塗り壁・左官・タイル‥(180)


2010121(木)

色とりどりのTile


色とりどりのTile

一枚一枚職人が吟味して貼り付けした玄関の床タイル

原色の色濃いタイルと装飾タイルが互いに引き立っている

TOP画像は100mmタイルですがここ数年の傾向で300mmが主流になりました。

ぬりかべの会社でも新築物件の床タイルは9割は300mmがほとんど。

100mmTile Sample
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300mmTile Sample
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最近は滑らない事を目的とした
『ゴムゴムの~~~~Tile』(ワンピース ルフィ風)
廃タイヤで作られたゴムのチップを圧縮したエコタイル

Sampleなので小さいが300mm角なのです。
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今日の外は風が強烈彡彡
何もしなくても目から涙に、鼻の涙が絶え間なく
緩みっぱなしの大寒翌日

(一秒でも早くお風呂に入って温まりたい)こんなことを妄想

外でお仕事されている方 頑張りましょう!!。。。



またまた勤務中でした!!



             外で頑張ろうか・・・




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2010120(水)

手のひらでも・・・


手のひらでも・・・

少しだけ私の話も・・・・させてもらいますね。

ほぼ同時進行していた水門&埋め込み管の充填

仕事もようやく終焉を迎えました。(バンザーイ!!)


壁にメスを入れて大穴を開きます
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2.5mもの土管を埋め込み
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型枠を組み込み・グラウトの充填
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型枠を剥がすと・・・・見事に隙間なく詰まっている!
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三角の立方体が充填された 証し!!!
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最後に元の状態に戻しまして。(間を置きますが約半月の工期)
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そして〆のお口直し

こちらの品も手のひらサイズ

  • 半焼塗付鏝 150mm
  • 30cmのterra-cotta Tileにのせて

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*鏝の種類にもおおまかに4種類の焼き加減があり
地金→半焼→油焼→本焼
左が柔らかい鏝 右が固い鏝と、用途によって使い分けをする

世界の左官という職業、基本的には鏝にモルタル(土)を乗せて塗り込むのが一般的だが

国によっては鏝を必要としない、手のひらを使って塗り込み仕上げる国もあるんです。

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(Wikipediaより引用/マリのジェンネのモスク)

●アフリカのマリ、有名な泥のモスク(ジェンネのモスク)。雨期には激しい雨が降るらしく、修理修繕は必須、毎年地元の人が何百人何千人と参加して手のひらで泥を塗っているとのこと。

壁から突き出たたくさんの棒は、泥の塗り替えのための足場なんです。
(私は高い所が苦手なのであそこに登って仕事なんてとても出来ませんが・・)
実用のものですが、意匠としてもしっかり生きています。

これは雑誌の表紙ですがこんな感じで塗るのです (笑)
(命綱巻いてるのかなぁ)
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・・・見なかったことにしよう・・・・・そうしよう。。。


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2010115(金)

幻想的だが・・・現場は(゜-゜)!


幻想的だが・・・現場は(゜-゜)!

いよいよ最後の大穴の充填作業の始まりました。

  • 直径2.5mの大穴を開けてそこに土管を設置
  • 型枠を施して流動性のあるモルタルを流し込む
  • 最後に元々ある壁に戻すお仕事

しかし現場が外のような状態だったために

寒さと言う敵と戦いながら・・・(゜-゜)カチーン!


充填される場所は肺が燃えるほどあっつ暖の場所なのに――。

しかしながら
今回だけは外で練り練り、捏ね捏ねすることに・・・

流し込み事態はわずか2時間足らずで終了。


画像に収めたかったが
あまりに現場と外の温度差(霧と結露が発生)があるため撮るのを止めました。(TOP画像だけが唯一)ブルーのシートで囲まれているので少しだけ幻想的?
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朝 現場に向かっていたが、あまりに幻想的で
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わざわざ引き返して、歩いて撮ってみました。
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とかちの朝は 痛い の言葉表現がよく似合うくらいの厳しい冷え込みに見舞われるが

その厳しい冷え込みにも、時より魅せる美しい幻想風景がそこにはある。

外仕事がメインの職人にはその寒さが骨身に凍みるが。。。
手先が命なのに人差し指・・深爪して痛いし・・・

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2010113(水)

自然と調和


自然と調和

擬木
ぎぼくと読みます。(偽木)

左官で似せて創るの木のこと。

本物の木は腐りますが
色モルタル(セメント)で固めた偽物は腐らない。

この白樺をイメージして創られたSignBoard

元は組合の物であったが、組合事務所の移転で要らなくなったのを愛着があったので引き取りました。

私がぴっちぴちの若い頃(9年くらい前)に左官組合の訓練で名立たる先輩方に教えて頂き創った 業物。


白樺に囲まれた木目模様は(板目)をイメージしました。

中心の四角く彫られている個所は元々組合の文字が左官で作成されていたが

今度はぬりかべ事務所のSignBoardとして再び活用しようと思案中(^-^)

他にもベンチやテーブル‥あるのですが只今雪に埋もれて冬眠しております!!

モルタルを使いつつ、自然にあるように見せて造形出来るのは左官ならでは。

しかし、残念なことに最近はこのようなお仕事はほとんど見られなくなってしまった。

 枝の切り口には年輪も
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 なんとなくでも白樺に見えるかな?
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 次はどんな看板に生まれ変わるのか・・・
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自分のことは、つい後回しにしてしまう・・・いつ出来上がるかは



自分次第。。。
あはは(~ヘ~)。

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201018(金)

烽火を上げて!いざ初陣!!・・・・・あっさり撃沈


烽火を上げて!いざ初陣!!・・・・・あっさり撃沈

それは昨日 

新年も明け 気持ちを新たに望んだ仕事初め

現場自体も初めて向かう場所だった

しかも、全く人通りのない現場の為に車一台分通過できるくらいの除雪状態であった

まさに片側通行



いつものように速やかに仕事を開始した


『大型トラックが荷物を運んできたから車よけてくれ~~』

『は~~い』(私)

この場所に移動した・・・そしてここから物語が・・・
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そして現場に戻った・・・・・




午後2時頃に外へ出て、車に忘れ物を取りに ふと車を見ると・・・・・




上部の屋根から流れ落ちた雪がぬりかべ号に直撃!!

ぼこぼこに殴られた形跡が・・・
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(昨日はカメラも忘れたので 本日の撮影に・・and早朝から除雪してくれているし・・・そこから歯車狂ってます   苦笑)


測ってはいないが、おそらく9mくらいの高さから落下

その上、積もり積もって圧縮された雪


冷静に分析

もう少しタイミングがずれると自分に直撃する可能性がある

幸いにも車は普通に動く

フロントガラスも異常なし


もしあれが私の居る間に落ちてきた事を想像

間違いなく
今こうしてぶろぐは書けないだろう (当たり前だ!!)

家族や仕事仲間etc・・・・いろいろな人に迷惑をお掛けする事になっていた。  (それもあるけど、死んでたかもしんないよ。)

昨日のボヤキ


ぬりかべ号のボンネットは犠牲になったが

それだけで済んだ・・・よかったのか??


良かったんだ(^-^)。(ポジティブな考え)


現場の夕景色
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かくして車はKOされたが

私も現場も反撃の烽火を上げて着々と進行中!!

ハハハ。。。





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