健康(56)


2017912(火)

脳の入力と出力

健康×56

脳の入力と出力

私たちの日々の活動は、主に「入力」と「出力」に分けられます。



入力というのは、視覚や聴覚などの五感を通して情報を取り入れることであり、本やテレビを見たり、音楽を聴いたり、今みなさんがこのブログを読んでいるような行動を指します。



一方、出力とは手や口を通して動作を遂行することで、スポーツをしたり、日記を書いたり、人前でしゃべったりするような行為がこれにあたります。



私がいまこのブログを書いているのも、出力です。



つまり、みなさんにとってこのブログは入力するための媒体であり、私にとっては出力するための媒体となります。







さて、普段の生活において、入力と出力のバランスはどのようになっているでしょうか。



インターネットで全世界と瞬時に繋がり、あらゆる情報を手に入れることのできる現代は、どうしても入力が過多になりがちです。



でも、実際には、入力と出力の双方のバランスがとても大事です。



というのは、私たちの生活は、

情報を手に入れる(入力)

⇒その情報をもとに行動を起こす(出力)

⇒行動がどうだったか検証する(フィードバック)

⇒より質の高い情報を取りに行く(入力)



というように、入力と出力がグルグル循環しながら成り立っているからです。



私たちの仕事でいえば、



オステオパシーのセミナーに参加したり、本を読んで勉強する(入力)

⇒学んだことを実際の施術に生かす(出力)

⇒患者さんの反応はどうだったか、効果はあったのかを検証(フィードバック)

⇒もっと効果を高めるに、セミナーに参加したり、必要な本を読む(入力)



という感じです。



つまり、いくら情報入力をしていても、その情報を発信したり、動作として一旦外に出さないことには、何の意味もありません。



よくテレビや本で、いろんなダイエット法や健康法が取り上げられていますが、これらをただ知っているだけでは何の価値もなく、実際に自分で実践してみてはじめてそれが自分の身体に合っているのか、本当に効果があるのか、ということがわかります。



ちなみに余談ですが、健康法や食事法などは1日,2日試しただけで効果が出るなんてことはありえません。



身体はそんなに単純にはできていないので、食事改善であれば少なくとも1か月は続けてみて、その上で検証する必要があると思います。



話が逸れましたが、脳を鍛えるという意味でも、一度普段の自分の生活を振り返り、入力と出力のバランスを意識してみると良いかもしれませんね。





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2017911(月)

睡眠の質を上げるための習慣

健康×56

睡眠の質を上げるための習慣

睡眠には、心身を休めたり、記憶を脳に定着化させたり、ホルモンを分泌して代謝を促進したりするなど、様々なミッションがあります。



これらの効果をより大きくするには、睡眠時間という「量」よりも、どのくらい深い眠りにつけるかという「質」の要素が重要になってきます。



では、睡眠の質を高めるにはどうしたらよいのか。



今日は、意識さえすれば誰にでもできる習慣について書きたいと思います。



まず、日中の覚醒状態と夜間の睡眠状態において、私たちの身体の中で何が起きているのかというと、昼と夜とでは交感神経と副交感神経という2つの自律神経が切り替わっています。



日中は交感神経が優位になり、筋肉を緊張させたりと活動的な状態を作り上げていますが、夜になると徐々に副交感神経が優位となり、心身はリラックスし休息状態に入っていきます。



不眠の方の場合、夜になっても交感神経が優位の状態のままとなっており、心身が緊張状態にあるためなかなか寝付くことができないと考えられています。



では、この自律神経の切り替えをスムーズにするにはどうすればよいのか。



その一つのカギとなるのが、「メラトニン」という脳の松果体から分泌されるホルモンです。



メラトニンは、「睡眠ホルモン」とも呼ばれますが、その名の通り、分泌されると副交感神経が優位になり、脈拍、体温、血圧は低下し、自然と睡眠状態に入っていきます。



メラトニンは、光と深い関係があり、日中は光を浴びることでその分泌が抑制され、覚醒状態を保ちます。



そして、起床から15~16時間後の夜間に最大量になり、睡眠を誘発するという仕組みになっています。




つまり、睡眠にはこのメラトニンの作用が必須であり、メラトニンが正常に分泌されるためには、日中は太陽の光を浴び、夜間は極力強い光を受けないようにすることが大切なのです。



ですから、朝はウォーキングなどをして太陽の光をいっぱい浴び、寝る前はスマホをいじったり、長時間テレビを見るのはできるだけ控えるべきでしょう。



また、睡眠中は身体の深部体温が下がっているのですが、入浴をすると効果的に深部体温が低下するので、夜はシャワーではなくゆっくりとお風呂に入るのもおすすめです。



正確には、入浴直後は一旦深部体温は上がりますが、その後徐々に下がっていき、入浴後90分以降は入浴前よりもさらに低下していくと言われています。





なので、理想は就寝する90分前くらいに入浴するのがベストといえますが、なかなか毎日同じ時間に入浴するというのも難しいと思うので、まずはゆっくりと湯船に浸かるというだけでも良いと思います。



その他、夕方以降はカフェインの摂取を控える、夜は激しい運動は控える、などということも、質のよい睡眠を得るという意味では、意識したほうが良いでしょう。



毎日の睡眠を良質なものにするためにも、できることから始めていきたいですね。





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201799(土)

睡眠と記憶の関係

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睡眠と記憶の関係

睡眠と記憶の間には密接な関わりがあります。



昨日の記事で書いたように、私たちは眠りに入るとレム睡眠とノンレム睡眠を交互に繰り返しているのですが、その過程で記憶が脳に定着化するということが明らかになっているのです。



実はこれは、睡眠に課せられた重要な役割ともいえます。



記憶といっても、単にテストのために暗記するような記憶だけではありません。



自転車の乗り方やスポーツの技術を習得するときのような体験的な記憶も含まれます。



そう考えると、様々な分野において、日々成長し、進歩し続けるためには、毎日の睡眠が大きなカギを握っているといっても過言ではないかもしれません。



「何日に何をした」というような日記的な記憶はエピソード記憶と呼ばれるものですが、これはレム睡眠とノンレム睡眠の両方によって固定されます。



また、身体で覚える体験的な記憶はレム睡眠中に定着します。



レム睡眠とは、身体は休息しているけれど脳は起きている状態で、人はこの時によく夢を見ています。



研究的にも、睡眠時間を十分に確保したほうが、スポーツのパフォーマンスが向上した(バスケットボールでいうとフリースロー成功率が上がった等)というデータがあります。



もう一つ、睡眠の働きに関して重要なのが「嫌な記憶を消去する」という作用です。



眠ってから最初に訪れるのがノンレム睡眠(脳も身体も休息している状態)ですが、この最初の90分の間に人はネガティブな記憶を無意識的に削除しているといわれています。



私自身そうなのですが、「嫌なことがあっても寝たら忘れる」というタイプの人はよくいますよね。



実は、これは脳の働きとして実際にあるようです。



怒りや不安の感情があるとどうしても寝つきが悪くなったり、眠りが浅くなってしまうことが多いのですが、本当はそういう時こそぐっすり眠る必要があるのです。



このように、睡眠と記憶は切っても切れない関係にあります。



次回は、良質な睡眠にするためにできることについて書きたいと思います。





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201798(金)

睡眠の質は最初の90分で決まる

健康×56

睡眠の質は最初の90分で決まる

睡眠には、レム睡眠(脳は起きているが身体は眠っている状態)とノンレム睡眠(脳も身体も眠っている状態)の2種類があり、これを交互に繰り返しています。



上の図のように、寝付いたあと最初に訪れるのがノンレム睡眠ですが、実はこのはじめの90分間のノンレム睡眠が、睡眠の中でも最も深い眠りであることがわかっています。



そのため、「眠りが浅い」「日中眠たくてしょうがいない」という人にとっては、最初の90分間の睡眠をいかに良質なものにするかが重要であり、それが不眠から脱するカギになると考えられています。



よく、夜の10時~午前2時は『肌のゴールデンタイム』と言われていますが、これは成長ホルモンの分泌と関係しています。



成長ホルモンはその名の通り、子どもの成長に関与するのはもちろん、大人にとっても細胞の増殖や新陳代謝を促進する作用があるため欠かすことのできないホルモンです。



この成長ホルモンの分泌が、最初の睡眠の90分間にもっとも多く分泌されるため、この時間帯に質の良い眠りにつくことがアンチエイジングにつながると考えられているわけです。



最初の90分間の眠りが浅ければ、成長ホルモンは正常に分泌されません。



つまり、単に睡眠時間を多くとれば良いというわけではなく、「睡眠の質」がより重要になってきます。



逆に言えば、短い睡眠時間しかとれなくても、最初の90分間に深い眠りにつくことができれば、それは質の高い睡眠となります。



睡眠は1日の約3分の1を占める大切な時間であり、心身のコンディションや日中の覚醒状態を左右します。



できるだけ良質な睡眠をとり、それを継続することが健康な身体をとりもどすきっかけになると思います。





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201797(木)

ストレスと不眠の関係

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ストレスと不眠の関係

当院には、不眠症で悩まれている方も多くみられます。



オステオパシーでは、頭蓋骨や脳に働きかけて、脳脊髄液や血液の流れを取り戻すようアプローチすることが多いのですが、不眠症を引き起こす一つの要因としては「ストレス」の影響も無視できません。



ストレスと不眠の関係の裏には、まず自律神経系の影響があります。



自律神経系には、活動的なときに優位に働く交感神経と、リラックスしているときに優位に働く副交感神経の2つがあります。



ストレスを受けると、交感神経の緊張が高まり、呼吸数や心拍数が上昇し、筋肉は緊張状態となります。



通常、睡眠中は副交感神経優位の状態となっているので、逆に交感神経が優位になっている状態は、不眠を招く原因になります。





もうひとつ、不眠には内分泌系の影響も考えられます。



内分泌とはホルモン分泌のことをいいますが、ストレスを受けると、その刺激は脳の部床下部へと伝わり、ストレスホルモンと呼ばれる副腎皮質ホルモン、コルチコトロピンが下垂体から分泌されます。



このストレスホルモンには睡眠を抑制する作用があります。



また、内分泌系と自律神経系は相互に関連しながら身体の機能の調整をしていますが、このストレスホルモンの分泌により交感神経が刺激されるので、眠ろうと思っても身体はリラックスすることができなくなってしまいます。



「明日の試験が不安で眠れない」「旅先でなかなか寝付けない」というのは一時的なストレスですから、それが終わればまたいつものように眠れることが多いのですが、人間関係の悩みや不安などは、長期的なストレスとして身体に影響を与えるので、慢性的な不眠症を招く可能性があります。



夜はゆっくりとお風呂に入り、寝る前は極力スマホの使用は控え、音楽を聴いたりアロマの香りを楽しむなど、できるだけ心身をリラックスさせることが望ましいと思います。






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