2010315(月)

宗八釣り大会in白老沖


宗八釣り大会in白老沖

帯広あさなぎ会、平成22年度「第二回宗八釣り月例大会」が胆振支庁管内、白老沖で開催参加しました。

13日夜23時、帯広きた釣具店から、貸し切りバスで出発、白老漁港に14日5時前に到着、参加者38名が抽選で4隻の釣り船に乗船6時出港。

北西の風が強く、小雪が舞い波は高い中、各船沖へ向かい30分程で釣り場に到着。

船長のカウンター15m指示で、同付き宗八仕掛け8本から10本針に赤イカ等の餌を付けて一斉に投入、直ぐに当りが出て30cm前後の宗八カレイが、ほぼ針数近く付き、寒さを忘れ、見る見る間に50㍑クーラーに溜まって来ましたが、爆釣も1時間位で、徐々に、ぽつ、ぽつ状態になると、寒さが襲ってきました。

12時に港に戻り計量が始まり、私は前回のサクラマス釣りの時より、1つ上位に入賞する事が出来ました。

↓これが昨日の宗八カレイの釣果です。廃車から外したワイパーモーターで自作した回転魚乾し機です。


宗八カレイのヌメリ取りや簡単下処理を私の方法を紹介します。

画像
↑宗八の臭いの元、ヌメリを出刃の背でこそげてヌメリを削る。


画像
↑宗八の排泄口付近からハサミでエラ蓋付近の胸ヒレ付近へ斜めに切ります。


画像
↑エラに指を引っ掛けて引っ張ると内臓がつながって、一緒に簡単に抜き取れます。


画像
↑水洗いをするとヌメリや血など簡単に落ち、5%位の塩水に一晩漬けて、後は干すだけです。


この記事のURL2010-03-15 16:10:10

2010228(日)

サクラマス釣り津波警報で帰港


サクラマス釣り津波警報で帰港

帯広あさなぎ会、22年第1回目「白老沖サクラ鱒釣り」五目大会に参加しました。

↑メイン画像が今日の釣果です、サクラ鱒、スケトウ鱈、宗八カレイ等50㍑クーラー約半分でした。

朝6時白老港から30名5隻に6人ずつ乗船、朝のうち宗八カレイを8時まで釣り、その後水深110mほどの所に移動、サクラ鱒狙いでしたが、スケトウ鱈が数匹釣り上げた所で、本命のサクラ鱒が上がりだし、54.5Cm 1.95Kg、を頭に4匹のサクラ鱒でした。

画像
↑今日は前日までの春らしさは無く、又冬に戻った様な肌寒い、時より小雪もちらつき、曇り日でした。

画像
↑午前11時20分に港から、津波警報が出たので全船帰港と連絡が入り、沖早上がりとなりました。

港に上がり計量の結果今年のスタートは重量第8位入賞からです。


この記事のURL2010-02-28 21:51:18

2010223(火)

国民の森が今徐々に破壊・・・

狩猟×19

国民の森が今徐々に破壊・・・

↑メイン画像は国有林の急斜面で、エゾシカが、雪を掻き、堀出し、若木の樹皮食害、笹を食べ尽した跡。


北海道を代表する大型哺乳類の一つエゾシカですが、近年、個体数増加、成育地の広範囲拡大に伴い、希少植物や自然林等生態系への影響が顕著となると共に、農林業被害や交通事故の増加等、社会問題となっています。


これも、増えすぎたエゾシカの食害樹木。
到る所に樹皮食害が広がっています、すでに数年前から食害になり樹皮の剥された処は黒くなり、大方立ち枯れしています。↓
画像

数年にわたり植害された樹皮、黒い部分は前年に食害の跡、
今年も又残りの樹皮を全部剥いでしまいました、今年でこの木は枯れてしまいます。
植害中の雄大エゾシカ、沢の上からネックへワンショット、その場に崩れました。↓
画像

木の皮は1cm位の幅でも、ぐるっと一回り剥されると水が吸えなくなり、完全に枯れてしまいます。

エゾシカの食べる笹は、今年のように1月上旬から深い雪の下、、掘り出しやすい、南急斜面に集中、食べやすい所の笹は、食べつくし、葉の無い茎だけになり、仕方なく樹皮で飢えを凌いで春を待ちます。

捕獲した雄エゾシカの角、過日依頼があった日本刀鍛冶屋、刀匠からの依頼で、出来上がった日本刀の刀掛にちょうど良い物を送って欲しいとの事、早速輸送箱を作り、新潟までエゾシカ君の角が、第二の旅発ちになりました。↓
画像

エゾシカ解体用の専用ナイフの図面も添付したので、3月中旬には、4~5本出来てくる予定です。3月末までに捕獲した、エゾシカの角を取り付けて、牛革のシースを作って、と忙しい日が続きそうです。

画像
昨年刀匠の以来を受けて、エゾ鹿角を加工して取り付けた剣鉈の一部です、これも狩人の有効利用、仕事の一部です。


この記事のURL2010-02-23 21:08:11

2010221(日)

問い合わせが多い鹿タンの捌き

狩猟×19

問い合わせが多い鹿タンの捌き

最近、狩猟者、ハンターからの問い合わせが多い、鹿のタンの皮を上手く捌けない、どうやって剥ぐの?、冷凍するんですか?などと問い合わせが、多く来ています。

確かにエゾ鹿のタンは珍味です、数年前までは、食べているハンターは極少数でしたが、最近ブログや、鹿肉オークションに私が鹿タンを出品している関係で、食べてみようと言う狩猟者が増えてきたようです。昨日も、千葉県から、今日は千歳の方が、わざわざお電話で聞いて来た方も居りますので、一度画像を交えて紹介します。

画像
抜き取ったタンは、水洗いを済ませ、水分ふき取り、舌先を持ち、まな板に2~3回、たたきつけて中間の段差を伸ばします。(ここがポイントです)

画像
たたき付けたタンは段差が無くなり、伸びきっています。

画像
側面のぶよぶよした薄皮を剥ぎます。(剥がなくても軟いので食べれます)この画像は、たたきつける前です、舌皮の段差がはっきり見えます。


画像
魚の三枚下ろしの様に、根元の方からまな板と刃物の隙間を2mm位浮かすように舌先の方に包丁を滑らせて引き剥ぎします。

画像
このように剥ぎ、残った厚皮は丁寧に切り取り、薄切りにして、好みで塩コショウを軽く振り、フライパンで焼くと、タンの中の霜降り脂が出て、柔らかく、あの、美味しい塩タンで酒の肴、又、シチュー等の中に入れてじっくり煮込むのも美味しいです。


この記事のURL2010-02-21 23:27:17

2010215(月)

サンプルのお返し


サンプルのお返し

何時もお世話になっている帯広畜産大学様より、本日嬉しいプレゼントが届きました。

昨年暮れから、赤鹿と、エゾ鹿の交雑研究で、DNA検査研究をされている学生さんが居るらしく、捕獲したエゾ鹿肉のサンプルを30頭位ボランテイア提出をしていました。

本日助教授さんがお見えになり、6月末まで外国に行くそうで、昨日まで捕獲分のサンプルを受け取りに見え、サンプルの終了との事です。

お礼にと、「帯広畜産大学のオリジナルラベル」の高級十勝ワインを頂きました。

画像

数十年前にも帯広畜産大学の研究用にエゾ雷鳥の調査員の依頼を受けていた事が在り、数十羽の個体提出、巣や、雛の居る場所を案内した事が数年続けた事が在りました。


画像
この10cm丸のステーカーがその時、数枚頂いた物です。
大事に保管している物と、玄関、ジープ車等に貼っています。

当時オリジナルテレホンカードも頂いたのですが、今みたいに携帯電話が無く、ポケベルの時代で、ベルが鳴ると公衆電話に走り、テレカを使い切ってしまい、浅墓で悔やんでいます。

今回頂いたワインは地下室で数十年位い寝かせてから、昔こんな事があったな~・・・て、思いながら頂こうかなぁ・・・・。

それまで体持つんか?なんて思って居るのは誰ですか?・・・(笑)。


この記事のURL2010-02-15 20:45:48

<<
>>




 ABOUT
狩人
狩猟で得たエゾ鹿、羆「ひぐま」等の食肉処理場を保健所の許可を受けて営業しています、ひぐま肉やエゾ鹿肉は関東や関西の飲食店様にジビエのブームもあり長年同じお店からの依頼が多くなって居ます。最近はヒグマの脂や、ペットフードが良く、リピータの方が多くなり、ワンちゃん用のおしゃぶり角は超人気中。

ひぐま肉や、エゾシカ肉の缶詰なども人気が出ています。

性別
年齢60代以上
エリア帯広市
属性事業者
 GUIDE
狩人の蔵
住所帯広市西20条南4丁目51-5
TEL0155-36-2738
営業08:00 - 17:00
時間外電話確認で深夜でもOK
定休土曜、日曜、祝日(電話確認で販売可能)
 カウンター
2009-04-27から
333,895hit
今日:7
昨日:42


戻る