狩猟(19)


2010329(月)

過去最長156日が終了

狩猟×19

過去最長156日が終了

平成21年10月24日からスタートしたエゾ鹿猟が、平成22年3月28日で(一部短縮地域、西興部猟区を除く)21年度の鹿猟が終了しました。

増え過ぎたエゾ鹿を、狩猟期間を前年より1月延長してエゾ鹿を減らそうと北海道のエゾ鹿対策です。

狩人も過去最高の捕獲数を記録しました、少しは貢献できたかな。

乾皮にしたエゾ鹿の毛皮、写っている物は約3分の2の量、毛を抜いてセーム革や鹿革に加工する業者に引き取られていきます。

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鹿革は古くから利用され、戦国時代の鎧、武道具、等に使用されてきました。


狩人の蔵では、エゾ鹿は全て現場で血抜き等の一時処理後、一頭丸ごと車まで引っ張って全て持ち帰り有効利用をしています。

肉はもちろんの事、角、皮、骨、足、内臓(肺、心臓、肝臓、鹿鞭)等を加工して、北海道の特産として利用する事で、命を頂いた、エゾ鹿に対しての供養と礼儀と考えています。

エゾ鹿を沢山捕獲して農林業、交通被害等に貢献出来るのは良い事ですが、残念ながら、何時になっても一部の狩猟者が肉の柔らかい部位のみ切り取り、あとの残滓を放置する者が未だに居るのが残念です。

林道の側で捕獲したり、わざわざ自動車の近くまで引いて来て、解体?、残滓を林道脇に放置。
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雪が解けると数多くの残滓が出てくると思います、林道は狩猟に関係が無い、林野の職場作業場、山菜取り等の一般国民の往来の場所です、狩猟者は責任をもって処理してほしいものです。

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悪質な者もいて林道上に放置してあり、オジロ鷲、キツネ等が付いていました。

この地区は、毎年地元の猟友会が、雪解け後残滓を回収して居ると聞いていますが、広い国有林を回る事は限りがあります、狩猟者全員がルールを守り安全狩猟を願っている狩人です。



2010223(火)

国民の森が今徐々に破壊・・・

狩猟×19

国民の森が今徐々に破壊・・・

↑メイン画像は国有林の急斜面で、エゾシカが、雪を掻き、堀出し、若木の樹皮食害、笹を食べ尽した跡。


北海道を代表する大型哺乳類の一つエゾシカですが、近年、個体数増加、成育地の広範囲拡大に伴い、希少植物や自然林等生態系への影響が顕著となると共に、農林業被害や交通事故の増加等、社会問題となっています。


これも、増えすぎたエゾシカの食害樹木。
到る所に樹皮食害が広がっています、すでに数年前から食害になり樹皮の剥された処は黒くなり、大方立ち枯れしています。↓
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数年にわたり植害された樹皮、黒い部分は前年に食害の跡、
今年も又残りの樹皮を全部剥いでしまいました、今年でこの木は枯れてしまいます。
植害中の雄大エゾシカ、沢の上からネックへワンショット、その場に崩れました。↓
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木の皮は1cm位の幅でも、ぐるっと一回り剥されると水が吸えなくなり、完全に枯れてしまいます。

エゾシカの食べる笹は、今年のように1月上旬から深い雪の下、、掘り出しやすい、南急斜面に集中、食べやすい所の笹は、食べつくし、葉の無い茎だけになり、仕方なく樹皮で飢えを凌いで春を待ちます。

捕獲した雄エゾシカの角、過日依頼があった日本刀鍛冶屋、刀匠からの依頼で、出来上がった日本刀の刀掛にちょうど良い物を送って欲しいとの事、早速輸送箱を作り、新潟までエゾシカ君の角が、第二の旅発ちになりました。↓
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エゾシカ解体用の専用ナイフの図面も添付したので、3月中旬には、4~5本出来てくる予定です。3月末までに捕獲した、エゾシカの角を取り付けて、牛革のシースを作って、と忙しい日が続きそうです。

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昨年刀匠の以来を受けて、エゾ鹿角を加工して取り付けた剣鉈の一部です、これも狩人の有効利用、仕事の一部です。



2010221(日)

問い合わせが多い鹿タンの捌き

狩猟×19

問い合わせが多い鹿タンの捌き

最近、狩猟者、ハンターからの問い合わせが多い、鹿のタンの皮を上手く捌けない、どうやって剥ぐの?、冷凍するんですか?などと問い合わせが、多く来ています。

確かにエゾ鹿のタンは珍味です、数年前までは、食べているハンターは極少数でしたが、最近ブログや、鹿肉オークションに私が鹿タンを出品している関係で、食べてみようと言う狩猟者が増えてきたようです。昨日も、千葉県から、今日は千歳の方が、わざわざお電話で聞いて来た方も居りますので、一度画像を交えて紹介します。

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抜き取ったタンは、水洗いを済ませ、水分ふき取り、舌先を持ち、まな板に2~3回、たたきつけて中間の段差を伸ばします。(ここがポイントです)

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たたき付けたタンは段差が無くなり、伸びきっています。

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側面のぶよぶよした薄皮を剥ぎます。(剥がなくても軟いので食べれます)この画像は、たたきつける前です、舌皮の段差がはっきり見えます。


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魚の三枚下ろしの様に、根元の方からまな板と刃物の隙間を2mm位浮かすように舌先の方に包丁を滑らせて引き剥ぎします。

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このように剥ぎ、残った厚皮は丁寧に切り取り、薄切りにして、好みで塩コショウを軽く振り、フライパンで焼くと、タンの中の霜降り脂が出て、柔らかく、あの、美味しい塩タンで酒の肴、又、シチュー等の中に入れてじっくり煮込むのも美味しいです。



2010124(日)

山神様に怒られた様な気が!

狩猟×19

山神様に怒られた様な気が!

今日は長男とエゾ鹿捕獲に出かけてきました。

鹿は増えすぎたんですね、山に上がればすごい数が、皆雪が多いこの冬生き延びることが出来るんでしょうか?

若い鹿は毎年春先、餓死している者が結構居りますね。

何時も山に上がると殺気を殺して移動しているんですが、まだまだ、修行が足らないと見えて、やっぱり僕怖いよと言わんばかりに、逃げられました。
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今日は沢山居た群れに二人で遠射をして4頭の鹿に命中しましたが、二頭が半矢で血を流して、逃げられました、大雌鹿は顎に命中した様なんですが口から血を吐きながら逃げてしまい、かなり追跡したんですが、五臓に命中していなく何処までも行ってしまいました。

仕方なく、捕獲した場所に戻り処理を始めましたが、
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私が処理している鹿が、斜面で処理しにくい為、後ろ足をもって引っ張り上げた瞬間腰が「グキ」と腰に電撃が走りました。

やちゃった、何故と思い・・・、そうか、今日は鹿に苦痛を与え半矢にして止めを射さないから山神様が罰を下したんだなぁ~と反省しています。

狩人は獲物に苦痛を与えず即死出きる処を撃つと言う基本を怠りました、この腰の痛み明日まで引きずらなければ良いが、しっぷを張ったんですがちょっと心配、山神様ごめんなさい。


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今日はそれぞれ一頭ずつ引いてきましたが、どうも、撃たれてからも、連れて行かれるのいやだと言わんばかりに急斜面で抵抗していたようです。



2010123(土)

たまぁにあるさ、こんな事

狩猟×19

たまぁにあるさ、こんな事

今日は、10時頃から故郷の東瓜幕に、お世話になっているヤマベ園さんに、お土産店のPOPパネルを納品しながら北西方面に、エゾ鹿捕獲に行きました。

何処も雪が多く、車の駐車スペースを造り、山スキーで林を登るとエゾ鹿のボッチャンに見つかっちゃたよ。
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まもなく、綺麗な姉さん達がお出迎えしてくれました。
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更に小津根を登るとみん~なして、お前見たこと無いな、だれなの?、って顔してこっち向いていました。
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自分ではかなり、殺気を殺していたんですが、下心がバレタ見たいで、みぃんな逃げてしまいました(泣)
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仕方なく山を下がると、別なお姉さんと弟が居たので今度は、遊ばずにシッカリとカメラでなくライフルスコープで、照準合わせた、その時、山、山、沢等に轟音と共に50mほど先に居たエゾ鹿達が居なくなったので、行って見るとなんと、一石二鳥ならぬ、一発二頭の肩と首の串刺し捕獲になりました、今猟期の串刺しは二度目で、たまぁにあるさ、こんな事。
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いくら下り坂でも二頭引きは老体にはキツイよ~。



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 ABOUT
狩人
狩猟で得たエゾ鹿、羆「ひぐま」等の食肉処理場を保健所の許可を受けて営業しています、ひぐま肉やエゾ鹿肉は関東や関西の飲食店様にジビエのブームもあり長年同じお店からの依頼が多くなって居ます。最近はヒグマの脂や、ペットフードが良く、リピータの方が多くなり、ワンちゃん用のおしゃぶり角は超人気中。

ひぐま肉や、エゾシカ肉の缶詰なども人気が出ています。

性別
年齢60代以上
エリア帯広市
属性事業者
 GUIDE
狩人の蔵
住所帯広市西20条南4丁目51-5
TEL0155-36-2738
営業08:00 - 17:00
時間外電話確認で深夜でもOK
定休土曜、日曜、祝日(電話確認で販売可能)
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