旧ブログ(16)

洞爺湖から帰ってくる途中で立ち寄った
物産店で仕入れた青野菜です。

小松菜、しろ菜、春菊、ブロッコリー、ほうれん草、蕪、
北海道に限らず、ハウス栽培になる冬場は値上がりするので
この季節にはどうしても少なくなる葉野菜ですが
思いのほかお安くて料理長はホクホクでした。

しかも残留農薬にまで気を配った特別栽培の野菜です。

青野菜が少なくなると
お料理も茶色系が多くなって来ますが
この三連休は青物もたくさんお出しできそうです。

もちろん本日もです。
11時よりお待ちしております。

以平町のご近所の農家さんから
豆とつい先ほど採れたばかりのお野菜を分けていただきました。
新鮮そのもののお野菜です。


「フードマイレージ」という言葉があります。

食べ物の輸送量と輸送距離を定量的に把握するための言葉ですが、
エネルギー効率や環境への負荷を考える上では
適地適作・地産地消が最善という考え方を裏付けるために使われる数字です。


そういう意味においては、この十勝で採れた食材を
ふんだんに使えることは本当に大事なことですね。

輸送距離1マイル、なんてことは
都市部で飲食店をしていると不可能ですから。

料理長ががんばって美味しく調理させていただきます。

コリンキーというお野菜を料理長が仕入れてきました。

カボチャの仲間で黄色いお野菜ですが
カボチャと違って皮が柔らかく
サラダにしても食べられることから
サラダカボチャなどと呼ばれることもあるようです。

ビタミン、βカロチンなども豊富なお野菜です。

「美味しさの秘密はね、教えてあげないよ、ジャン♪」

なんてコマーシャルが昔ありましたが
もちろん食材につきましては
教えてあげないなんてことはありません、はい。
折に触れてご紹介していきたいと思います。

ともあれこのコリンキー、コリコリとした食感が特徴です。
一度お試しください。

子供のころにポパイというアニメがありました。

オリーブという恋人を巡って
ブルートという大男と戦うアニメですが
ピンチになるとほうれん草の缶詰を食べていました。

ほうれん草の缶詰を開けてもぐもぐとほうれん草を食べた瞬間
力こぶモリモリで一気に強くなりブルートをやっつけるわけです。

それを見て、子供心に
「ほうれん草ってすごい野菜なんだ」
といつも思っていました。

そのせいで今でもほうれん草が好きだったりします。

ところが世の中は広いもので
ほうれん草よりもっと栄養価の高い野菜があるようです。



「空心菜」

というそうですが、ビタミンA群B群C群などが
ほうれん草の2～5倍もあるだけでなく
カリウムやβカロチンなども豊富で血糖値を下げる効果まであります。

以前ご紹介したアイスプラントに匹敵する栄養価の高さですね。
もちろん安心の十勝産です。

とても歯ごたえの良い野菜なので
中華料理などでは炒めて使われることが多いようですが
今日はゴマ和えにしてみました。




ご存知のとおり、ゴマもとても優れた食材です。
一度お試しください。

人にとって必要不可欠な酸素ですが
逆に「酸化」というのはなかなか厄介なものでもあります。

人にとってもそれは同じで
老化というのはある意味では酸化でもあります。
細胞が酸化することで機能が低下するわけですね。

鉄が酸化して(錆びて)ボロボロになるように。

生命活動をしている限り
それは避けようがないことでもありますが
少しでも遅らせていくために

「抗酸化」

の働きを持つ食品が注目されています。

その一つが「リコピン」です。
そのリコピンを豊富に持つ「高リコピントマト」を
料理長が仕入れてきています。

甘みがあっておいしいトマトで
美容と健康のお手伝いができれば幸いです。

本日は団体様のご予約が入っており
ご案内できるのが13時以降になりますが
明日以降のご予約ももちろん承っております。