蕎麦人の奮闘記(532)


2009918(金)

北海道初かぁ~!! そんなわけないかも。


北海道初かぁ~!! そんなわけないかも。

真ん中のお酒。

最近、流行の「微発泡清酒」です。
炭酸が効いた日本酒。

スパークリングワインの様なお酒です。

ワインと違ってベースは日本酒。
日本酒???
なんて馬鹿にしちゃあいけません。

最近の若い杜氏さんたちは本当に研究熱心です。

この手の「微発泡清酒」でなくとも
昔の日本酒のイメージを改め、フルーティーな
吟醸なんかが増えてきています。
桃やメロンの香り、パイナップルの香り…
などなど。
女性向のお酒も増えています。

その代表格は写真左手。
出羽桜 桜花吟醸 山田錦。
吟醸香なら山田錦と一時期いわれたくらい
フルーティーな香りと飲み口です。
それを吟醸香には定評がある出羽桜。
うんうん。最高の取り合わせです。

さて、話は戻って「微発砲清酒」
今回は山口県の「貴」というブランドを作っている
蔵から名前も愛らしい「花音 かおん」を入荷しました。
昨年は年をまたぐ前に完売してしまい
その発売を今か今かと待ちわびていましたが…。

とうとう登場です。

なかなか道内では取扱店がないため
(というか山口県外にはなかなか出荷されないとか)
こんな機会に是非飲んでみてください。

まさにスパークリングジャパニーズ。



2009917(木)

新物です!! 芽室町小山農園産 ごぼう


久々の復活です。

新物の「芽室産ごぼう」の出荷が始まり
早速「ごぼうの天婦羅」にて提供しております。

小山さんのゴボウ。
美味しいです。

この美味しさをどうやったら伝えられるか。
食べてもらうしかないかもしれません。

蕎麦人ではゴボウの美味しさがより感じていただけるように
小指くらいの太さで提供させていただいています。
かなり極端に太いので「太ゴボウ天」と銘打っています。
喜んでいただいている反面で太すぎて硬い!!
と、言われるお客様も。

そこで
「細めで」などお客様のご要望にはお応えさせていただいて
おります。
また、950円でゴボウのかき揚げそばとしても
お作りいたしますので、ご要望があればSTAFFまで
申し付けください。

何はともあれ…
地物のゴボウ。
ご賞味ください。



2009914(月)

新そば登場 2


新そば登場 2

深川市多度志産の並粉に続いて「挽きぐるみ」
も新そばへと変わりました。

挽きぐるみだと正直、新そばらしい風味というのは…。

うーん。
ボキャブラリーが乏しいせいか表現に四苦八苦。
なかなか表現しきれません。

苦し紛れに
普段の田舎そばに比べたら優しい感じ?ですか???
まー普段の田舎そばは目茶苦茶存在感がありありなので
少々控えめです。
と、言ったところでしょうか。

これで残るは上川産の粗挽き粉のみ。
早く使い切って新そばにしなくては。

と、言うことで
今週は並粉の二八はお休みしております。
粗挽きの美味しさを多くのお客様に知っていただこうと
思っております。

でもねー。
ネーミングのせいかなー?
イマイチ敬遠気味???
一度はまったら癖になる方が多いので
是非、お試しください。
そんじゃそこらにない粉だと思いますよ。



2009912(土)

雷と雨の贈り物


八月だったでしょうか。

昼過ぎから急に辺りが暗くなりぽとぽつと。
遠雷が鳴り響き超土砂降り。

高校生の終業時間と重なっていたのでしょう。
雨の中を行き交う高校生たち。
ずぶぬれです。

店の前にある橋を渡ろうとしていた女子高生が二人。
お店の方を視認して自転車を止めてこちらに向かってきました。

お店で雨宿りさせてあげようか???
迷っているうちに女子高生たちは店の前にある
大きな胡桃の木下で雨宿りを…。

遠雷。
冷や汗。
っていうか、木の下でも雨に当たってるし。

すかさず我が妻が女子高生たちに声をかけ
ポーチで休んで行ってもらいました。

その次の日、お店の前を見てみると
山で集めたのか「木の実」がいっぱい。
写真を撮っておけば良かったですぅ~。




な~んて、昔話のような落ちがあるわけもなく。




本日、お母様を連れて食事に来てくれました。
お母様と改めて御礼を頂き・・・。
感謝の気持ちを忘れていなかったことにちょっと感動しました。

こちらこそ、ありがとうございました。



2009911(金)

粗挽きの十割そば


粗挽きの十割そば

普段は二八で打っている粗挽き粉。

今日は腕試しに十割にて打ってみました。
練習です。

日頃、慣れてきてしまっているので
難しいそばを打って何か発見がないものかと。
さすがに粗挽きは難しい。
なかなか綺麗な蕎麦玉になってくれません。
丁寧かつ絶妙の水加減が必要です。

日頃の仕事の中でももう一度丁寧な仕事を心がけようと思います。
夏場の忙しさで少々打つのを急ぎすぎていた感も。

常々、食べに来てくれる常連さんを心に思い浮かべながら
仕事をしなくちゃいけませんね。

粗挽きの十割蕎麦。
その風味と食感を損なわないように
普段の並粉の十割蕎麦に比べて細めに打ってみました。
こうすることによって茹で時間を短く出来るからです。
湯の中、水の中にお蕎麦が入っている間に
風味は少なからず抜けてしまいます。

細めの十割らしいコリコリした食感。
風味を楽しむのなら粗挽きが良いと言われるとおり
風味もダイレクトに伝わってきます。
やはりつなぎが入ったものとは格段の差。

確かに美味しいのですが…。
これを毎日打つにはコストも労力も掛かりすぎます。
当分の間は僕の気の向くままにってところでしょうか?

蕎麦会席を予約をしていただいたお客様には
敬意をこめて一種類のみお好みのお蕎麦をお打ちいたします。
是非、そのような機会にご注文くださいませ



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 ABOUT
蕎麦酒場 蕎麦人別邸
北海道・十勝 食材応援のお料理屋そばんど別邸です。お酒が揃うお料理屋です。地酒・本格焼酎は泡盛まで。ハイボールも揃ってます。利酒師のエキスパート「酒匠」ですので美味しいお酒提案しますよ。地元の美味しい食材の天婦羅やだし巻き玉子 和の創作料理が得意です。あっそれと蕎麦打ちも。蕎麦の種類豊富です。

性別
年齢50代
エリア帯広市
属性事業者
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手打 蕎麦人 『別邸』
住所帯広市西2条南30丁目に移転中
TEL0155-66-9730
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