200967(日)

とかちダービー


重賞でも何でもないとかちダービーですが、ダービーウィークに便乗してちょっと紹介します!
「ダービーウィークPICK7」の最終戦でもありますからね。初心者向けにプレビュー!

出走表外部リンク

ばんえいの出走表でまず見たらいいのは斤量(ばんえい重量と言います)です。
たいていのレースは別定戦で、獲得賞金なり格付けなりに応じてハンデが付けられています。
とかちダービーは「別定4 番組編成会議において決定する」となっていますが、いずれにせよ
実績のある馬=重量が重い
となっています。

このレースでは
キタノタイショウ650kg
アオノレクサス 640kg
が重いですね。
でもって、スターオブドリームとジャングルソングが620kgで軽い。
あとは630kg(牝馬は-20kg)ですね。

この2頭が重いのはBG1イレネー記念の1着2着馬だから。
重賞で好成績を残すとこのように一気にハンデがきつくなります。そのため若いときに活躍した馬はその後サッパリなんてことも良くある話なのでちょっと注意が必要。

ただしこの2頭は前走270万下クラスで古馬と競って2着と好成績なので大丈夫なようです。
この2頭を中心にレースが進むと考えられます!


次にばんえいは同じような組み合わせでレースをすることが多いので対戦表も参考に。
今回で言うと3月の重賞イレネー記念と特別戦日通旅行杯が参考になります。
上の2頭が好成績なのは良いとして、問題はハンデが大きくなっているところです。この分今回苦戦するでしょう。
また、630kgの中ではワタシハスゴイ、コウドウフジ、アアモンドヤマトが好成績なのでチェックです。
このように重量毎に見ていくと分かりやすいのでは?と思います。
ちなみに620kgの2頭では実績的にスターが上かな?
そしてウイナーミミは休養明けで未知数ですが重賞馬でもあり怖い存在。

もう一つ出走表で分かるのは前走との重量差。
このテの特別戦では前走よりも重くなるのが普通。
例えばライトアームは前走600kgで今回630kg。
前走・前々走の600kgでさえイマイチなタイムで走っているため今回の増量は厳しいですね。
それに引き替え、キタノタイショウとアオノレクサスは前走からほとんど重量が変わっていませんし、自己条件で好成績なのでやはり信頼性が高いです。
もちろん信頼性が無くても、急に高重量適性をみせて勝つ馬もいますが・・・

あとはちょっと勉強すれば騎手の善し悪しも分かると思います。ばんえい競馬は駆け引きや障害がある関係で騎手の影響が平地競馬よりも大きいと言われています。


ばんえい中級者になるには出走表だけではだめです。
各馬の馬場適性が分かるようになるとさらに面白くなります。
おそらくこのレース雨で軽馬場になると思われますが、アオノレクサスは障害でリードをとるタイプなので軽馬場は苦手、牝馬3頭はキレのある動きなので軽馬場得意です。

また、1枠と大外枠は横に馬がいない分有利、とか隣に障害の上手い馬がいると登りやすいなどの噂もあります。

◎キタノタイショウ
○ワタシハスゴイ
▲コウドウフジ
△スターオブドリーム



200963(水)

大雨でした


大雨でした

第3回柏林賞優勝
ライデンロック 牡4歳 (重賞3勝目)
父エビスタイショウ 母ライデンホーキョク(母父キンカップオー)
北海道岩内郡共和町産 2005年5月3日生まれ
騎手・尾ヶ瀬馨 調教師・千葉均
馬主・田中猪之介 生産者・田中猪之介

オッズパーク杯と同じ、もしくはそれ以上の超軽馬場でのレースとなった柏林賞を制したのは圧倒的一番人気ライデンロック!
昨年度三冠で唯一とりのがしたばんえい菊花賞は、軽馬場でのハイペースにつかまりまさかの敗退でしたが、今回はしっかりと借りを返しました。
はたして今後、この馬の4歳三冠制覇を阻止する馬が現れるのか!?

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超軽馬場(8%以上くらい)の場合、馬の実力差が表に出てこなくなり、代わりに障害での仕掛けのタイミングや、第一障害から第二障害にかけて先行できるかが重要になってくるように思われます。
あまりはやく仕掛けすぎると障害を一腰で登れずドボン。
仕掛けが遅すぎた場合は末脚があっても前の馬に届かない。
と、特に人気の馬にはプレッシャーがかかると思います。

ただし20kg,30kgのハンデ差もほとんど意味が無くなりますので、ハンデ戦ではどっこいどっこいと言ったところでしょう。


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この日の10レースはフクイズミの休養明け初戦でした。

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660kgの軽量戦な上に軽馬場と言うことで全くフクには向いてない条件にもかかわらず1番人気になるあたりがさすが・・・
まあ、軽くて気持ちよく走れたのではないでしょうか。
つぎのレースで重馬場になってヘソを曲げられたりしても困りますが。

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またこのレースには「芸馬」で紹介したコーネルフジや、
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谷厩舎に転厩したペガサスプリティーも出てました。
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勝ったのは泡ふきを得意とするバンゼン。
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彼は全国放送に2回出演した元祖タレント輓馬です。



2009530(土)

柏林賞予想'09


柏林賞予想'09

写真はこないだ能研に受かったニューカツタローです。
スタート・障害・ラストとどれも申し分ない走りでした。特に障害の上がり方が上手かったです。
将来のダービー馬の期待がかかります!

さてそのダービーを含めた昨年度のクラシック戦線を戦ってきた強豪達が4歳三冠で再び激突!
BG3柏林賞

     実績 障害力 勢い +α
1キンセ  ×      ○   ○
2アカダ         ▲
3ウメノ     ▲   ◎   ▲
4カネヅ  △          △
5エース  ○  ○       ◎ 
6マルモ  ▲      ☆
7ニボス              ×
8スゴイ  ◎  ◎
9ロック  ☆  ☆       ☆
0スワロ     △   △

憎たらしいくらい9ライデンロックは強いです。
ばんえい大賞典、ばんえいダービーで大舞台で強いことは証明されていますし、前走も古馬一線級に引けを取らない走り、開幕初戦の前々走は2着でしたが1着馬とのハンデ差が減るのでこれも問題ないでしょう。
コイツの単勝を勝っておけばまあ間違いない・・・

と、誰もが思うでしょう。自分もそう思います。

でもそういうときこそ一攫千金のチャンス!
なぜなら強い馬が勝つとは限らないのがばんえいの醍醐味!
雨が降ればなおさらです。
穴馬を探してみましょう!!

気休め程度にしかなりませんが、三冠でロックが取りこぼしたばんえい菊花賞は負担重量700kgの軽馬場と言うことで今回雨が降ればこれに近い状況と言えなくもない・・・

まず人気しないと思われるのが1年以上前のイレネー記念以来パッとしない7ニシキボスと近走ビリが続いているカネヅル。
ニシキボスはちょっと厳しいけど(渋谷だし)カネヅルは怖いですよ!
なにしろ牡牝三冠を獲った3頭の内の一頭ですから!!
しかも今回は前走より10kg軽い荷物となります。軽馬場になって奇跡が起これば先行逃げ切り1着もあり得ます。
まあ馬券的にはオススメしませんが・・・
それでも夢を買いたい方はカネちゃんからどうぞ。

と言うわけでオススメ穴馬は次に人気しなさそうな1キンセイモンと10フレイムスワロー。最内と最外なのも○。
前哨戦とも言えるすずらん賞でそれぞれ3着・4着に食い込んできたあたり臭いです。ニオイます。

特にキンセイモンは今レース中唯一の最軽量。さらに昨年度の成長ぶりには目を見張るものがあります。2着付けとしてはもちろん、1着付けもおもしろいかもしれません。


・・・・とは言ったものの
◎9ライデンロック
○5ニシキエース
▲1キンセイモン
△8オレワスゴイ
結局ロックとエースが軸ですね。

本命
9→5

抑えで
5,9→1,2,6,8
6マルモスペシャルは末脚が良い馬ですロックに最近勝った唯一の馬だし。

そしてここから先は穴馬券!!
まさかのカネヅル逃げ切り(超大穴)
4→1,5,9

なんと松本秀が重賞初制覇(ちょっとオススメ)
1→2,5,9,8

エース・オレスゴが穴馬を連れてくる(ロックがこければコレ)
5→4,10
8→1,10

2が勝ったり3が連に絡んだらごめんなさいです。無駄に人気が出そうなのであえて切りました。ぼちぼち西謙一が重賞勝ってもおかしくはありませんが。



2009529(金)

芸馬

輓馬×16

芸馬

ばんえい競馬界で芸をする馬と言えば服部厩舎所属のこの馬
コーネル君です。

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彼は人を見るとベロを出します。普通馬は横にベロを出すのですが、ベロを出す度に厩務員さんが少しずつ真ん中にずらしていったとか・・・?

いまやベロ出しにこだわりを持つほどになっているようで、出ているベロの長さが長すぎたり短すぎたりしていると修正してきます。
こんどはぜひとも表彰式で披露して欲しいですね。


と、ここでコーネル君にライバル出現!
なんと重賞2着2回と世代トップクラスで活躍するこの馬

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コーネルフジ君です。
名前が似てるのは2頭とも父親がコーネルトップという馬だからです。

彼のウェルカム寝藁は表彰式では出来ませんがなかなかのもの。

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彼にもこだわりがあるらしく、誰もかまってくれなくなるとさらに大量の寝藁を口にくわえてホレホレ見てよコレと言わんばかりにアピールしてきます。
さらに口をモニュモニュして藁を左右に揺らしたり、このまま柵の間から鼻を出してきたりします。
意味不明ですが頑張ってほしいです。



2009523(土)

ウェスタンフェア


ウェスタンフェア

5月23・24日に(もう今日ですね)帯広市の岩内仙狭ちかくにあるD-J Ranch外部リンクでウェスタンフェアというお祭り(競技会?)があります。
先日競馬場で見事なナチュラルホースマンシップを見せてくださった方々の牧場です。

これがトレイルという競技。障害物走ですね。
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片手で馬を操作し、片手でチェーンを外したり付けたりします。
画像
棒をまたがないように横移動で抜けます

そしてバレルレーシング
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どうです?
面白そうでしょう。
格好さそうでしょう。
ちなみにばんえいのリッキーも来て馬橇に乗せてくれるそうです。

乗馬はブリティッシュしか知らないと言う人はホントもったいないと思います。
と偉そうなことを言ってる自分もウェスタン馬術について全然勉強していないのですが・・・

でも新しい馬と人との付き合い方を見るととても刺激になり、視野が拡がります!これは間違いない!!
特にナチュラルホースマンシップは馬と人の凝り固まってしまった関係をほぐしてくれるような気がします。

とにかくまずは見てみてください。
馬とのコミュニケーションはこの指示をしたらこう動くという形式張ったものではなく、互いの意志をくみ取ることによってこんなにも自由に、かつ目的通りに出来るものなのです。

また、ウェスタン馬術は牛追いの仕事がスポーツ化したものでもあるため、馬術を知らない人が見ても楽しめる競技です。ぜひ馬術を知らない人も見に行ってみてください。

自分もこれからどんどんウェスタン馬術の勉強をしていきたいと思ってます。

・・・・・でも残念ながら今回は別の行事がありウェスタンフェア行けなさそうです



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ハム
輓馬やポニーを愛でつつ、愛車Peugeot206S16のプー条ジョースケとともに東北の温泉を巡ったり巡らなかったりする日記

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でも帯広から東北に移住のためばんえい競馬の話はちょっとお休みなのね

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