フクイズミ、その実力を遺憾なく発揮してきました。
旭川記念(旭王冠賞)のトロフィーがついに旭川の生産者にに帰ってきました。
また、チャンピオンカップに続く親子2代同一重賞制覇です。

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藤本騎手との初コンビでしたが、調教師の戦略どおり(?)道中は中団から徐々に位置を上げています。
そして第二障害の下より少し前で長めに息を入れました。

先行の中3頭の一腰目を見てから自分のタイミングで登坂開始。全身を使ってスムーズに荷物を引き上げるとそこはもう頂上。
もはや敵なしです。

ばんえいきっての先行馬ナリタボブサップが予想外に後ろの位置取りをし、アローファイターやトカチプリティーも思い切った先行にはでない展開。ツジノコウフク、トモエパワーあたりが先頭となりスローペース気味。
圧倒的1番人気のカネサブラックはフクイズミとほぼ同じタイミングで仕掛け、いつも通りグイグイと登りますが松田騎手痛恨の膝折。
隣のボブサップは一腰で登りましたがあまりスムーズでなく、5才馬アローファイター・カネサブラックとならんで障害を降りました。
ゴール前は叩き合うボブとブラックを、はるか後ろから豪快に追い上げるホクショウダイヤがわずかに交わし2着でした。

・乾いてきた馬場
・一流ベテラン騎手藤本匠の手腕
・スローペースの展開
・フクの機嫌が良かった
など条件がそろった事による圧勝劇でした。

自分の中では今でも気まぐれ娘のイメージがあるので毎重賞このようなレースをしてくるというわけではないと思いますが、さてどうでしょうね。

また、ミサイルやクリントン不在で5歳、6歳勢が半分を占めた今回のレースでしたが、十分に楽しめる内容でした。
特にアローファイターは不遇の5才馬ながら障害を2番手で降り掲示板確保。
ホクショウダイヤは今までのフクイズミのような走りを見せ見事な2着。
ニシキユウもヒザを折ってしまいましたが見事な一腰目を見せました。騎手が上手いことやっていたら先頭で降りたかもしれません。

今後の古馬重賞戦線はさらに熱くなっていきそうです。

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輓馬やポニーを愛でつつ、愛車Peugeot206S16のプー条ジョースケとともに東北の温泉を巡ったり巡らなかったりする日記

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