20201123(月)

新得町・拓鉄公園


新得町・拓鉄公園

 新得駅から帯広方面へ向かう際、いつもと違うルートを通って見つけました。こんな公園があったんだ~。知りませんでした。

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 拓鉄と言えば十勝人にはおなじみ、北海道拓殖鉄道のことですね。今では拓バスの会社として認識されているのかもしれませんが。

 鉄道の由来書があったので、以下に抜き書き(一部省略・補筆)します。


 …この鉄道計画は、国鉄新得駅を起点に屈足、鹿追、士幌、上士幌を経由し、終点を国鉄池北線足寄駅に接続させるもので、大正10年に出願、翌々12年に鉄道大臣の認可となった。
 大正14年、第1期工事として新得~鹿追間の敷設に着手、昭和3年鹿追までの営業運転が開始された。
 敷設工事はさらに進み、中音更そして昭和6年上士幌まで延伸し営業運転がなされたが、開業当初から赤字経営が続いた。
 昭和21年以降、戦後の混乱期の中で、路線の縮小・廃止を実施するものの諸事情が重なり、健全経営には困難性を極め、昭和43年全線廃止に至った。

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 …旧本社地は、拓殖鉄道の歴史とともに新得町民の憩いの場として永く後世に利用されたい主旨で、平成6年町に寄贈され、公園として整備された。


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 公園内には、展望台や池、神社まであるのにはびっくりしました。

 公園内の一角にある拓バスさんの事務所を訪ね、歴史的なことや駅舎・鉄道の位置関係など詳しく教えていただきました。ありがとうございました。


 以前の当ブログで紹介したことがありますが、この拓鉄さんの小さなマッチ箱のような車両に1度だけ乗ったことがあります。
 幼少の頃だったので乗ったという記憶だけで、他のことはほとんど憶えていませんが、屈足から新得まで確かに乗りました。


 新得駅から線路と並行する駅前の道路を帯広方面に行くと、歩いて10分くらいでT字路に突き当ります。そこが拓鉄公園です。






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食いしん坊主
日本全国を歩き回り、美しい風景を写真に撮り、美味しいものを食べ(特にラーメン・日本そばなどの麺類)、地酒を飲み、合間には山菜・キノコ採りを企んでいます。ちょっと欲張りかも…。

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