予防(5)


20111220(火)

インフルエンザ


皆さん、インフルエンザが流行る時期にきました。

今年は、香港A型での集団感染が発生しているという報道もありますので、インフルエンザの予防について

1) 室内の加湿

空気が乾燥するとのどの粘膜の防御機構が低下し、ウイルスに感染しやすくなります。

また、ウイルスも活発に活動します。

それを防ぐために室内を加湿するとよいでしょう。

加湿器などを使用して、50~60%に保ちます。

2) 抵抗力を高める

十分な休養で疲労を回復させること、バランスのよい食生活、適度な睡眠は、免疫機能を高めるとされています。

日常の生活から予防に心がけることが大切です。

3) うがい、手洗い(基本)

インフルエンザウイルスは、患者の咳やくしゃみからの飛沫で感染します。

帰宅時や咳をしている人と接触したようなときは、うがいと手洗いを実行しましょう。

うがいはポビドンヨードなどのうがい薬を使用することをお勧めします。

手洗いは石鹸を使用して十分に行って下さい。

タオルはほかの人と共用しないことも大切です。

4) 接触を避ける

疲れているときや睡眠不足など、自身の体調が悪い時は外出を控えます。

人込みに出なければ感染の機会も減少しますし、休養をとることにもなります。

また、外気は乾燥していますから、加湿した室内にいることも予防につながります。

5) 予防接種

インフルエンザに対する予防方法として世界的に認められているのは、インフルエンザHAワクチンです。

流行前に予防接種を受けることが、欧米では一般的な方法となっています。

発病を確実に防ぐことはできませんが、もし発症しても症状を軽くすることはできます。


インフルエンザの流行は1月上旬から3月上旬がピークです。

ワクチンを接種してから抗体ができるまでに、2週間くらいかかりますから、流行に備え12月中旬までに接種することが望ましいと考えられます。

皆さん、元気に年末年始を迎えましょう。



20111220(火)

冷えに対する対策 4の巻 最終章


中国医学では冷え症を「陽虚」「血虚」「気滞」の3つのタイプに分類されます。

1)陽虚は、体を温めるエネルギーが不足して起こる冷えで、対策は薄着をやめ、冷たい飲み物や、生ものは極力避けること。

2)血虚は、血の働きの低下や血の不足による冷えで、対策はニンジンやレバー、ゴマなど血液を増やす食べ物を摂る事をおすすめします。

3)気滞は、ストレスが原因の冷えで、働く女性に多く、対策は仕事のストレスをため込まず、体を温めたり利尿作用のある食べ物を摂る事をおすすめします。


冷え症を解消するツボ

足が冷える人は使い捨てカイロを腰や下腹部に当てるのも効果的です。


押えて心地のいいところを選んで、母指で軽く円を描く様に10回程マッサージします。


「痛い」けど「気持ちいい」程度に刺激するのがポイントです。超音波治療器でツボ刺激するとさらに効果的です。


※1また、手足が冷たくて寝付けないという人は、湯たんぽや電気毛布であらかじめ布団の中を温めておくのも効果的です。


お風呂では、湯船にしっかりつかり体を温めること。血行をよくすることで体がポカポカして保温効果が長く続きます。


入浴後、早く布団に入ると寝付きやすくなります。

食事で体内(内臓)から冷えを解消する方法に根菜の温野菜料理です。

人参、大根、牛蒡などを煮込み料理にして食べるといいです。

長々とお読み頂きありがとうございます。

今回で冷えの予防については一旦終了しますが、少しは皆様の参考になればと、思います。

近々、自律神経、不妊治療におけるカイロプラクティックの有効性についてお知らせしたいと思います。



20111218(日)

冷え予防 3の巻


では冷え症の対処法

原因となる「自律神経の乱れを正す」「規則正しい食生活をする」「ストレスの少ない生活を送る」

などを心がける必要があります。

1 自律神経の乱れを正す

自律神経の乱れを正すには、交感神経と副交感神経の働きをそれぞれ活発にすることが大切です。

① 適度な運動をする

日中は軽い運動をするなど体を動かし、夜はきちんと休息をとるようにして、生活にメリハリをつけましょう。

② 入浴の工夫

40℃を越えないぬるめの湯につかると、副交感神経が優位になり、血管が拡張して、体が奥のほうから温められます。

しかし、熱い湯に入ると、交感神経が刺激され、血管が収縮します。

体の表面の温度は上がりますが、体の奥までは温まりません。

血管が拡張すると、体の奥から温まるため、ぬるめの湯でリラックスすることが大切です。

湯に入った瞬間は交感神経が刺激され、ゆっくりつかっていると副交感神経が優位になります。

湯上がりに水シャワーなどを浴びると、交感神経が刺激されます。

(ただし、水シャワーは20℃程度がよい。高齢者や高血圧など人は、医師にご相談を。)このような刺激の繰り返しによって、自律神経の乱れを起こしにくくします。

③ 生活にリズムを

毎日、朝同じ時に起き、夜同じ時刻に就寝することによって、そのリズムを体に教え、自律神経の乱れを起こしにくくします。

2 規則正しい食生活を心がける

エネルギー不足から冷え症を起こさないためには、年齢や性別に応じた1日の推定エネルギー必要量
(1日、3食に分けて、均等にとる。特に朝食はきちんととる習慣をつける。毎日、同じ時刻に食べる。)を満たすことが必要です。

日本では冬でも刺身やサラダなど生の食材を食べることがありますが、中国では野菜や魚などの

食材は火を通して食べるのが基本です。

また、暑い季節には冷たいジュースよりも、温かいお茶
を飲みます。

さらに、ニンニクや生姜、ニラは体を温めます。スイカやキュウリは体を冷やします。

食材がもつ特性を毎日の食生活で体調を整える工夫が大切です。

これからの季節は、ニラ炒めや生姜焼き、マーボー豆腐、なべ等体を温める物をおすすめします。

3 心にゆとりを

ストレスは自律神経の乱れに影響を及ぼします。

社会生活ではストレスがあることは避けられないので、

心にゆとりをもち、日常生活のなかでほっとする時間を見つ

けることが大切です。



20111217(土)

冷え予防 2の巻


自律神経は、末端の神経や血流もコントロールしています。外気温が下が、
指先などが冷えると、交感神経は手足の先などへの血流量を増やして、温めようとします。


しかし、自律神経が乱れていると、末端への血流量が増えず、冷えた状態のままになります。

無理なダイエットが原因で冷えることも(熱の産生や運搬がうまくいかない)

体を温めるためのエネルギーが不足することも、冷えの原因になります。

例えば、食物が胃や腸などで消化・吸収され、肝臓で分解・代謝されていく過程でエネルギーが生み出され、

熱に変換されます。食物から取り入れられたエネルギーの約75%以上が

熱に換えられて、体温維持に用いられます。食事の量を極端に控えるダイエットを続けていると、エネルギーが不足します。

呼吸したり血液を全身に巡らせるなど、体の機能を維持するために必要な基礎代謝量は、

一般に20~40歳代女性で1日におよ1200kcal、20~40歳代の男性でおよそ1500kcalです。

基礎代謝の約40%は、筋肉によって熱に換えられています。

血液で運ばれるエネルギーは、脳や内臓など体の重要な部分に優先的に配分されるので、摂取エネルギーの量が不足すると、

体の末端までエネルギーが届きにくくなるため、手足が冷えることになります。

糖尿病などによる末梢神経障害

「糖尿病」の合併症が進行すると、細い血管や自律神経を含めた末梢神経の働きが低下します。


すると、神経の働きが鈍くなったり、血流の調節が悪くなったりします。そのため、

手足の先に必要な血流を確保できなくなり、冷えているという状態が起きてしまいます。

糖尿病の患者さんは、合併症が進行しないように、血糖のコントロールを行うことが大切です。

続く



20111216(金)

冷えに対する対策 1の巻


毎年この季節になると、手足の先が極端に冷たくなり、温めてもなかなか温まらない、冷えて眠れないなどの症状に悩まされる人がいます。

どうしたらいいですか?

と、多数の患者様から相談を受けます。

今回は日常生活の中で冷えを

予防し、寒い冬を乗り切る方法をご紹介させて頂きます。

冷え症とは、体のほかの部分は冷たさを感じないのに、手足などある末梢の部分(心臓から遠い部分)だけが

冷たさを感じることをいいます。手足が冷える一方で、顔がほてったり、

また下腹部痛などの症状を伴うこともあります。

このような「冷え症」の人は、これまで一般に女性に多いと言われてきましたが、

最近は、中高年の男性の中でも冷えを感じるという人が多くなっています。

手足の先が冷たくなるのは、指先にまで

血流が悪いためですが、その原因として、

「自律神経の乱れ」「無理なダイエットなどによるエネルギー不足」「糖尿病などによる末梢神経障害」なども考えられます。

続く・・・・。



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